鎌田教授退職記念講演会・シンポジウムのお知らせ


今日から2月。新年を迎えたばかりだと思っていたのに、時間の流れは速いですね。
バク転神道ソングライター」こと宗教哲学者の鎌田東二先生が、教授を務められている京都大学こころの未来研究センターを定年退職されることになりました。それを記念して、今月2月21日(日)に講演会およびシンポジウムが開催されます。



【申込方法】E−mailまたはFAXにてお申込みください。
件名に「鎌田教授退職記念講演 申込」と明記し、必要事項を記入の上、ご送付ください。
必要事項:(1)氏名(ふりがな)(2)所属・職名(3)返信用ご連絡先(メールアドレスまたはFAX番号)



【連絡先/申込先】京都大学こころの未来研究センター・リ案内チラシには、以下のように書かれています。
古来、宗教・芸術・芸能・武道・スポーツ・教育などの諸領域では、様々な「技法」が編み出され、伝承、実践されてきた。「身心変容技法」とは、身体と心の状態を当事者にとってよりよいと考えられる理想的な状態に切り替え変容・転換させる、そうした諸技法のことをいう。本講演&シンポジウムにおいては、「身心変容技法」の日本的なあり方と広がりを、日本の宗教文化・芸能・芸道・武道など、諸種の「心のワザ学」を通して問題提起し、議論していきたい。「身体は嘘をつかないが、心は嘘をつく。そして魂(霊性)はつけない。」身体と魂をつなぐ心のワザの探求を通して、心直しや世直しの方向を探りたい。



鎌田東二教授 退職記念講演会・シンポジウム(2月21日 日曜日)
【プログラム】記念講会+シンポジウム 
第一部(13:00〜14:20)鎌田東二教授退職記念講演
13:00〜13:05 開会
13:05〜13:10 講演者紹介
13:10〜14:10 講演
            「日本文化における身心変容のワザ」
            鎌田東二(こころの未来研究センター・教授)
14:10〜14:20 パフォーマンス(石笛・横笛・法螺貝他)

休憩

第二部(14:30〜17:00)
シンポジウム「日本文化とこころのワザ学」
14:30〜14:35 イントロダクション
14:35〜15:00 「道の思想と日本宗教史」
            島薗進
            (上智大学グリーフケア研究所・所長)
15:00〜15:25 「心理療法とこころのワザ学」
            河合俊雄(こころの未来研究センター・教授)
15:25〜15:50 「身心変容とアート教育———
             フランスサーカス学校の現場から」
            奥井遼
            (日本学術振興会・海外特別研究員/パリ大学
15:50〜16:00 休憩
16:00〜16:50 総合討論
            ディスカッサント:鎌田東二島薗進
            河合俊雄、奥井遼
            コメンテーター:広井良典
                    (千葉大学政経学部・教授)
16:50〜17:00 閉会

総合司会:熊谷誠慈
     (こころの未来研究センター上廣こころ学研究部門・特定准教授)



エゾンオフィス(平日9時〜17時)
E−mail:kokoro-event@mail2.adm.kyoto-u.ac.jp
FAX:075−753−9680
【主催】京都大学こころの未来研究センター



わたしは鎌田先生との御縁から「京都大学こころの未来研究センター」連携研究員を務めており、当日は参加する予定です。インドから帰国した翌日ですが、頑張ります。それよりも心配なのは、21日が「京都マラソン2016」の当日ということです。大規模な道路制限などが予想され、時間までに会場に到着できるかが心配です。本当は京都に前泊したかったのですが、マラソンのためホテルはすべて満室でした。鎌田先生には、打ち上げで「お疲れ様でした」と言いたいです。なお、すでに、定員オーバーとなり、申し込みは締め切ったそうです。悪しからず。




*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2016年2月1日 佐久間庸和