ミャンマー2日目

14日、わたしたちはヤンゴンからバガンに向かいました。
なんと午前4時50分にホテルを出発し、ヤンゴン国際空港へ。そこから6時20分発のマンダレー航空(6T)401便でバガンのニャンウー空港へ飛びました。


早朝のヤンゴン国際空港にて

空港の待合室で搭乗を待つ僧侶たち

まるで宮殿のような空港でした

この飛行機に乗りました

機内のようす



バガンのニャンウー空港には7時40分に到着しました。
バガンには「世界三大仏教遺跡」に数えられるバガン遺跡があります。
大小さまざまな寺院や仏塔が観られますが、いずれも11世紀から13世紀にかけて、ビルマ人最初の王朝であるバガン王朝の時代に作られました。


バガンの仏教遺跡群を背景に



ちょうど数日前に『ライフネット生命社長の 常識破りの思考法』出口治明著(日本能率協会マネジメントセンター)という本を読みました。著者の出口氏は世界1000都市を訪れたという旅の達人ですが、おすすめの旅行先としてバガンを挙げていました。その本によれば、「世界三大仏教遺跡」というのは、インドと中国の他に、という意味だそうです。あとの2つは、カンボジアアンコール・ワットインドネシアのボロブドゥール寺院群で、どちらも世界遺産に登録されています。しかし、バガン遺跡は登録されておらず、知名度は低いです。でも、そのおかげで観光地化はほとんど進んでいません。


二ャンウー・マーケットにて



わたしたちは、まず市場である、二ャンウー・マーケットを回りました。
さまざまな食材が所狭しと売られ、東南アジアの熱気というものを強く感じました。
その国の民衆の生活を知るには、市場を訪れるのが一番です。


シュエズィーゴン・パゴダにて

ティーロミンロー寺院にて



それから、わたしたちは、バガンを代表する仏塔である「ブログ「シュエズィーゴン・パゴダ」、バガンの中で最大の寺院である「ティーロミンロー寺院」、バガンで最も美しいとされる「アーナンダ寺院」などを回りました。



昼食は、バガンタワー内にあるレストランで取りました。
このタワーを建設したがためにバガン仏教遺跡が「世界遺産」に認定されなかったとも言われている問題の建造物ですが、屋上からの眺めは最高でした。バガンは気球での見物も有名ですが、上方から俯瞰するパゴダの群れは圧巻ですね。


オーリュウムパレスにチェックインしました

わたしが1人で宿泊したコテージ

コテージのベッドルーム

コテージのバスルーム



その後、バガンタワーのすぐ近くにある「オーリュウムパレス」というにチェックインしました。ここは、コテージ・タイプの素晴らしいホテルでした。いやあ、こんな素敵なホテルに一泊だけとは残念です。ぜひ、1週間くらいはのんびりと泊って、何もしないでボーッとしたいものです。そのことをラックの柴山社長に言うと、すかさず「佐久間さん、あなたには無理だよ。あなたは、ボーッとなんか出来ないだろう」と言われました。たしかに貧乏性のわたしには無理かもしれませんね。


スラマニ寺院にて

タビニュ寺院にて



ホテルで小一時間休憩したわたしたちは、再びバスに乗って遺跡視察に出掛けました。バガンで最も保存状態が良い「スラマニ寺院」、バガンで最も背の高い「タビニュ寺院」などを視察しました。


夕日の名所・シュエサンド―・パゴダにて

美しい夕日を鑑賞しました



それから、わたしたちはバガンの夕日鑑賞の名所である「シュエサンド―・パゴダ」を訪れました。ま夕日が沈む時間が近くなると、多くの人々が行列をつくって登ります。
シュエサンド―・パゴダの階段の幅は長くて、勾配は急なので、けっこう危険です。わたしは3階と5階に上ってみましたが、ものすごい人だかりでした。夕日は雲に隠れながらも、美しい姿を見せてくれました。


夕食は屋外で行われました

わたしたちのために操り人形が上演されました

王朝時代から伝わる操り人形は素晴らしかったです



そして夕食は、オーリュウムパレスのプールサイド・レストランで王朝時代から伝わる操り人形を見ながら、ミャンマー料理を堪能しました。照明が暗くて、何の料理を食べたかよくわかりませんでしたが、味は良かったです。この夜は、ミャンマー・ビールだけでなく、赤のミャンマー・ワインも堪能しました。



とにかく朝が早かったので、今日は大変疲れました。
でも、バガンの仏教遺跡群は素晴らしかったです。
ここに来ることができて、本当に良かったです。
なお、それぞれの訪問場所については、ブログ「ニャンウー・マーケット」ブログ「シュエズィーゴン・パゴダ」ブログ「ティーロミンロー寺院」ブログ「アーナンダ寺院」ブログ「スラマニ寺院」ブログ「タビニュ寺院」ブログ「シュエサンド―・パゴダ」を御覧下さい。



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2014年10月15日 佐久間庸和