母の日

昨日はわたしの誕生日でしたが、今日は「母の日」です。
午後から、妻と一緒に実家を訪れました。
妻が自分で花を買ってきて作ったバラのフラワー・アレンジを持って行きました。


妻が作った「母の日」のフラワー・アレンジメント


5月は、わたしにとって特別な月です。
5日の「子どもの日」、10日の自分の「誕生日」、そして「母の日」があるからです。
「母の日」は5月の第2日曜日なので、今年は12日というわけです。
幼いときから、いつもこの3つの「日」は3点セットでした。
最近は、この3つは実は同じことなんだと気づきました。
それは、自分を産んでくれた母親に感謝する日だということです。



ヒトの赤ちゃんというのは自然界で最も弱い存在です。
すべてを母親がケアしてあげなければ死んでしまう。
2年間もの世話を必要とするほどの生命力の弱い生き物は他に見当たりません。
わたしは、ずっと不思議に思っていました。
「なぜ、こんな弱い生命種が滅亡せずに、残ってきたのだろうか?」と。



あるとき、その謎が解けました。
それは、ヒトの母親が子どもを死なせないように必死になって育ててきたからです。
出産のとき、ほとんどの母親は「自分の命と引きかえにしてでも、この子を無事に産んでやりたい」と思うもの。実際、母親の命と引きかえに多くの新しい命が生まれました。
また、産後の肥立ちが悪くて命を落とした母親も数えきれません。
まさに、母親とは命がけで自分を産み、無条件の愛で育ててくれた人なのです。


「母の日」に両親と



実家に行くと、母は嬉しそうに迎えてくれました。「母の日」の花を手渡すと、とても嬉しそうでした。今日は父も在宅で、みんなで一緒にお菓子を食べ、お茶を飲んでから一緒に写真を撮りました。両親から誕生日祝いまで貰いましたが、いくつになっても嬉しいものです。
最後に、母に「いつまでも元気で」と言って、実家を後にしました。


長女から届いたフラワー・アレンジメント



また、今日は東京にいる長女から妻へ「母の日」のフラワー・アレンジメントが届きました。妻は、とても喜んでいました。わたしの誕生日プレゼントとして、手作りの焼菓子も同封されていました。我が子から何かを贈られると、なんともいえぬ幸せを感じるものですね。
今日は「世界中の親子に幸あれ!!」と言いたくなるような気分です。



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2014年5月11日 佐久間庸和