3月10日から12日まで京都に行きました。
ブログ「現代京都藝苑2015」に書いたように、「現代京都藝苑2015」というイベントの一環として北野天満宮で開催される「悲とアニマ―モノ学・感覚価値研究会展」にサンレーが協賛しています。これを視察するのも目的の1つですが、他にも目的はあります。
JR京都駅に着きました
平等院鳳凰堂の前にて
源氏物語ミュージアムにて
伏見稲荷大社の千本鳥居にて
10日には、終戦70年記念の年に「死は最大の平等である」という信条を確認するために平等院を訪れました。また、同じ宇治にある源氏物語ミュージアム、さらには稲荷神社の総本山で、外国人観光客から最も人気のある観光地に選ばれた伏見稲荷大社にも足を延ばしました。
哲学の道にて
京都大学の正門にて
銀閣寺にて
金閣寺にて
龍安寺の石庭にて
東日本大震災4周年となる11日は、早朝から哲学の道、京都大学を訪れ、さらには観光名所である銀閣寺、 金閣寺、龍安寺を訪れました。いずれも臨済宗の寺院であり、「観光仏教の雄」としての臨済宗の強さを思い知りました。
北野天満宮にて
「悲とアニマ展」のようす
鎮魂茶会のようす
鎌田東二・やなぎみわ両氏と
鎮魂舞台のようす
鎮魂舞台のようす
それから北野天満宮に向かい、同所で開催されている「悲とアニマ展」、鎮魂茶会、鎮魂舞台を鑑賞しました。京都からの祈りが東北にまで届くことを願ってやみません。
桂離宮にて
そして12日は、早朝から、桂離宮を見学しました。
ブログ『月と日本建築』に書いたように、桂離宮や銀閣寺は月を意識して作られた観月建築です。紫雲閣グループの旗艦店である「小倉紫雲閣」が昨年末にリニューアル・オープンしましたが、じつは桂離宮や銀閣寺などのデザインを参考にしています。そこで、オリジナルの観月建築を京都まで観に行こうと思い立ったのです。
桂離宮にて
それは想像していた以上に素晴らしいものでした。観月建築としてのさまざまな仕掛けもしっかり確認することができ、満足です。見学を終えたわたしは待たせておいたタクシーに乗って京都駅へ。そして、そこから新幹線のぞみ21号に乗って小倉へと戻りました。今回の京都の旅は、非常に有意義なものでした。わたしは今年、『和を求めて』という本を出す予定ですが、同書の内容にも今回の視察を反映させたいと思います。
なお、それぞれの訪問場所およびイベントなどについては、ブログ「平等院」、ブログ「源氏物語ミュージアム」、ブログ「伏見稲荷大社」、ブログ「哲学の道」、ブログ「京都大学」、ブログ「銀閣寺」、ブログ「金閣寺」、ブログ「龍安寺」、ブログ「北野天満宮」、ブログ「悲とアニマ展」、ブログ「鎮魂茶会」、ブログ「鎮魂舞台」、ブログ「桂離宮」を御覧下さい。
*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。
2015年3月13日 佐久間庸和拝