義理がすたれば、この世は闇


Happy Whiteday! 
そう、今日はホワイトデーですね。ブログ「チョコと取材」に書いたように、バレンタインデーには多くの方々からチョコやプレゼントを頂戴しました。
今日は、そのお返しをしなければなりません。


ホワイトデー用のお返しの品の一部



最初は菓子業界の仕掛けによって始められたホワイトデーですが、現在ではすっかり定着しましたね。まあ、バレンタインで頂いたもののお返しをする日は、贈与の相互性という「人の道」の視点からも必要なことですね。最近読んだ『ソクラテスはネットの「無料」に抗議する』という本にも、「贈与の相互性がなくなったら、人類の文化は危機に瀕する」というようなことが書いてありました。ネットでは無料でさまざまな情報が与えられるわけですが、「いいね!」ボタンはそれに対する恩返しの仕組みだそうです。なるほど。



ところで、ホワイトデーのプレゼントですが、わたしは井筒屋さんの「コレット」で求めました。前に井筒屋の社外相談役を務めていたという御縁もあるのですが、やっぱり、こんなときは地元の百貨店を応援しないといけません。
サンレー社長室のテーブルの上にお返しの品を並べると、かなりの数になります。
これでも全体の一部なのですから、大変といえば大変です。



でも、これだけお返しの品を贈るということは、自分も贈られたわけです。
そう考えれば、誠にありがたいことです。
本音を言えば、もう義理チョコはいらんのやけど・・・。
まあ、「義理がすたれば、この世は闇だ」という言葉もありますしね。
たしか、村田英雄が歌った「人生劇場」の歌詞に出てきました。



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2013年3月14日 佐久間庸和