建築打ち合わせ


8月1日は、月初ということもあり、まことに慌ただしい1日でした。
ブログ「『ふくおか経済』取材」で紹介したインタビューの後、同じサンレー本社の貴賓室に佐久間進会長や橋本常務、企画部の石田部長、冠婚事業部の山下部長を交えて建築関係の打ち合わせを行いました。一級建築士であるスズキ設計の塩釜常務執行役員がイメージパースや設計図などを持参して説明してくれました。


松柏園ホテル新築工事の打ち合わせのようす

図面を見ながら意見を交換する



まずは、松柏園ホテルの新築工事に関する打ち合わせです。2016年11月18日のサンレー創立50周年に向けて、松柏園が新築ホテルとして生まれ変わることになり、先日、設計コンペが行われました。その結果、スズキ設計さんにお願いすることになりました。
わたしも若い頃に空間プロデュ―スやリゾート・プランニングなどの仕事に関わった経験がありますが、「非日常」空間を創出する塩釜常務のセンスを非常に高く評価しています。


完成時の姿をイメージする



現在、急ピッチで新築プロジェクトが進行していますが、前代未聞の新時代のホテル&ウエディング空間が誕生しそうです。おそらく、北九州の人々は仰天するのではないでしょうか。「洋」の要素と「和」の要素が見事に共生し、これまでのサンレー文化の集大成のような施設になるでしょう。まさに、デラックス&リラックスなホテルがもうすぐ誕生します。


大里紫雲閣の建築ボードを見る



それから、松柏園の打ち合わせが終了すると、続いてブログ「大里紫雲閣起工式」で紹介した今秋オープン予定の新しい紫雲閣の外装および内装について打ち合わせました。
松柏園ホテル総支配人である山下部長が退室したのと入れ替わりに、紫雲閣事業部長である祐徳秀信部長と小倉紫雲閣の片峯淳支配人が入室しました。


細かい点をチェックする



塩釜常務が棒を使って、いろいろと説明してくれましたが、非常に上品な色使いで気に入りました。セレモニーホールというよりも美術館のようです。日本全国には、今でもセレモニーホールの建設に反対する地域があるそうです。この時代に信じられない気もしますが、そんな土地に住む方々もこの新しい紫雲閣のデザインを見たら考えが改まるのではないでしょうか。
ホテル&ウエディング空間の新築に加え、新しいモダンな紫雲閣が続々と各地に誕生します。ハードの面でも、「天下布礼」が大きく前進しそうです。よろしければ、サンレーグループの諸施設について詠んだ道歌を集めたブログ「施設と文化のうた」も御覧下さい。



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2014年8月1日 佐久間庸和