洗身会

9日の夜、小倉ロータリークラブの「洗身会」に参加しました。同クラブの懇親会ですが、なぜか真夏に鰻を、真冬にフグを食べることになっています。今は真冬なので、フグの名店で知られる門司港の「あお木」にメンバーが集いました。


「あお木」の前で(チョー寒かった!)



乾杯の後、ビールで懇親会がスタートしました。前日の日曜日に「北九州マラソン」が行われたのですが、小倉ロータリーのメンバーが6名も参加して、なんと全員完走されたそうです。わたしと同じテーブルに座られていた方も自己最高のタイムで完走され、みなさんから「おめでとうございます!」と声をかけられていました。その方は北九州に単身赴任されており、転勤が近いそうですが、走りながら北九州の景色を眺めているうちに、さまざまな思い出が甦ってきて、目頭が熱くなられたそうです。わたしは「ああ、こうやって北九州を愛して下さる方がいて嬉しいなあ」としみじみ思いました。


絵皿に盛られたフグ刺し

ひれ酒と茶碗蒸し

ひれ酒とフグの白子焼き

フグの唐揚げ

フグちり鍋

雑炊がとにかく絶品でした

最後は、フグの握り寿司で・・・・・・



ビールで喉を潤した後は、フグのひれ酒、メンバーが持ち込んだ各種の日本酒や焼酎を飲みました。料理は突出しのナマコから、大きな絵皿に盛られたフグ刺し、茶碗蒸し、フグの白子焼き(映画「おくりびと」で山崎努がうまそうに食べていたやつ)、フグの唐揚げ、フグちり鍋、雑炊、最後にはフグの握り寿司まで出て、満足のゆくコースでした。


店内の貼り紙



じつは、わが松柏園のフグ料理も好評をいただいており、小倉ロータリーのみなさんにも御贔屓にしていただいているのですが、初めて訪れた「あお木」のフグは本当に美味しかったです。「あお木」はブログ「出光美術館」で紹介したミュージアムのすぐ近くなのですが、同美術館の友の会の会長をされている八坂和子さんから「一度、あお木に行ってみるといいですよ」と言われていました。やっと、「あお木」のフグを食することができました。


また、ぜひ訪れたいです・・・・・・



帰り際、「あお木」の大将である青木信也さんと名刺交換しました。
青木さんは「松柏園の社長さんですか、それはそれは!」と笑顔で挨拶して下さいました。とても人間味にあふれた方で、その善き心が料理の味にも反映しているように思いました。最後は、お店の前でみんなで集合写真を撮影しました。この日の北九州は雪も舞って非常に寒い夜でしたが、美味しいフグを食べて身も心も温まることができました。



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2015年2月10日 佐久間庸和