台湾2日目  

サンレー創立50周年記念旅行の1班で、台湾に来ています。
昨夜は、ブログ「サンレー創立50周年記念旅行祝賀会in台湾(1班)」で紹介したパーティーが盛大に開催され、美酒に酔いました。2日目は、午前9時にホテルを出発しました。
なんと台湾に寒波が襲来して、気温が10度以下で非常に寒かったです。


朝食会場の案内板

朝食会場のようす



約1時間半のあいだバスに揺られて最初に到着したのは、新北市にある金宝山墓園です。ここの「愛区」には、「テレサテン紀念墓園」があります。
台湾のみならず日本、中国、香港、タイ、マレーシア、シンガポール、さらには北朝鮮などでも人気のあった「アジアの歌姫」の墓園です。


テレサテンの墓標の前で



テレサテンは、日本でも大変な人気でした。特に1984年の「つぐない」、85年の「愛人」、86年の「時の流れに身をまかせ」は、なんと3年連続で日本有線大賞の大賞受賞曲となっています。こころに残る名曲の数々は、いまも多くの日本人によってカラオケで歌われていますね。わたしも大好きです。そして、「つぐない」、「愛人」、「時の流れに身をまかせ」の三大名曲は、荒木とよひさ氏が作詞しました。なんと、この荒木氏、サンレーの第一社歌である「愛の輪」の作者でもあるのです! これは凄い! 佐久間会長に聞くと、「当時、電通に頼んで社歌を作った」そうです。一体いくらかかったんでしょうね? 今では想像もつきません。


昼食会場のようす


それから、わたしたちは港町に向かいました。
そこで海鮮料理店に入り、昼食を取りました。
昼間から飲むビールや紹興酒の味は格別です!
海鮮料理もとても美味しかったです。味噌汁を4杯もおかわりした人もいました。


九份にて

急な坂を上がりました

独特の魅力がある街です



次に向かったのが、九份(きゅうふん、台湾読みでジョウフン)です。台北市から車で1時間ほどの場所ですが、連日多くの観光客が詰めかける人気のスポットです。
細い路地の階段に沿うように古い建物が軒を連ねる景色。
残念ながら日中の観光でしたが、ここの夜景が人気の秘密なのです。そう、アニメ映画「千と千尋の神隠し」に登場する湯屋のモデルとなった「阿妹茶楼」がある場所ですね。
なにぶん、訪れた時間では九份の幻想的な雰囲気を味わうことは叶いませんでしたが、ノスタルジックな街並みを楽しみました。ゴールドラッシュに沸き、寂びれ、そして映画を契機に人気観光地になる・・・映画の影響力に驚きつつも、永続的な発展をしていくには、何事も初期設定とアップデートが肝要であるということを感じさせられました。


十份のようす

線路の上で



それから、わたしたちは九份を後にして、十份へと向かいました。
この十份もノスタルジックな街で、どことなく昭和の匂いを感じさせる場所でした。
飲食店や工芸品店などが軒を連ねていますが、目立つのはランタン屋です。ランタンに「願い事」を書いて、空に飛ばす体験ができるということで、50周年を記念した旅行ということもあり、観光先としてチョイスされたようです。


さあ、天高く飛んで行け!



ランタン1つに4色まで色を付けることができますそうですが、これは色によって「願い事」を書き分けるのが流儀のため。ちなみに、赤色は健康運、黄色は金運、藍色は事業運、紫色は学業運、白色は明光運、橙色は愛情運、緑色は順調運、さくら色は幸福運、桃色は人気運だそうです。もちろん、単色と複数色でお値段は異なります。
わたしも4つの「願い事」を書いてランタンを天に放ちました。内容は、ヒ・ミ・ツ。


夕食会場は結婚式場でした

夕食会場のようす


その後、土産物屋でお茶のレクチャーを受けたりしてから、夕食会場の結婚式場に向かいました。そこで全員で台湾料理の夕食を楽しみました。
全部で10品もありボリューム満点でしたが、美味しかったです。食事をしながら楽しそうに歓談するみなさんの顔を見ていると、とても幸せな気分になりました。


結婚式場前のガラスの馬車と



こうして、台湾2日目の夜は更けていきました。
なお、それぞれの訪問先について詳しく知りたい方は、ブログ「テレサテン紀念墓園」ブログ「九份 」ブログ「十份」をお読み下さい。



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2017年3月1日 佐久間庸和