日銀支店長送別会

日本銀行北九州支店の服部支店長が転勤されることになり、昨夜は送別会が開かれました。会場は小倉の堺町にある「pot−au−feu(ポトフ)」というレストランです。
前にブログ「日銀支店長講演」およびブログ「日銀支店長と」にも書きましたが、服部支店長は1963年2月生まれで、5月生まれのわたしより学年は1年上です。また、わたしの高校の先輩である日銀の白川方明総裁が課長さんだった時代の部下だったとか。同年代ということで親しくお付き合いさせていただいていたのに、転勤されるとは本当に残念です。




服部支店長は、先月わが社にお越しになり、ヒアリングということで北九州経済の事情をはじめ、いろいろと話をさせていただきました。つねに「北九州の未来」について真剣に考えておられる方でした。そのポイントは、製造業の街という強みを生かすこと、そして高齢者の街という強みを生かすことに集約されるように思います。後者の「高齢者の街」ということに関してはわたしも同感であり、そのあたりを何度か意見交換させていただきました。
昨夜は9名ほどの参加者でしたが、みなさん急な転勤を残念がっておられました。最初に岡野バルブの岡野正敏会長から御挨拶があり、乾杯の音頭も取られました。築城医院の築城健義先生はウクレレとハーモニカで「我が良き友よ」を演奏され、送別会を盛り上げられました。ボーカルは不肖わたしが担当させていただきました。



それから、参加者の1人1人から服部支店長に言葉が贈られました。みなさん、心のこもったスピーチでした。最後は、主役からの挨拶がありましたが、「北九州は本当に素晴らしい所でした」と熱く語る服部支店長の目から涙が溢れ、聞いているわたしたちの胸にもこみ上げるものがありました。特に、北九州のホスト役として知られるゼンリンプリンテックスの大迫益男会長への感謝の念を強く感じました。大迫会長は、昨夜もシャンパンやワインを大量に用意されていました。北九州にはいろんな会社の支店や支局がありますが、みなさん転勤で去られるときは大迫会長への感謝の想いを口にされます。わたし自身、いつも「おもてなし」の原点を、大迫会長に学ばさせていただいています。




最後に店の前で写真を撮ったら、「シンナーにうちかて あなたの良い心」と書かれた看板がありました。これも北九州の思い出の1つになるでしょう。
「ポトフ」の料理も大変美味しかったです。以前わたしがよく行っていた「アミューズ・グール」というレストランの息子さんがオーナーシェフで、バスク料理のお店だそうです。バスク料理とは、スペインとフランスの間に居住するバスク人の料理だとか。大迫会長や築城先生ご夫妻が愛用されているそうで、わたしもぜひ個人的に訪れたいと思いました。


新旦過飲食街まで足を伸ばしました

カクテルの店「しろ」はフルーツがたくさん!



その後は小倉名物・旦過市場の隣にある「新旦過飲食街」まで足を伸ばし、カクテルの店「しろ」で二次会が開かれました。わたしはソルティー・ドッグをしこたま飲んで酔っ払いました。
服部支店長は、次は静岡支店に行かれるそうです。静岡は日本一暮らし易い街だと聞いています。気候もいいですし、静岡おでんも美味しいですね。ぜひ、静岡まで訪ねて行きたいと思います。服部支店長のカラオケを歌う声量には度肝を抜かれましたが、また静岡でその美声をお聴かせ下さい。どうか、いつまでもお元気で!



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。
*当ブログのすべての文章および写真の無断掲載を禁じます。
*当ブログにリンクを貼る場合は必ず事前承認をお願いいたします。
*当ブログ管理者へのご連絡、記事のご意見、ご感想などは、
公式サイト「ハートフルムーン」のメール機能をお使い下さい。



2013年3月19日 佐久間庸和