バレンタイン・チョコ

北陸出張から北九州へ戻ってきました。
金沢も小倉も雪でしたが、東京は2週続けての週末の積雪だとか。
「大丈夫か?」と長女にメールしたら、今夜は従妹が泊まりに来るそうです。


長女の手作りクッキー(ハンカチ付き)



さて、14日はバレンタインデーでした。夜、帰宅すると、たくさんのチョコやお菓子が書斎に置かれていました。その中に、長女が送ってくれた手作りのクッキーが3袋もありました。
なかなか良く出来ています。おまけに、ハンカチ付きでした。


妻の手作りクッキー



長女のお菓子作りは本格的で、サークル(ESS)の仲間にも好評のようです。
その師匠は母親、つまりわたしの妻ですが、その妻からも手作りのクッキー詰め合わせを貰いました。わたしが言うのも何ですが、とても美味しく、プロ顔負けの味です。


みなさんから贈られたチョコの一部



それから、会社のみなさんや愛読者の方々からもたくさんのチョコを頂戴しまし。
女子社員は「日頃の感謝を込めて」とか、読者の方は「執筆の合間にチョコっと召し上がってください」などと書かれたカードが添えられていました。本当に、ありがたいことです。


チョコレートの真実 [DIPシリーズ]

チョコレートの真実 [DIPシリーズ]


でも、並べられたチョコレートを見ていると、ブログ『チョコレートの真実』で紹介した本の内容を思い出し、少しだけ悲しい気分になります。
この本には、「カカオ農園で働く子供たちは、チョコレートを知らない」というショッキングな現実が書かれています。西アフリカのコートジボワールは世界最大のカカオ豆の輸出国として知られています。この国の密林奥深くの村を訪れた著者は、カカオ農園で働く子供たちに出会い、彼らが自分たちが育てた豆から何が作られるのかを知りません。
子どもたちは、自分に課された過酷な労働によって先進国の人々が愛するお菓子を作っていることも、さらにはチョコレートが何であるかさえ知らないのです。



とまれ、チョコレートというものは「夢」のシンボルです。
映画「チャーリーとチョコレート工場」の原題だって『夢のチョコレート工場』です。
また、バレンタインの風習は立派な贈答文化であり、「礼」の行為だと思います。
義理チョコとわかっていても、やっぱり嬉しいものですね。虫歯になっても全部食べます!
今夜は、雪の中を北陸から九州に戻ったばかりで、かなり疲れています。
本当は、頂いたチョコを齧りながら、ブログ「江戸川乱歩の美女シリーズ」で紹介した大好物の天知茂のDVDでも見返したいところですが、そうのんびりしている暇はありません。



ブログ「終活セミナーのご案内」で紹介した講演&パネルディスカッションが15日に開催されますので、その準備をしなければならないのです。
しかも、あろうことか、今夜は満月。そうです、Tonyさんに「ムーンサルトレター」を書かなければなりません。昨夜宿泊した日本旅館のネット環境が悪かったため、仕事の予定が大幅に狂ってしまいました。嗚呼、もう、こんな生活、疲れたなあ・・・・・・。



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2014年2月15日 佐久間庸和