ヒンドゥー教徒の儀礼と社会

26日の朝、スターフライヤーに乗って東京に来ました。
そのまま神谷町の互助会保証に行って、アジア冠婚葬祭業国際交流研究会の勉強会に出席しました。わたしは同研究会の副座長を務めているのです。
今日は、慶應義塾大学の非常勤講師である古賀万由里先生が来て下さいました。
講演テーマは「ヒンドゥー教徒儀礼と社会〜結婚式と葬式を中心として」でした。


講演する古賀先生

ヒンドゥー教徒の「結婚観」について

結婚式の写真を紹介

ヒンドゥー教徒の「死生観」について

葬儀の写真を紹介



古賀先生はパワーポイントを使って、「ヒンドゥー教通過儀礼」「結婚観」「結婚に至るまで」「結婚式」「近年の傾向」「死生観」「葬儀の手順」「喪の期間」「遺灰と聖河」「祖先供養」のテーマで詳しく話して下さいました。ヒンドゥー教多神教なので、ブログ『古代エジプト 死者からの声』で紹介したエジプト人の信仰や、八百万の神々をいただく日本人の精神世界にも通じているように感じました。古賀先生のお話は非常に興味深い内容で、早くインドに行ってみたくなりました。


ちなみに、古賀先生はアジア冠婚葬祭業国際交流研究会のメンバーである国立民族学博物館の山田慎也先生の奥様です。愛妻の報告を温かいまなざしで聴く山田先生の態度に心を洗われたような気がしました。それにしても、夫婦で研究者だなんて素敵ですね。
古賀先生、興味深いお話をありがとうございました!



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2015年10月27日 佐久間庸和