２０日の午前７時に、わたしのケータイにショートメールが届きました。
見ると、マリエールオークパイン小松の伊藤充支配人からで、「佐久間社長、今日は２７回目の結婚記念日ですね。本当におめでとうございます。社長ご夫妻の、益々のご健康とご多幸をお祈り申し上げます」と書かれていました。伊藤支配人、いつもありがとうございます！
そう、今日はわたしの結婚記念日なのですが、わたしは東京に来ています。
全互協の理事会、國學院大學オープンカレッジ、冠婚葬祭総合研究所の客員研究員会議および懇親会、脱稿した『儀式論』の打ち合わせなど、予定が目白押しであります。
オープンした「東京ガーデンテラス紀尾井町」
東京といえば、東京ケチ事は困ったものですね。あの人、北九州市の出身ですが、地元では「北九州の恥」とか「八幡の恥」とか言われていますよ。今日も釈明会見ならぬ定例会見が開かれるようですが、もう辞職すべきではないでしょうか。前の都知事も５０００万円でつまずきましたし、次の知事はお金に汚くない方がいいですね。
改めて、「石原さんや安倍さんや麻生さんは育ちがいいよなあ」と思う次第です。
その東京、２０２０年の東京オリンピックに向けて、どんどん変化しています。
まず、わが定宿がある赤坂に「東京ガーデンテラス紀尾井町」がオープンしていました。
グランドプリンスホテル赤坂の跡地に建てられました
「東京ガーデンテラス紀尾井町」を背に
場所は、グランドプリンスホテル赤坂跡地です。
グランドプリンスホテル赤坂といえば、２０１１年３月１１日の東日本大震災の発生時にサンレーグループの佐久間進会長が宿泊していました。あの日、死者を出した九段会館で開催されていた観光業界の会議に参加していた佐久間会長は、命からがら同会館から脱出しましたが、そのまま帰泊難民となり、九段から赤坂見附まで徒歩で帰ったのでした。あの赤プリが生まれ変わったのです。東京都の指定有形文化財である旧李王家東京邸（旧グランドプリンスホテル赤坂旧館）を保存しつつ、オフィス・ホテル・商業施設・カンファレンスからなる「オフィス・ホテル棟」と賃貸住宅である「住宅棟」の２棟が建設されています。
オープンした「東急プラザ銀座」
「東急プラザ銀座」の入口前で
さて、１９日の夕方、わたしは某新聞社のデスクと新連載（正式に決定しましたら、当ブログで報告させていただきます）の打ち合わせをするために銀座に向かいました。
銀座には「東急プラザ銀座」がオープンしていました。銀座最大級の大型商業施設で、晴海通り・西銀座通り（外堀通り）・みゆき通り・数寄屋通りに囲まれた、銀座・数寄屋橋交差点の一角に立地し、東京メトロ銀座駅と地下コンコースで直結しています。
レストラン＆カフェもたくさん入っています
「アポロ」の前で
「東急プラザ銀座」のコンセプトは「Ｃｒｅａｔｉｖｅ Ｊａｐａｎ〜世界は、ここから、おもしろくなる。〜」で、数階ごとにテーマを設け、ファッション・雑貨・レストラン・カフェ・免税店を配置しています。そこで今、一番の話題となっているお店が、最上階である１１階にある「アポロ」です。日本初上陸するオーストラリア発の大人気モダンギリシャレストランですが、大変な人気です。新鮮な食材を活かし、オリーブオイルをたっぷり使ったヘルシーな世界無形文化遺産ギリシャ料理をモダンにアレンジしています。
「アポロ」からの銀座の眺め
高級ブランドショップも見えました
あ、上空に月が・・・・・・
満月は２２日（日）です
この「アポロ」で、新聞社の方とディナーを楽しみました。
なかなか予約が取れない超人気店ですが、新聞社のルートでお願いしたのです。
店内はガラス張りで、銀座の街が一望できます。エルメスやグッチなどの高級ブランドショップもよく見えました。そして、まだ明るい空には白い月が浮かんでいました。だいぶん月は満ちていましたが、満月は２２日の日曜日です。その日は、わたしの母校である小倉高校の同窓会総会が開催される日です。カレンダーに記入しておかないといけませんね。
ギリシャの食前酒は４０度！
ジャガイモ料理が美味しかったです
「アポロ」では、ギリシャ料理のフルコースを食べたのですが、アルコール度数４０度の食前酒（ギリシャの蒸留酒）が美味しかったです。ちょっとドナンみたいな味でした。その後のギリシャのスパークリングワインも飲みやすかったです。ただし、料理が全体的に塩辛く感じました。特にオリーブが血圧が急上昇しそうなぐらい塩辛かったですね。メインのラム肉もほとんど残してしまいました。ギリシャでは定番料理だそうですが、日本人のわたしにはちょっと苦手な味でした。料理で一番美味しかったのは、ジャガイモでした。
ブログ『神話と古代宗教』で紹介した本をはじめ、ここ最近、ギリシャ神話に言及した本をたくさん読んできたので、その意味でも、ギリシャ料理を体験できて興味深かったです。
このように日々変化を続ける東京ですが、わたしにはぜひ行ってみたい場所があります。
それは、いま熱い注目を浴びている「龍宮城スパホテル三日月」です。
ＨＰを開いてみると、ありゃ、ここは東京都じゃなくて千葉県か！
まあ、いいや。それにしても、ケチ事が家族旅行を楽しんだというこのホテルに、わたしもいつか家族と行ってみたいものです。もちろん、自費で。（笑）
＊よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。
２０１６年５月２０日 佐久間庸和拝
