日本人には和が似合う

11日、小倉からJRを乗り継いで、宮崎に向かいます。
今日は、ブログ「大御神社」で紹介した神社に参拝し、社業繁栄を祈願します。明日は、延岡市に新しく建設する「別府紫雲閣」の起工式を執り行います。
さて、「サンデー毎日」2016年10月23日号が発売されました。表紙は俳優の本木雅弘さんです。15日公開の「永い言い訳」が楽しみです。わたしは、同誌にコラム「一条真也の人生の四季」を連載しています。第51回目のタイトルは、「日本人には和が似合う」です。


サンデー毎日」10月23日号



ブログ「和婚で平和な結婚を!」で紹介した前回のコラムでも取り上げましたが、片岡愛之助さん、藤原紀香さんの挙式・披露宴は大きな話題となりました。新婦は上賀茂神社での挙式で白無垢を着て、帝国ホテルでの披露宴でもドレスなしの和装のみというスタイルで、梨園の妻の姿勢を貫きました。



その反響ですが、「やはり美しい」といった肯定的な意見に加え、「年齢的に無理がある」や「再婚なのに白無垢はおかしくないか?」という否定的な意見もあったようです。
結論から言うと、まったく問題はありません。それどころか、芸能人という立場上、いろんな意見の飛び交うことが予想されたにもかかわらず、神前で堂々と愛を誓い合ったことは天晴れであったと思います。新婦の凛とした白無垢も見事でした。



わたしの経営するホテルでは海外からの研修生を受け入れていますが、彼らは「結婚式の際、なぜ日本人は積極的に和装にしないのか?」と疑問をもつといいいます。実はそのホテルでは、日本庭園が人気ということもあり、和装率が7割以上と全国平均を大きく上回っているのですが・・・・・・。



それでも海外から来た彼らは違和感を禁じ得ないといいます。確かに結婚式のとき、韓国の人たちはチマ・チョゴリを着ますし、インドの人たちはサリーを着ます。その他、タイ、ミャンマーハンガリーウクライナ、そしてイスラム圏・・・・・・世界中の人々が、結婚式では自分たちの民族衣装を身にまとうはずです。そう考えると、日本の結婚式には、やはり和装がないと物足りないように思います。あなたも思いませんか?



言うまでもなく、和装は日本の民族衣装です。日本人の女性は和装が一番似合い、一番美しく見えるのは当然なのです。そもそも肌の色や体型に合わせて、日本の女性を最も美しく見せるようにデザインされたものが和服だからです。
新婦だけではありません。新郎の和装姿は「侍」を連想させ、男ぶりを大いに上げます。
ぜひ、これから結婚式を予定されている方は和装にしてほしいですね。
日本人には和が似合うのです。


サンデー毎日」10月23日号



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2016年10月11日 佐久間庸和