指宿の宴会

社員旅行に出発したサンレー本社一行は、10日の16時半頃、鹿児島県は指宿温泉の名門旅館「白水館」にチェックインしました。宴会は18時半からなので、まずは温泉に入って疲れを取りました。ブログ『テルマエ・ロマエ』にも書いたように、わたしは温泉が大好きです。


大宴会のようす

最初に挨拶しました



宴会に先立って、社長であるわたしが挨拶しました。
わたしは「いまどき社員旅行に行くこと自体が珍しい」と述べ、「無縁社会」などといわれる現在、こうした人間同士のコミュニケーションはますます重要になると言いました。100年とか200年といった長寿企業は、いずれも社員旅行を実施しているそうです。
わたしは、今後も、良き企業文化として、ぜひ社員旅行を続けていこうと訴えました。来年はいよいよ創立50周年なので、「ぜひ素晴らしい社員旅行を行いましょう!」と呼び掛けました。わたしの挨拶が終わると、松田哲男取締役が乾杯の音頭を取り、大宴会がスタートしました。



日頃はなかなか話しにくい相手でも、酒が入れば気軽に話しかけることができます。だんだんと笑い声も聞こえてきて、賑やかになってきました。宴会が進むにつれ、徳利やビール瓶を持った人たちが、「さしつさされつ」をやっています。もちろん酒の無理強いはいけませんが、さしつさされるも、たまには良いものです。でも、際限なく酌をされ続けたら、たまらん!(笑)


和田アキ子の登場に度胆を抜かれました



そのうちにカラオケタイムとなり、3組が名調子で歌いました。
3組目で女装した男性社員が登場し、度胆を抜かれました。
彼は和田アキ子の「あの鐘を鳴らすのはあなた」を熱唱しました。
普段はおとなしい企画部の社員なのですが、営業所の出身なので芸達者でした。
それにしても、いつもの生真面目な姿とあまりにもギャップがあるので驚きました。
改めて、「互助会の営業はすげえなあ!」と思った次第です(笑)。


わたしがステージに立ちました

「すみれ september LOVE」を歌いました♪



そして、わたしのカラオケの順番が回ってきました。
わたしは、最初に「9月になりましたが、わたしの一番好きな季節です」と言い、「この中で9月生まれの人はいますか?」と訊いたところ、何人かが手を挙げました。わたしは、その人たちのために一風堂の「すみれ september LOVE」を歌いました。


アンコールで「蛍」を歌いました♪

思わず本気で歌いました♪



歌い終わると盛大な拍手が鳴り響き、アンコールが起こりました。
わたしは基本的に宴会で2曲は歌わない主義なのですが、いつまでもアンコールが止まないので、明日訪れる知覧特攻平和祈念館にちなんで、サザンオールスターズの「蛍」を歌いました。映画「永遠の0」の主題歌ですが、いま「永遠の0」対決と言われている『永遠葬』(現代書林)と『0葬』(集英社)の論争を思い出しました。歌い終わると再びアンコールが連呼されましたが、キリがないので2曲にしておきました。



その後、わたしは自分の席に戻りました。
それから、酒を飲みながら、多くの社員といろんな話をしました。
業界の動向のこと、これからオープンするわが社の冠婚葬祭施設のこと、個々の社員の家族のこと、そして、わたしのブログのこと・・・・・。
さまざまな話題を繰り広げながら、相手の人となりが浮き彫りになっていきます。


南蔵院の林覚乗住職と



ところで、お隣の宴会場からカラオケの歌声がずっと漏れ聞こえていました。その歌がとてもお上手なので、わたしは「わが社以外にも歌のうまい会社があるんだな」と思っていましたが、なんとその方々は篠栗南蔵院さん御一行でした。宝くじがよく当たることで有名なお寺です。林覚乗住職とは昔から親しくさせていただいていますので、その御縁を嬉しく思いました。すると、林住職がわれわれの宴会所を訪ねて下さったのです。わたしたちは久々の再会を喜び合い、固い握手を交わしました。
社員旅行に行くたびに、会社の仲間がますます好きになります。やりがいのある仕事と素晴らしい仲間に恵まれ、わたしは本当に幸せ者だと思います。最後は、中野取締役がサンレー名物の「末広がりの五本締め」で締めました。


二次会のようす

駆けつけで「祭りのあと」を歌う♪



宴会の後は、ホテルのカラオケルームに場所を移して、二次会を行いました。わたしは所要があって1時間以上遅れて合流したのですが、部屋に入るとすでに異様な熱気でギョッとしました。わたしは、駆け付けの一曲で桑田佳佑の「祭りのあと」を歌いました♪
その後は、みんなの歌を聴きました。うちの社員は、みんな本当に歌が上手です!


最後は「SOMEDAY」を歌いました♪

魂を込めて歌いました♪



最後は、わたしが中心に佐野元春の「SOMEDAY」を歌い、みんなで大合唱しました。
わたしは熱唱し過ぎて、勢い余って3回もソファーに倒れ込んでしまいました。
そのたびに浴衣の裾が乱れたので、「ポロリだけは避けないと!」と思い、必死で前を直しました(苦笑)。いやはや、それにしても大変な盛り上がりようでした。
時間が来たので、締めは総務部の國行部長による「和のこえ」で締めました。
みんなの心が1つになって、本社社員旅行の1日目の夜は更けていきました。
いやほい、社員旅行ほど愉快なものはないでごわす!



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2015年9月10日 佐久間庸和