論語に学ぶ

『論語塾』

ブログ「福島・北茨城の旅」に書いたように、全互連総会オプションの観光ツアーに参加していましたが、東京を経て、北九州に帰ってきました。6日の午後、小倉のサンレー本社の社長室に着くと、『論語塾』のブックレットが刊行されていました。 ブックレット…

思いやりが基本

「論語塾」の第12回は、「思いやりがすべての基本」です。 1年間にわたって『論語』について話してきましたが、今回で最終回となります。 孔子が一番言いたかったことは「思いやり」の大切さではないでしょうか。「思いやり」をブッダは「慈悲」、イエス…

人生を設計する

「論語塾」の第11回目は、「人生を設計する」です。 今年の2月10日、北九州市が市制50周年を迎えました。 わたしも、もうすぐ50歳の誕生日を迎えます。 「リビング北九州」2013年4月5日号 50といえば「知命」の年とされますね。 これは、『…

親の葬儀は人の道

「論語塾」の第10回目は、「親の葬儀は人の道」です。 新年早々に妻の父親が亡くなり、実家がある広島県で通夜と葬儀を営みました。 孔子が開いた儒教では、親の葬儀をあげることを「人の道」と位置づけました。 それを人生の最重要事とした人物は、孔子の…

親に対する礼とは

「論語塾」の第9回目は、「親に対する礼とは」です。 新年早々、妻の父親、つまり義父が亡くなりました。 子どもや孫たちに最大の愛情を注いだ77年の生涯を終えた義父に対して、わたしは「長い間、ありがとうございました。そして、お疲れ様でした」と心…

リーダーになるために

「論語塾」の第8回目は、「リーダーになるために」です。 昨年末の衆議院選挙は多くの政党が乱立し、さまざまな政策を掲げた熱い選挙でした。新聞などでは「誰が次の総理大臣にふさわしいですか」などのアンケート調査も行われました。その結果を見ると、日…

信用される人になろう

「論語塾」の第7回目は、「信用される人になろう」です。 「信用第一」とよく言われますが、たしかに人間社会で「信用」ほど大切なものはありません。 孔子は、有名な次の言葉を『論語』に残しています。 「人として信無くんば、其の可なるを知らざるなり。…

友人について考える

「論語塾」の第6回目は、「友人について考える」です。 豊かな人生を送るために、友人の存在はとても大切なものですね。 どんなにお金があっても、どんなに長生きをしても、友人のいない人生はさみしい。 まさに、友人は人生の宝物のような存在と言えるでし…

幸せに生きるために

「論語塾」の第5回目は、「幸せに生きるために」です。 わたしは、冠婚葬祭の会社の社長を務めています。 経営者として座右の銘にしている『論語』の言葉をご紹介します。 「リビング北九州」2012年9月29日号 「君子は義に喩り、小人は利に喩る。」…

和とは何か

「論語塾」の第4回目は、「和とは何か」です。 孔子は、「何をするのも、まずは元気であることが大事」と考えていました。 とはいっても、自分の健康にばかり気をつかっていればよいというものではありません。 周囲の人を大事にするという心も忘れないよう…

まずは健康から

「論語塾」の第3回目は、「何をするにも、まずは健康」です。 孔子は、「何をするのも、まずは元気であることが大事」と考えていました。 いくら学ぼうという向上心があっても、病気ばかりしていては、学問を継続するのは難しいからです。だから、学問をす…

人は学問で成長する

「論語塾」の第2回目は、「人は学問で成長する」です。 「何かを学ぶ」「勉強する」と聞くと、みなさんは、どう思われますか。 もしかしたら、会社からの命令で、個人的にいらない資格を取ったり、試験のために知識をつめこんだりなど、イヤイヤやらされる…

『論語』への招待

このブログのタイトルは「天下布礼日記」です。 「天下布礼」とは「礼」の思想を広く世に知らしめることです。 「礼」は孔子が重んじたもので、『論語』には「礼」という言葉がたくさん登場します。 やはり、わたしの原点は『論語』であり、生きる指針は孔子…