叙勲祝賀会

6月17日の18時半から叙勲祝賀会に参加しました。
小倉ロータリークラブの大先輩である小島庸匡さんが、春の受勲において旭日小綬章を受章され、その祝賀会が松柏園ホテルで開かれたのです。受付は、小倉ロータリーの若手のホープである松永浩さん(スマイル保険サービス社長)が担当されていました。


受章された小島庸匡さんと

会場に旭日小綬章が展示されました



小島さんは、小島公認会計士事務所の代表です。永年にわたる公認会計士功労により、このたびの栄に浴されました。小島さんは、全国に3万人以上もいる公認会計士の全国団体の副会長を務められているそうです。公認会計士という知的集団の中での副会長とは凄い!
「叙勲祝賀会のご案内」には、佐久間進サンレーグループ会長)、原田光久(日本磁力選鉱社長)、大迫益男(ゼンリンプリンテックス会長)の3人の発起人の名前が記されていました。いずれも、小倉ロータリークラブのメンバーです。佐久間会長自身も2007年11月3日に旭日小綬章受章を受章しており、現在は北九州叙勲者協会の会長を務めています。


冒頭、発起人の佐久間会長が挨拶しました

乾杯の音頭を取る原田ポスト・ガバナー

カンパ〜イ!



祝賀会に参加させていただいたわたしは、心から「おめでとうございます」とお祝いの言葉を述べました。わたしは、「祝う」という営みには人類の良き秘密が隠されていると思っています。「祝う」という営み、特に他人に関することを祝うことが人類にとって非常に重要であると思うのです。なぜなら、祝いの心とは、他人の「喜び」に共感することだからです。それは、他人の「悲しみ」や「苦しみ」に共感するボランティア精神と対極に位置します。しかし、じつは両者とも他人の心への共感という点では同じではないでしょうか。


叙勲祝賀会のようす



よく、「他人の不幸は蜜の味」などと言われますね。
たしかに、そういった暗い部分が人間の心に潜んでいることは否定できませんが、だからといって居直ってそれを露骨に表現しはじめたら、人間終わりです。社会も成立しなくなります。だから、祝うという営みこそ人間としての醍醐味であると思います。


小島さん、おめでとうございました!



小島さんは、わたしが小倉ロータリーに入会した日、最初に「入会おめでとうございます」と言って下さった方です。また、「名前に同じ『庸』という字がありますね。どうぞ、よろしくお願いします」とも言って下さいました。優しい笑顔が印象的でした。もちろん、祝賀会にはロータリーの方々もたくさん来られていましたが、最近忙しくて例会に顔を出せないわたしにとって久々にお会いする方も多かったです。



この日の司会進行は、小倉ロータリーの監事である角南雅徳さん(角南法律事務所所長)が務められました。角南令夫人もピアニストとして登場され、「エリーゼのために」などを演奏されました。クラッシック好きな小島さんへの粋なプレゼントです。それから、博多山笠で有名な「祝い目出度」が歌われました。一番は「酒飲む人」こと小倉ロータリーの二村吉則会長(九銀不動産鑑定所北九州事務所所長)が歌われましたが、見事なアカペラでした。続いて、二村会長は角南令夫人のピアノ伴奏で十八番の「皆の衆」も披露されました♪



それから、花束贈呈の時間となり、唯一の女性参加者である角南令夫人から美しい花束が贈られました。続いて記念品贈呈ということで、江渕泰生さん(井筒屋外商サービス社長)が登壇されました。小島さんの趣味が能ということで、江渕さんからは素晴らしい舞扇が贈られました。小島さんは本当に嬉しそうでした。


「謝辞」を述べる小島さん



そして、ついに小島さんの「謝辞」です。小島さんは、「みなさま、今日はありがとうございました」と述べ、皇居で天皇陛下から受賞された日の悦び、それから奥様への感謝の言葉を口にされました。奥様からは「あなたの人生は、今がピーク。これからは下り坂ですよ」と言われたそうです。でも、小島さんはNHKのBSで放送されている番組で火野正平が口癖にしているという「下り坂サイコ―!」という言葉を叫ばれました。会場中が拍手に包まれたことは言うまでもありません。最後は、小倉ロータリーの時期副会長である鱒見進一さん(九州歯科大学副学長)が中締めの挨拶をされ、「小島さん、今日はおめでとうございました。小島さんの人生は下り坂でも、小倉ロータリーは上り坂です!」と力強く言われました。最後は、参加者全員で集合写真を撮影し、お開きとなりました。それにしても、お祝いの会というのは良い気に満ちていて素敵ですね。小島さん、本日は誠におめでとうございました!



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2014年6月17日 佐久間庸和