古賀紫雲閣竣工式

9日の福岡県は雨でした。11時より、「古賀紫雲閣」の竣工式が行われました。
場所は福岡県古賀市花見東六丁目9番10号で、元は「ユニクロ」の店舗でした。
サンレーグループとして、福岡県内で35番目、全国で64番目(いずれも完成分)の紫雲閣となります。スズキ設計さんのデザインだけあって非常に洗練された施設に仕上がりました。
まるで美術館のようでもあり、ホテルや高級旅館のようでもあります。


完成した「古賀紫雲閣」の外観

まるで美術館のようなロビー

高級マンションのような控室

高級ホテルのような休憩室

たくさんの胡蝶蘭が届いていました



神事の進行は、サンレー総務部の國行昭年部長が担当しました。神事は地元を代表する由緒ある神社である「五所八幡宮」の渋田直知宮司にお願いしました。五所八幡宮は、神功皇后三韓御神幸のみぎり、竜輿を休められた所と伝えられています。神域には、神木の樫をはじめ1000年をこえる楠の大木などが繁り、森厳幽遂にして神々しい限りです。
開式の後、修祓之儀、降神之儀、献饌、祝詞奏上、清祓之儀を行いました。


いざ、儀式の場へ!

竣工式会場の神饌

竣工式のようす

一同礼!

竣工式のようす

祝詞をあげる五所八幡の渋田宮司



それから、玉串奉奠です。最初に主催者である株式会社サンレーの社長であるわたしが玉串を奉奠しました。それから、株式会社ズズキ設計の鈴木崇正社長、大和ハウス工業株式会社福岡支社流通店舗事業部の高吉忠弘部長、サンレー北九州本部長の橋本洋介常務、執行役員で北九州本部紫雲閣事業部の祐徳秀信部長が次々に玉串を奉奠しました。その後、撤饌、昇神之儀、そして閉式と、滞りなく竣工清祓神事を終えました。


最初に玉串奉奠しました

主催者挨拶をしました

感謝の言葉を述べました



そして、主催者挨拶です。わたしは施主として次のように挨拶しました。
「このように立派なホールを建設できて、本当に嬉しく思います。これで、会員様に満足のゆくサービスを提供することができます。このたびの熊本地震には、いろいろと考えさせられました。この地震により、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された方々の不安や心配や苦悩が少しでも軽減されることを心からお祈りいたします。人生、何が起こるかわかりません。『今日』という日が『残された人生における第1日目』という意識を持ちながら、ぜひ、新施設で最高の心のサービスを提供させていただき、この地の方々が心ゆたかな人生を送り、人生を卒業されるお手伝いをさせていただきたいと願っています」


古賀市の素晴らしさについて話しました

白砂や松は青々 山みどり 古賀にたなびく雲は紫



それから、わたしは古賀市について次のように話しました。
古賀市は福岡県の北西に位置しています。古代より栄え、古墳時代には400基以上の古墳が確認されています。市の東部には犬鳴山系が南北に連なり、緑深き山々を水源として発する大根川と青柳川は、肥沃な平野を作りながら合流して花鶴川となって玄界灘に注ぎ、白砂青松の海岸を作っています。山と川、海に育まれ豊かな自然環境にあります」
そう述べた後、わたしは以下の道歌を詠みました。



白砂や松は青々 山みどり 
        古賀にたなびく雲は紫(庸軒)



「カラフルなイメージで、印象派の絵画のような歌ですね」と好評でした。
その後、津田佳明支配人より、この地の方々の人生の卒業式を心をこめてお世話させていただき、地域に愛される会館をめざしますという力強い決意を受け取りました。
決意表明の後は、参加者全員で集合写真を撮影しました。


直会のようす

直会でも挨拶しました

渋田宮司の発声で神酒拝戴しました

渋田宮司とお話ししました



集合写真を撮影した後は、直会(なおらい)に移りました。
この日は佐久間会長がミャンマー出張で不在でしたので、わたしが直会の冒頭で挨拶しました。わたしは「古賀は福岡市にも近く、これから大きな発展が予想されます。ぜひ素晴らしい施設で最高のサービスを提供させていただきたいと思います」と述べました。
続いて、由緒ある五所八幡宮の渋田宮司が挨拶をされました。
渋田宮司は「この施設が大成功されることを祈念いたします」と述べられました。
それから、渋田宮司の乾杯の発声で宴がスタートしました。
わたしは渋田宮司とお話しさせていただきましたが、五所八幡宮さんは鎌倉時代から続き、現在の宮司様で39代目だそうです。昔は渋田家が地頭だったとか。あの「泣く子と地頭には勝てぬ」の地頭ですね。神社の歴史の豊かさというものを改めて痛感しました。


橋本常務による中締めの挨拶

最後は、末広がりの五本締めで・・・



乾杯後は、松柏園ホテルの弁当を食べながら、みんなで楽しく歓談しました。
最後は、橋本常務がサンレー名物「末広がりの五本締め」を行いました。



この古賀紫雲閣の見学会は、5月11日(水)・12日(木)お楽しみ大抽選会も行われますので、ご来場をお待ちしております。開業は14日(土)です。なお、本日の「朝日」「毎日」「読売」「西日本」(福岡版)の各紙朝刊に広告が掲載されました。


「朝日」「毎日」「読売」「西日本」新聞5月9日朝刊広告



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2016年5月9日 佐久間庸和