心からの祈りを・・・


3月11日になりました。
あの東日本大震災から2周年です。
2011年3月11日、わたしは東京の羽田空港を14時05分発のスターフライヤー81便で発ち、15時50分に北九州空港に到着しました。空港のロビーが騒然となっており、大型のテレビ・モニターには大量の自動車が水に浮かんで流されている衝撃的な映像が流されていました。14時46分に東北の三陸沖で大地震が発生したというのです。


大震災直後のサンレー本社玄関



東京でも被害は小さくありませんでした。
ちょうど、わたしが飛行機に乗って空中にいるときに地震が起きたわけです。
もし1つ便が遅かったら、わたしは北九州に帰れなかったでしょう。社員のみなさんも心配してくれて、わたしの携帯には大量のメールが残されていました。まだ東京に残っている佐久間会長と連絡が取れないとのことで大変心配しましたが、その日のうちに無事を確認しました。佐久間会長は日本商工会議所で会議をしていたそうですが、古いビルなので即座に避難したそうです。それから宿泊先である赤坂プリンスホテルまで歩いて戻ったのでした。



それにしても、あのような大惨事になるとは・・・・・。
発生からしばらくの間は、毎日増え続ける死者の数に呆然とするばかりでした。
サンレー本社やわが社の各施設に義援金の募金箱を設置しました。
全互協の広報・渉外委員長として、さまざまな指示を出しました。
あの大地震で「無縁社会」は崩壊し、大津波は「葬式は、要らない」を流し去りました。
あれから、日本は変わりました。多くの方々が亡くなりましたが、わたしたちは生きています。



サンレーグループのみなさんに、ぜひお願いしたいことがあります。
今日は、ぜひ東日本大震災の方々の御霊に対して、黙祈をして下さい。
朝礼時でもいいですが、できれば地震発生の14時46分に黙祈して下さい。
業務で接客中の場合は、時間にこだわりません。
時間が空いたらで結構ですから、今日のうちに黙祈して下さい。
そして、心から犠牲者の御冥福をお祈りして下さい。
もちろん、わたしも心からの祈りを捧げます。
天下布礼を掲げる会社として、今日は全社員で祈りましょう。


東日本大震災2周年を伝える各紙



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2013年3月11日 佐久間庸和