紫雲閣新年会

ブログ管理上のミスにより、28日の夕方から当ブログが閲覧できなかったようです。
すでに29日の昼過ぎには問題が解決しましたが、ご心配をおかけしました。
さて、ブログ「全互連西日本ブロック会議」で紹介したように、28日は中津で業界の懇親会に参加しました。ブログの文末に「わたしにとって、この懇親会が今年最後の新年会でした」と書きましたが、なんと29日の夜にも新年会に参加することになりました。


買ったばかりの『あの日』を持って、松柏園で



サンレー紫雲閣事業部および紫雲閣副支配人の新年会です。ブログ「葬祭責任者会議」で紹介したように、昨年12月14日には全国の紫雲閣支配人たちの忘年会は開催しましたが、副支配人たちが未参加でしたので、彼らのために新年会を開くことにしたのです。会場は、もちろん松柏園ホテル。小倉の大型書店クエストで本日入荷したばかりの『あの日小保方晴子著(講談社)を購入してから、松柏園に向かいました。


あの日

あの日

松柏園に着くと、山下格総支配人から「ブログが読めなかったので、心配しておりました」と言われました。また、紫雲閣事業部の市原泰人課長からも「各地の支配人から『社長のブログが読めないけど、どうしたの?』という問い合わせが多数ありましたが、復旧して安心しました」と言われました。社員のみなさんが、それほどまでにわたしのブログを読んでくれていること、楽しみにしていてくれることを知り、胸が熱くなりました。
はてなさん、ご迷惑をおかけしました。早々の復旧に感謝いたします!


冒頭、挨拶しました

紫雲閣をコミュニティセンターに!



新年会の冒頭、わたしが社長として挨拶をしました。
わたしは、ブログ「ハートフル・プロジェクト」で紹介したように、リニューアル予定の八幡紫雲閣を中核とした高齢者のための街づくりのプロジェクトについて話しました。同施設が所在する八幡東区の上本町は日本でも有数の高齢化地区として知られています。坂道が多い街に多くの高齢者が住んでおられ、日々の買い物やゴミ出しにも苦労をしておられます。 新しい八幡紫雲閣には、ぜひ各種の高齢者支援の機能を高めていきたいと考えています。
わたしは、紫雲閣を単なるセレモニーホールではなく、地域のコミュニティセンターにしたいのです。「葬儀を行う施設」ではなく、「葬儀も行う施設」にしたいのです。いわば、紫雲閣の寺院化とでも言いましょうか。そのような話をしました。みんな、こちらが怖くなるぐらいの真剣な表情をして、わたしの話を聴いていました。


カンパ〜イ!



それから、36年間にわたって行橋紫雲閣で勤務され、このたび退職されることになった森下副支配人の送別セレモニーを行いました。「みなさまのおかげで充実した36年間でした。まことに、ありがとうございました」という森下副支配人の謝辞に続いて、副支配人一同から記念品が贈られました。それから、紫雲閣事業部の祐徳執行役員が乾杯の音頭を取り、新年会がスタートしました。


新年会のようす

次々にお酌しました



新年会は、無礼講で大いに盛り上がりました。
いま、冠婚葬祭互助会業界は大きな過渡期にあります。しかし、わたしたちは「人間尊重」をミッションとする礼業の会社として、正々堂々と胸を張って葬儀のお世話をさせていただきたいものです。そして、互助会の会員さんが幸せになるためのお手伝いができるように、つねにアップデートを心がけ、アップグレードを目指したいと思います。


途中で読書してしまいました



新年会の途中、買ったばかりの『あの日』がどうしても気になって、ときどき読んでしまいました。よく、いろんな人から「ブログを見ると、あんなに酒ばかり飲んでいるわりには、よく大量の本が読めますね」と言われるのですが、その秘密は「宴会に参加しながら読書する」作戦にありました・・・・・・というのは冗談で、もちろん大事な社員のみなさんと一緒のときは本など読まずに会話を楽しみましたとも! わが社のミッションは「人間尊重」ですから。


最後は「末広がりの五本締め」で



新年会の最後は、市原課長がサンレー・オリジナルの「末広がりの五本締め」で締めました。わが社のオリジナル文化は色々とありますが、この「末広がりの五本締め」もそのひとつです。これをやると、みんなの心が本当にひとつになるような気がします。これもまた、「和」を実現する秘法なのです。やはり、カタチにはチカラがあります! 
市原課長は初めて中締めの大役を務めましたが、わたしは「ああ、市原課長も立派になったなあ。この雄姿を沖縄の黒木部長が見たら、たぶん泣くだろうなあ・・・」と思いました。



ブログ『稲盛流コンパ』では、組織の団結を実現するコンパについて紹介しました。
経営トップも管理職も若手社員もすべて胸襟を開いて飲んで語り合うコンパには、人間関係を良くして、業績を向上させる力があります。まさに、理念とコンパは経営の両輪ですね。
じつは、わが社には50年来のコンパの伝統があります。
そして、今夜のサンレー流コンパも大いに盛り上がりました。甲子園勝利ピッチャーである北九州紫雲閣の渕上亨副支配人が乾杯の音頭を堂々と取りました。
やはり、理念と志をともにする「同志」とのコンパは最高です!
コンパもまた「和」を呼び込む秘法であることを再確認しました。



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2016年1月30日 佐久間庸和