全互連研修会


東京に来ています。26日の13時半から、亀戸の結婚式場「アンフェリシオン」で全互連の第1回部門別研修会が行われました。東京は朝から雨で、わたしも傘を差してはいましたが、ビショ濡れになりました。しかし、80名を超える方々が全国から参加してくれました。


第1回部門別研修会のようす

冒頭、会長挨拶をしました



今日の研修会は2部制になっていました。
第1部はグループディスカッション、第2部は講演でオフィス・シバタの柴田典子氏が「葬儀の事前相談の進め方」をテーマに話して下さいました。
冒頭、全互連会長挨拶ということで、わたしが壇上に立ちました。
わたしは「こんなに多くの方々にお集まりいただき、誠にありがとうございます。
外は雨が降っていて寒いですが、この会場は熱気ムンムンです。このように研修しよう、学ぼうという熱意がある人がこれだけ揃えば、全互連は無敵です!」と述べました。


研修会の重要性を訴えました



それから、「わたしは今年6月に会長に就任いたしました。そのとき以来申し上げているのは、冠婚葬祭互助会の『初期設定』と『アップデート』です。初期設定とは『相互扶助の精神』や『日本人の儀式文化』を守ることに尽きますが、アップデートのほうは実にさまざまな問題が生じていますので、それらに速やかに対処しなければなりません。
そのためにも、このような研修での学びが非常に重要となります。
今日のテーマは『葬儀の事前相談』ですが、これまで『死』や『葬式』の話など縁起でもないということで忌み嫌っていた日本人の考え方に大きな変化が起きています。それは昨今の『終活』ブームを見ても、よくわかります。わたしは互助会とは『巨大な終活倶楽部』だと思っています。どうか、互助会の会員様がより良く人生を修められるような葬儀の事前相談を心がけていただきたいと思います」とも述べました。



その後、全互連の大石竜二副会長(千代田社長)が壇上に立たれ、「葬儀の事前相談をきちんと行えば、互助会はまだまだ発展できます。この研修会を有意義なものとされて下さい」と述べました。じつは、ブログ「後悔しない『終活入門』」にも書いたように、今朝、大石副会長の千代田さんから『決定版 終活入門』(実業之日本社)の大量注文をいただきました。社内教育用に使われるようですが、本当にありがたいことです。


挨拶する柴田典子氏



大石副会長の挨拶の後は、全互連の研修委員会の鈴木康伸委員長が壇上に立ち、今日の研修会の進め方などの説明がされました。それから、講師の柴田氏が紹介され、簡単な挨拶をされました。柴田氏は「家族葬がもういいです。ただ価格の安さばかりを追求していたら、葬儀スタッフの社員教育もできませんし、彼らの福利厚生さえできません。お金のことばかりを問題にするのではなく、高い教育を受けさせることによって、お客様に高いレベルのサービスを提供できる社員を育てることが大事です」と言われました。まったく同感です。
わたしたち全互連は、今後も研修活動に力を注いでいく所存です。



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2014年11月26日 佐久間庸和