互助共生社会へ


18日の早朝から松柏園ホテルの神殿で行われた月次祭に参加しました。
その後、「平成心学塾」を開催しました。
1月は新年行事のために開催されませんので、今年最初の平成心学塾となります。


今朝の月次祭のようす



最初に、佐久間進会長が話をしました。
会長は、昨日、ミャンマーから帰国したばかりです。
今回は北九州商工会議所の視察団の団長としての訪問でした。ミャンマーに全部で13人いる三蔵法師(仏教の最高位)のうち、なんと10人が出迎えてくれたそうです。正式に、佐久間会長が「世界平和パゴダ」の日本代表として認められたことも確認しました。
会長は、仏教王国ミャンマーで暮らす国民の生活について説明しました。
人々がいかに仏縁を大事にし、隣人同士が助け合っているかを語りました。


「互助共生社会」を唱える佐久間会長



会長は、「支え合う社会」としての「互助共生社会」を提唱しました。
日本も、ぜひ「互助共生社会」を目指すべきだと訴えました。
わたしは、4月にミャンマーを訪れる予定です。ちょうど、その頃、ブッダの誕生日を祝う祭が盛大に開かれるので、それを見学します。それを参考にしながら、世界平和パゴダのある門司港で「パゴダ祭」を開催したいと思っています。


わたしは「老人漂流社会」について語りました



会長の話が終わって、わたしも話をしました。今日のテーマは、「老人漂流社会」です。
最初にわたしが簡単に説明してから、ブログ「老人漂流社会」で紹介したNHKスペシャルの番組の録画を観ました。社内研修なので、もちろん無料です。
最後に、わたしは「死生観こそは究極の教養である」と述べ、多くの高齢者に「老いる覚悟」と「死ぬ覚悟」を自然に持てるような死生観を提供する具体的な提言をしました。
老人漂流社会は、わが社のミッションである「人間尊重」に深く関わっているからです。


みんなでDVDを観ました



わたしは、「どうすれば、“老人漂流社会”を乗り越え、高齢者が安心して暮らせる“老人安住社会”が作れるかについてのレポート提出をみなさんに求めました。
ブログ「無縁社会レポート」に書いたように、以前、「無縁社会」への対応策についてのレポートを求めたときは非常に傾聴に値する意見が集まったことを思い出します。
今回も、重要な意見が集まることが予想されます。
それらをまとめた上で、わたしが最終レポートを作成するつもりです。
そのレポートは、安倍首相をはじめ、さまざまな方々にお送りしたいと思います。


天下布礼」のDNAを感じました



今日、わたしは「老人安住社会」という言葉を使いましたが、それは会長が語った「互助共生社会」と同じことです。すべては「ハートフル・ソサエティ」を言い換えたものだとは思いますが、佐久間会長からわたしに「天下布礼」のDNAが受け継がれていると感じました。
互助共生社会を創造するために、わが社は全力で取り組んでいきたいと思います。



これから、わたしは下関に向かいます。
その後、午後から、わたしは下関に向かいました。
下関商工会議所主催の講演会で講師を務めるためです。
講演のテーマは「心に残る一条真也流『おもてなしセミナー』」で、佐久間庸和として講師を務めます。今日も、「天下布礼」のために頑張ります!



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2013年2月18日 佐久間庸和