九州国際大学の客員教授に就任しました

みなさまにご報告がございます。
わたしは、九州国際大学(KIU)の客員教授に就任いたしました。
本日、同大学の高野利明理事長を松柏園ホテルにお迎えし、辞令を交付されました。


九州国際大学客員教授に就任しました



最初に、高野理事長から刊行されたばかりの「財界」春季特大号(2014年5月13日号)を頂戴しました。手に取って本を開くとKIUが大きく取り上げられており、「『1人ひとりを1から育てる」塾的精神により世界と地域に開かれた大学として国際人を育成」のタイトルで紹介されていました。わたしは本を手に取ったまま、KIUの歴史や現況について高野理事長からいろいろとレクチャーを受けました。高野理事長は北九州市の助役も務められた気骨のある素晴らしいリーダーです。まさに九州男児の風格を持っておられます。


九州国際大学の高野理事長

高野理事長からレクチャーを受けました



KIUは、1930年(昭和5年)に北九州で働く人々に対して修学の機会を提供するために開かれた「九州法学校」からスタートしました。1989年(平成元年)に「九州国際大学」へ校名を変更し現在に至り、2010年(平成22年)には、開学80年を迎えています。現在は、3学部(法学部、経済学部、国際関係学部)、2大学院研究科(法学研究科、企業政策研究科)<修士課程>を擁し、地域の法曹、産業、官庁に3万6000人以上の人材を送り込んでいます。現在は、「1人ひとりを1から育てる」をスローガンに掲げ、開学以来の"塾的精神"を現代風にアレンジしたエントロールメント・マネジメントを展開しています。


客員教授の辞令を受け取りました



今年から「教養特殊講義」がスタートすることになり、わたしも参加させていただきます。10月から講義を開始しますが、孔子ドラッカーの思想などを紹介しながら、マネジメントやリーダーシップについて学生さんたちに伝えるつもりです。わたし以外にも、東順治氏(学校法人九州国際大学理事)、高城寿雄氏(株式会社タカギ代表取締役社長)、今川英子氏(北九州市立文学館館長)が客員教授として「教養特殊講義」を担当されるそうです。
高野理事長から辞令を交付されたとき、わたしは「謹んでお受けさせていただきます。全力で頑張らせていただきます」とお答えしました。


歓談のようす



わたしは、2008年から北陸大学客員教授を務めていました。
自分なりにベストを尽くして「孔子研究」「ドラッカー研究」などを教えてきましたが、やはり遠方なので、だんだんスケジュール的にきつくなってきました。今回のKIUの客員教授就任を機に、北陸大のほうは今期の終了を目途にさせていただくつもりです。じつに6年間にわたってお世話になった北陸大のみなさまには感謝の気持ちでいっぱいです。


全力で頑張ります!



また、数年前に地元の某大学のビジネススクールの特任教授に就任する話があり、いったんは決定して新聞発表までされましたが、ある事情で実現しませんでした。なんだか狐につままれたような気分でした。でも、わたしは社会人に対して実務的な授業をするより、まだ色に染まっていない若い学生さんを相手にするほうが向いていると思います。
これから、KIUの学生さんたちと教室やキャンパスで会うのが楽しみでなりません。
お引き受けしたからには、全力で客員教授の任務を全うしたいと思います。


「財界」春季特大号(5月13日号)



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2014年5月12日 佐久間庸和