ミャンマーの旧首都ヤンゴンにいます。
11日の朝は、小鳥のさえずりととともに目が覚めました。
ヤンゴンは灼熱の真夏で、暑いです!!
やはり、ここは東南アジアなのだと納得します。
7時に石田部長と一緒にホテルのレストランに行きました。
マンゴージュース、ミャンマー風野菜炒め、タイ・ヌードル、パイナップルなどの朝食を取った後、8時にホテルを出発しました。ドアガールがミャンマーの民族衣装を着ていました。
ミャンマーの元祖・世界平和パゴダ
チャウッタージー・パゴダの巨大な寝釈迦像
黄金に輝くシュエダゴン・パゴダ
ミャンマーはパゴダの宝庫です。
一口にパゴダと言っても、その数は膨大です。
それこそミャンマー国内には大小あわせて数万のパゴダが存在します。
それぞれ実にさまざまな形をしており、それぞれの物語も持っています。
パゴダは、ミャンマー人の生活に深く関わっているのです。
今日は、「世界平和パゴダ」と呼ばれるガバーエイ・パゴダ、巨大な「寝釈迦像」で有名なチャウッタージー・パゴダ、そしてヤンゴン最大のシュエダゴン・パゴダを訪れました。
パゴダ以外では、アウンサン・スーチーさんの事務所と生家に寄りました。
スーチーさんは13日から来日して、安倍首相らと会見します。
スーチー女史といえばノーベル平和賞受賞者ですが、日本の京都大学で学び、門司にある「世界平和パゴダ」も訪れています。このたびの再開にあたって、ぜひもう一度、門司を訪問していただきたいと思い、事務所に挨拶に伺ったのですが、あいにく不在でした。
スーチー事務所の訪問後は、生家にも寄りました。
いつの日か、スーチー女史ご本人にお会いできることを楽しみにしています。
この状態で猛スピードで走るバス
人が溢れた車でいっぱい!
これはスクールバス?
それにしても、ミャンマーの交通事情には驚かされます。
バスやトラックに人が溢れているまま走行しているのです。
中には、走行中の車に飛び乗る人もいます。
ミャンマー国内での乗用車の値段が高いのは有名ですが、走っている車はほとんど日本の中古車です。最近の車の急増に対して道路が狭いので、常に渋滞といった感じです。
「水祭り」の観覧席(じつは水掛台)
設営途中の観覧席(じつは水掛台)
ミネラルウォーター売り
路上のフルーツ売り
ミャンマー市内を車で走っていると、所々に観覧席が設営されていました。
(その後、水祭りの当日になって、これは観覧席ではなく水掛台であることが判明)
ミネラルウォーターの「ALPINE」がスポンサーになっているものもありました。13日からの「水祭り」のための観覧席だそうです。まだ設営の途中のものもありました。当日は、湖からホースで引いた水で誰もかれも水浸しになるそうです。
また、路上でミネラルウォーターやフルーツを売っている商人の姿も見かけました。
しかし、昼食会場に向かう途中、もっと不思議な商人を見ました。
わたしが見た不思議な商人とは、「鳥売り」です。
籠の中に多くの雀などの小鳥を入れて、持ち歩いています。
それを1羽500チャット(約50円)で売っているのですが、代金を受け取ると、その鳥を逃がしてやるのです。なんでも、それによって「慈悲」を買うのだとか。わたしも1羽の雀を買って、自由の身にしてあげました。隣にいた石田部長が「あの鳥は、逃げた後でまた帰ってくるんじゃないですか」と言っていました。なるほど。
それにしても、世界にはユニークな商売が存在するものですね。
テーブルに並べられたミャンマー料理
モン・モンさんが取り分けてくれました
昼食は、ミャンマーの家庭料理でした。ガイド兼通訳のモン・モン・ミィンさんが説明しながら、料理を取り分けてくれました。このモン・モンさんは、門司の世界平和パゴダの寺男さんのお兄さんです。海老、山羊、豚、ウナギなどの煮込み料理をライスにかけて食べるのですが、わたし的には豚が一番美味しかったです。
夕食は水上レストラン「ガラウェイ・パレス」で
夕陽がとても美しかったです
ライトアップされたシュエダゴン・パゴダ
マハウィザラ・パゴダもライトアップ
夕食は、ミャンマーを代表する水上レストラン「ガラウェイ・パレス」で取りました。
ちょう湖に夕陽が沈むところで、とても美しかったです。
夜になってもヤンゴンは暑かったですが、シュエダゴン・パゴダがライトアップされて、とても幻想的でした。また、シュエダゴン・パゴダの弟分とされるマハウィザラ・パゴダも同じくライトアップされ、こちらも幻想的でした。こうして、ミャンマー2日目の夜は更けていきました。
なお、それぞれの訪問場所について詳しく知りたい方は、ブログ「世界平和パゴダ(ミャンマー)」、ブログ「寝釈迦像」、ブログ「シュエダゴン・パゴダ」、ブログ「スーチー事務所」、ブログ「ガラウェイ・パレス」、ブログ「マハウィザラ・パゴダ」をお読み下さい。
*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。
2013年4月12日 佐久間庸和拝