天下布礼日記1周年

いま、北陸の和倉温泉加賀屋に宿泊しています。
2月14日になりました。そうです、今日はバレンタインデーです。
そして、「佐久間庸和の天下布礼日記」が開始から1周年を迎えました。この記事で455本目となります。もうひとつの「一条真也の新ハートフル・ブログ」も1周年を迎えますが、こちらは482本目の記事をアップしました。とうとう、1年間、2つのブログを毎日アップし続けてしまいました。本当に「ヘッポコ二刀流」がここまで続くとは思わず、自分でも驚いています。


いつも「天下布礼日記」をご愛読いただき、感謝いたします



天下、つまり社会に広く人間尊重思想を広めることがサンレーの使命です。
わたしたちは、この世で最も大切な仕事をさせていただいていると思っています。これからも冠婚葬祭を通じて、良い人間関係づくりのお手伝いをしていきたいものです。
また、わたしが大学で教壇に立つのも、講演活動を行うのも、本を書くのも、さらには庸軒として道歌を詠むのも、すべては「天下布礼」の一環であると考えています。



そして、「礼業」および「ホスピタリティ・カンパニー」をめざすサンレーの本業は冠婚葬祭互助会。いま、冠婚葬祭互助会の社会的役割と使命が問われています。
わたしは、互助会の役割とは「良い人間関係づくりのお手伝いをすること」、そして使命とは「冠婚葬祭サービスの提供によって、たくさんの見えない縁を可視化すること」だと思います。そして、「縁っていいなあ。家族っていいなあ」と思っていただくには、わたしたち冠婚葬祭業者が本当に参列者に感動を与えられる素晴らしい結婚式やお葬儀を1件、1件お世話させていただくことが大切だと思います。



その上で、互助会が新しい社会的価値を創造するイノベーションに取り組めば、無縁社会を克服することができるのではないでしょうか。
「豊かな人間関係」こそは冠婚葬祭業のインフラであり、互助会は「有縁社会」を再構築する力を持っています。わたしたち日本人が心豊かになるためには互助会の存在は不可欠であると、わたしは心の底から信じています。
互助会のサンレーの社長としても、このブログでは発言してきました。



また、このブログでは、サンレーという会社の雰囲気も伝えてきました。
その結果、わが社の社員のみなさんが、社長であるわたしの考え方をよく理解してくれるようになりました。これまでも、社長訓示であるとか、社内報でのメッセージなどにおいて、ずいぶん社内向けのメッセージは発してきたつもりです。でも、それらとは比べ物にならないほど、ブログの効果は絶大でした。みんな、わたしのブログを読んで、わたしの考えや想いを知り、理解し、あるいは共有してくれるようになりました。



まあ、わたしの居場所が明らかになってしまうのと、私生活が少々知られてしまうデメリット(笑)を除けば、ブログというのは本当に社長と社員のコミュニケーション手段として優れていると思います。また、各種の朝礼、責任者会議、進発式、懇親会、忘年会、新年会、社員旅行などの社内行事についても、ブログに思い出の写真を掲載すれば、みんなの「こころ」がひとつになります。



もちろんブログを書くことだけがわたしの仕事ではありません。
わたしは、ブログ中毒でもネット中毒でもありません。
来るサンレー創立50周年のさまざまなプロジェクトに向けてますます忙しくなっています。また昨日、全互連の新藤喜信会長がサンレー本社にお越しになり、わたしに重大なミッションを授けて下さいました。まだまだ未熟者ですが、これからは少しでの業界のためにお役に立ちたいと考えています。



ということで、これからわたしは非常に忙しくなります。
ブログもなかなか更新できないでしょうし、毎日書くことも難しいと思います。
あくまでも無理のないペースで、このブログを続けていくつもりです。
ということで、今後とも「天下布礼日記」をどうぞよろしくお願いいたします!


今後とも、よろしくお願いいたします!



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2014年2月14日 佐久間庸和