客員研究員会議

20日の夕方、東京・神谷町の森ビル40番に向かいました。16時半から、同ビルに入っている冠婚葬祭総合研究所で開催された客員研究員会議に出席したのです。國學院大學の石井研士副学長、国立歴史民俗博物館の山田慎也准教授、双日総合研究所吉崎達彦チーフエコノミスト、韓国大田保健大学の張萬石教授らとともに意見を交換させていただきました。


冠婚葬祭総合研究所が入る森ビル40番

森ビル40番の前で

客員研究員会議が行われました

客員研究員会議のようす



会議の中で客員研究員の近況報告および研究所への要望を述べる機会がありました。
そこで、わたしは以下のようなことを申し上げました。
●研究テーマに「グリーフケア」を加える
●地域における互助会の祭り支援をプロデュースする
●城下町や祭りの盛んな地域における冠婚葬祭の意識を調査する
●神前結婚式と離婚率の関連性を調査する
●結婚披露宴、葬儀の費用、慶弔金などの全国調査を行う
●最終的に冠婚葬祭博物館の設立をめざす


活発な意見交換が行われました

わたしも意見を述べました



他の方々のお話もすべて興味深く、大変勉強になりました。石井副学長や山田准教授は「互助会の社史やパンフレット類は宝の山であり、それらの収集および管理が必要」と言われていました。また、張教授は「日韓中による冠婚葬祭シンポジウムを開催する」というアイデアが出されました。実現したら、わたしもぜひ出演したいです。
冠婚葬祭総合研究所の活動や調査内容はすべて互助会業界へとフィードバックされます。また、業界へのフィードバックは、実際に互助会を経営しているわたしの役割であると自覚しています。この日は非常に有意義な意見交換を行うことができました。
会議終了後は、東京芝とうふ屋「うかい」で懇親会が開かれました。



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2016年5月21日 佐久間庸和