沖縄賀詞交歓会

いちゃりばちょーでい! 沖縄に来ています。今朝、福岡空港から那覇空港行きのANA1205便に乗りました。「もしかして雪が降るか」と期待したのですが、那覇空港に到着したら、気温が10度もありました。それでも、普段の沖縄よりも寒い感じがしました。


新年賀詞交歓会のようす



午後7時からサンレー沖縄の新年賀詞交歓会が行われました。
会場は、「マリエールオークパイン那覇」3Fの「エンジェルスイート」です。
今回は迎賓は行いませんでしたが、200名近くの方々が集まって下さいました。


最初に、わたしが挨拶しました



最初に、わたしがステージに上がって挨拶しました。
わたしは、社長として次のような挨拶をしました。
今年11月18日に、わがサンレーはいよいよ創立50周年を迎えます。
それを記念して各種イベントをはじめとして多くの企画が目白押しです。
50年前、つまり1966年はイギリスで音楽革命を起こしたビートルズが来日して、空前の大ブームを巻き起こしました。その影響で日本には多くのグループサウンズが生まれ、若者たちの間では長髪が流行しました。アメリカでは大衆文化の革命を起こしたウォルト・ディズニーが亡くなり、中国では毛沢東がその名も「文化大革命」を起こしました。そんな年に誕生したわがサンレーは、日本で冠婚葬祭の文化大革命を起こすという志をもって船出したのです。


今年は「礼の年」です!



今年は申年です。猿といえば日光東照宮の三猿が有名です。「みざる・きかざる・いわざる」の出典は、『論語』です。本来は「うごかざる」が加わり「四猿」です。
論語』(岩波文庫金谷治訳注)の「顔淵篇」には以下のくだりがあります。
顔淵が孔子に仁とは何かを問うた。孔子は「己に打ち勝ち、礼の原点に立ち戻ることが仁である。一日己を律して礼に立ち戻れば、世の中が仁の心に立ち戻るだろう。すべては自分次第の問題であり、他人を責めてはいけない」と答えた。顔淵が「その要点を教えてください」と尋ねると、孔子は「礼にはずれたことは見ず、礼にはずれたことは聞かず、礼にはずれたことは言わない、礼にはずれたことはしないことだ」と教えた。顔淵は「わたしは愚か者ではありますが、先生のお言葉を実践してまいります」と宣言した・・・。
そう、申年の本年はまさに「礼の年」なのです。「礼」は儒教の真髄ともいえる思想です。それは、後世、儒教が「礼教」と称されたことからもわかります。


ゲスの極みになってはなりません!



50年前に中国で「文化大革命」が起こったと言いました。
そのとき、「批林批孔」運動が盛んになり、孔子の思想は徹底的に弾圧されました。世界から「礼」の思想が消えようとしていたのです。まさに、そのとき日本でサンレーが誕生したわけです。とても運命的なものを感じます。この正月、わたしはずっと『なぜ儀式は必要なのか』について考えましたが、自分が結婚したときはきちんと結婚式を挙げ、親が亡くなったときにはきちんと葬儀を挙げないとゲスの極みになると思い至りました。


紫雲閣をコミュニティセンターにします!



昨年は、おかげさまで新しい紫雲閣をオープンいたしました。いま、紫雲閣の数は全国で63です。これを3年以内には100店まで拡大させる考えです。これからの葬祭会館、つまりセレモニーホールは、単に葬儀だけを行えばいいわけではなく、法事、法要、長寿祝いといった家族が集まる場となったり、寄席や医療講演会、税理士による相続セミナーといった各種イベントで人々が集う場、あるいは災害時の避難場所など、言わば普段から地域の人々に親しまれるコミュニティセンターを目指したいと思います。いわば「葬儀をやる施設」から「葬儀もやる施設」への転換です。
セレモニーホールからコミュニティセンターへ役割を広げることで、「うちの街に紫雲閣があってよかった」と言っていただけるのではないかと考えています。また、子ども向けの冠婚葬祭教室の実施なども考えています。


今年もよろしくお願いいたします!



さらには、「わたしは現在、全国冠婚葬祭互助会連盟(全互連)の会長を務めております。わたしは冠婚葬祭互助会の使命とは、日本人の原点を見つめ、日本人を原点に戻すこと、そして日本人を幸せにすることだと考えます。そのために社員ともども一丸となって精進いたす所存ですので、今年もどうぞよろしくお願いいたします!」と申し上げました。


カンパ〜イ!

オープニングの琉球舞踊「かぎでや風」



来賓代表として沖縄テレビの赤嶺取締役営業局長より御挨拶があり、そのまま乾杯の発声が行われました。それから、舞踊集団「琉球 美やらび」によるオープニングの琉球舞踊「かぎでや風」がありました。その後、しばらく歓談タイムです。料理や飲み物を楽しんでいただきました。


沖縄そばが美味でした

豚の丸焼きを調理しました

歓談のようす



オリオンビールもおいしいし、泡盛も最高です。
また、大好物のソーキそばを2杯お代わりしました。
サンレー北九州の新年賀詞交歓会に続いて、国際経営の井上会長が来て下さいました。
井上会長とは全互協の新年賀詞交換でもお会いしたのですが、「サンデー毎日」を毎週愛読して下さっているそうです。そして、「あれほど佐久間社長が冠婚葬祭の重要性について訴えておられるのだから、業界を挙げて応援しなくてはいけません」と言って下さいました。翌日、東京で全中経の賀詞交歓会が開かれ、そこで井上会長が御挨拶をされるそうで、そのことを言って下さるそうです。まことに恐縮するばかりです。


名刺交換のようす

名刺交換のようす

長蛇の列ができました

写真家の安田さんと



それから、わたしは多くの方々と名刺交換をし、お話をさせていただきました。
ブログ「フォトグラファー」 で紹介した、フォトブック『また会えるから』(現代書林)の写真家・安田淳夫さんも来て下さいました。「癒し系」の安田さんに会うと、ホッとします。


琉球きらら」のアトラクション

琉球きらら」の新年の口上

あけましておめでとうございます!

かわいいね!



アトラクションとして、「琉球きらら」が宴に花を添えてくれました。
彼らの創作エイサーは大変な迫力です。
エイサーは“芸能王国”である沖縄を支える文化です。
また、“有縁社会”である沖縄を支える文化でもあります。


社長賞を発表しました



それから、「新春お楽しみ抽選会」が行われました。
社長賞は、超高級扇風機&温風機でした。これは、わたしが欲しかった!
発表するとき、会場内に張り詰めた緊張感が漲りました。
当選された方は、本当に嬉しそうにされていました。おめでとうございます!


最後は末広がりの五本締めで・・・・・



楽しい時間も過ぎ、中締めとして、琉球新報社の糸数取締役テレビ営業局長による恒例の末広がりの五本締めが行われました。糸数取締役の洒脱なスピーチの後、手拍子する参加者の両手の指が1本、2本、3本、4本、5本・・・・・・息がピッタリ合いました。


みなさまを送賓しました

今日は、ありがとうございました!



おかげさまで、大いに盛り上がった会でした。中締め後は、高橋相談役、小久保事業部長と一緒にみなさまを送賓させていただきました。
みなさま、今夜は、お忙しい中、わが社の賀詞交歓会にお越し下さり、本当にありがとうございました。今年も、サンレー沖縄をよろしくお願いいたします!


「泣いてもいいか」を歌いました♪

「やっぱ好きやねん」も歌いました♪



賀詞交換の終了後、二次会でカラオケ店に行きました。
ここは芸能関係者も来る有名な店ですが、わたしは、やしきたかじんの「泣いてもいいか」および「やっぱ好きやねん」をど真剣に熱唱しました♪
明日は、朝からサンレー沖縄の新年の新年祝賀式典、新年祝賀会が行われます。



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2016年1月25日 佐久間庸和