名古屋墓参


4月22日、わたしは小倉から新幹線のぞみ号に乗って名古屋に向かいました。
名古屋駅のホームでサンレー北陸の東孝則常務と待ち合わせをし、さらに名古屋冠婚葬祭互助会の圡田直樹会長、田代彰社長とお会いしました。
この日は長年の念願であった圡田会長の父上である故圡田三次郎氏、おじい様である故山本信嗣氏の墓参をさせていただく予定となっていました。


佐久間進会長と故山本信嗣氏



お二人とも、冠婚葬祭互助会の保守本流である全国冠婚葬祭互助会連盟(全互連)の会長を務められた方で、業界のリーダーでした。故圡田三次郎氏は、わたしが全互連の理事会などに出席し始めた当時の会長さんで、不安と孤独感で一杯だったわたしに対して「佐久間君、がんばれ!」「佐久間君、負けるな!」といつも励まして下さった大恩人です。
また、故山本信嗣氏は、わたしの父であるサンレーグループ佐久間進会長にとっての大恩人であり、わが社が互助会事業を開始したときに御指導を受けました。


八事霊園にて、圡田会長(右)、田代社長(左)と



最初に圡田三次郎氏の墓参をしましたが、ご長男である直樹会長がいきなり大きな声で「般若心経」を唱え始めたので、驚きました。その声はそのへんの僧侶などよりずっと威厳に満ちており、わたしは聴き入ってしまいました。「これは、相当の回数を唱えておられるな」と思いましたが、後でお聞きすると、1日に必ず9回は唱えられるそうです。
三次郎氏のお墓に手を合わせながら、わたしは心の中で「三次郎会長、お久しぶりでございます。佐久間です。おかげさまで、全互連の会長を務めさせていただいております。全互連の発展のために微力ながら全力を尽くします。どうぞ、見守って下さい」と語りかけました。知らずと、目には涙がたまっていました。その後、故山本信嗣氏の眠る八事霊園を訪れました。素晴らしい景観の霊園で、空には飛行機雲がいくつも軌跡を描いていました。


山本家のお墓で、圡田会長と



山本家のお墓に参拝しながら、わたしは心の中で「初めまして、佐久間庸和と申します。お世話になりました佐久間進の息子でございます。わが社の経営理念は『冠婚葬祭を通じて良い人間関係のお手伝いをする』というものですが、これは山本先生の教えでございます。わたしは、いま全互連の会長を務めさせていただいております。全互連の発展のために微力ながら全力を尽くします。どうぞ、見守って下さい」と語りかけました。


平安閣1号店が建てられた場所

『ふれあい倶楽部』(「平安閣グループ」創立50周年記念号)より

「平安閣」は永遠です!

先人の志を受け継ぎます!



墓参の後は、名古屋冠婚葬祭互助会の本社、それから平安閣1号店の場所に連れて行っていただきました。わたしにとっては聖地のような場所で、大変感動しました。また社屋の中には、故山本信嗣・故圡田三次郎両氏の肖像画・写真も飾られており、わたしの胸は熱くなりました。その前で直樹会長と記念写真を撮影させていただきました。


ご縁に感謝いたします!



本当に心に残る一日となりました。圡田直樹会長、田代彰社長をはじめ、名古屋冠婚葬祭互助会のみなさまに心より感謝申し上げます。



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2016年4月23日 佐久間庸和