5月はダブルでお祝い

ゴールデンウィークも終盤ですが、今朝は会社に行きました。
ここ数日、あまり寝ないで原稿を書き続けていたので、睡眠不足です。
体が辛いですが、金曜日なので、 小倉ロータリークラブの例会に参加しました。


本日の例会のようす



例会出席は、ブログ「新幹線と世界の高速鉄道」で紹介した4月8日以来です。
あの日、九州旅客鉄道(株)常務取締役鉄道事業本部長の古賀徹志会員より九州新幹線の魅力についてをたっぷりお聴きしましたが、まさか熊本地震が発生して九州新幹線が運転休止になるとは思いませんでした。複雑な想いでいっぱいです。


本日は「カレーの日」でした



さて、5月に入って最初の例会でしたが、本日の昼食はカレーライスでした。
月初の例会では、誕生日祝いと結婚記念祝いが行われます。まずは、5月に誕生日を迎える会員が前に出ました。なんと、わたしが指名を受け、代表で挨拶をしました。わたしは「先日、熊本に行ってきましたが、人生いつ何が起こるかわかりません。今日は、残りの人生の第一日目と思って、一日一日を真剣に生きていきたいと思います。御指導下さい!」と言いました。
つまらない話にもかかわらず、盛大な拍手を頂戴して、恐縮しました。
それから、みんなで「誕生日の歌」を歌いました。5月10日生まれであるわたしも前に出て、歌いました。「誕生日の歌」は、以下のような歌詞です。




「誕生日の歌」


今日はあなたの誕生日
世界をめぐる歯車の一つが生まれた
めでたい日
みんなでお祝い申します



また結婚記念日祝いでは、5月に結婚記念日を迎える会員が前に出ました。
そして、みんなで「結婚記念日の歌」を歌いました。
これまた、5月20日が結婚記念日であるわたしも前に出て歌いました。
「結婚記念日の歌」は、以下のような歌詞です。




「結婚記念日の歌」


君と我と遙けき旅路
思えば楽し 楽し
この日ぞ空は輝き匂う
いざや共に たヽえなん



「誕生日の歌」も「結婚記念日の歌」も、ともに小倉ロータリークラブ元会員である故・浜田陸一(劉寒吉)氏の作詞によるロータリーソングです。
以前わたしが所属していた小倉南ロータリークラブでも歌われていました。初めて聴いたときは「ずいぶんと古色蒼然とした歌だなあ」と思いましたが、今では「しみじみと良い歌だなあ」と思います。わたしがトシを取ったのでしょうか。



それにしても、こうやってクラブのメンバー全員で祝い合うのは素晴らしいことです。
わたしは、「祝う」という営み、特に他人の慶事を祝うということが人間にとって非常に重要なものであると考えています。なぜなら、祝いの心とは、他人の「喜び」に共感することだからです。それは、他人の「苦しみ」に対して共感するボランティアの対極に位置しますが、両者とも共感という点では同じことではないでしょうか。
特に、誰かの誕生日を祝うことは、「人間尊重」そのものの行為です。その人が「この世に生まれた」こと、そして「今日まで生きてきたこと」を肯定することだからです。
みんなで「おめでとうございます」と言えば、言われた当人は「ありがとうございます」と答えます。ハートフル・ソサエティとは、「おめでとう」と「ありがとう」が活発に行き交う社会です。
ですから、雨が降ろうが風が吹こうが、毎月必ず「おめでとう」と「ありがとう」を全員で言い合っているロータリークラブは、「ハートフルクラブ」でもあるのです。


誕生日祝いのワイン



わたしは、10日で53回目の誕生日を迎えます。
そして、20日には27回目の結婚記念日を迎えます。
ということで、今日はダブルでお祝いしていただきました。
誕生日祝いの記念品として、ワインを頂きました。
また、結婚記念祝いとして、後日自宅に胡蝶蘭が届くそうです。
本当に、ありがたいことです。わたしは、「今日はダブルでお祝いしていただき、ありがとうございました」という内容でニコニコ献金をさせていただきました。ちなみに、わたしの誕生日当日となる10日の夜は小倉ロータリークラブの行事(洗心会)が入っています。
みなさん、どうか、お気遣いのないようにお願いいたします!



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2016年5月6日 佐久間庸和