第100回明陵同窓会総会

ブログ「第100回明陵同窓会総会のお知らせ」で紹介したように、25日の15時から母校である小倉高校の同窓会総会が開催されました。会場は小倉高校の体育館です。今回も、わが社の松柏園ホテルが料理や会場運営を担当しています。


校門の前で

第100回明陵同窓会総会のようす



小倉高校は、各界で活躍されているOBが多い名門です。
詳しくは、「福岡県立小倉高校出身有名人」を御覧下さい。
会場に入ると、いきなり1000人以上の人がいて、ものすごい熱気でした。
会場の体育館にはクーラーが入っておらず、汗がどっと噴き出してきます。
せっかくのおニューの紫色のポロシャツが汗でびっしょりになってしまいました。
やはり、年に1回の同窓会総会に来ると、血が騒ぎます。特に、今回は記念すべき100回目の同窓会総会ですので、盛り上がり方がハンパではありません。


1200人以上の同窓生が参集しました

高校34期の席に座りました

今年も、わが社が担当させていただきました

同級生と話しました



高校34期の席に着くと、なつかしい顔が揃っていました。
卒業してから20年以上、ずっと最後列の席だったのですが、昨年初めて1つ前の列になっていました。50歳にして、ようやく一歩前進した感じがしました。しかし今年はまた参加者が多いせいか、再び最後列になっていました。(苦笑)
同級生たちと昔の思い出話をしたり、近況を報告したりしていると、あっという間に時間が過ぎていきます。いつも思うのは、高校の同級生ほど気の合う存在はないということです。
なぜなら、出身地が同じ、年齢が同じ、加えて学力もしくはIQがだいたい同じくらい(?)ということで、このように三拍子が揃っているからです。


乾杯の挨拶をする福地先輩

カンパイ!

福地茂雄先輩と



総会の行事が終了して、懇親会に入りました。すべてのテーブルに、アサヒビールの缶ビールやカクテル、ウーロン茶などが配られました。そして、ブログ「福地先輩との再会」で紹介した元NHK会長でアサヒビールホールディングスの福地茂雄相談役が記念すべき100回目の乾杯の音頭を取られました。わたしは、乾杯を終えるとすぐ福地先輩のもとへ行き、御挨拶をさせていただきました。福地先輩のすぐ近くには北九州市北橋健治市長がおられました。わたしは北橋市長にも御挨拶させていただきましたが、市長はわたしの姿を見て「ベスト・ドレッサー賞ですね」と言われました。恐縮です。


西日本新聞の諸隈先輩と

同級生の二人のツーショット

後輩の歯科医・谷口先生と



今日は先輩や後輩、そして同級生たちが1200人も集まりました。職業もさまざまで、会社の経営者もいれば、お医者さんも弁護士さんもいる。お坊さんや芸術家の先生だっています。日頃からお世話になっている顔見知りの方にばったり会って、母校が同じだと初めて知ることもしばしばです。多くの方々とお話ししていると、「ああ、良いご縁に恵まれたなあ」と痛感します。今日も、多くの先輩や後輩のみなさんと交流できました。
西日本新聞北九州本社の諸隈光俊副代表にもお会いしました。諸隈先輩とわたしのツーショット写真を撮影してくれた松柏園ホテルの兎田伸康副支配人が「あれーっ、諸隈さん?」と大きな声を上げるので驚いたら、なんと二人は小学校・中学校の同級生なのでした。二人はハグして、しばらく抱き合っていました。そして、「今度、一緒に飲みましょう!」と約束していました。そんな二人の姿をわたしが撮影しましたが、やはりこの世は有縁社会ですね。また、わたしの家族が歯の治療でお世話になっている谷口歯科医院の谷口先生にも会いました。


壇上のロシナンテス・川原尚行理事長

ロシナンテスの川原理事長と



また今日は、ロシナンテスの川原尚行理事長にもお会いしました。
アピール・タイムというコーナーで、政治家やNPO関係者がさまざまな話をしたのですが、川原理事長もご自身の活動の支援を同窓生に呼びかけられておられました。
川原理事長は、1984年3月に小倉高等を卒業し、92年九州大学医学部を卒業。九州大学第二外科(現在の消化器・総合外科)へ入局され、臨床医として経験を積まれました。九州大学臨床大学院(生化学)を修了し、博士号を取得されています。それから、外務省の在タンザニア日本大使館に医務官兼二等書記官として勤務、その後ロンドン大学にて熱帯医学を学び、在スーダン日本大使館に医務官兼一等書記官として勤務されました。2005年1月に辞職後、同年4月よりスーダンで活動を開始、翌06年5月にスーダンにおいて医療を中心に活動を行っているNPO法人ロシナンテス」を設立。06年に国際NGO「ロシナンテス・スーダン」を設立しています。2011年3月11日の東北大震災発生時には、日本に帰国・滞在していましたが、未曾有の災害のために現地入りし、医療・災害復旧ボランティア活動を行っています。



2013年現在も、スーダンと東北双方での活動を続けておられます。川原理事長はわたしの2年後輩ですが、一度お会いしたいと思っていました。アピール・タイムを終えた彼に声をかけると、わたしのこともよく御存知でした。ロシナンテスの活動は本当に素晴らしいので、わが業界としても何らかの支援をさせていただきたいと思っています。
川原理事長の存在を初めて知ったのは、2009年7月に放映されたRKB「元気by福岡」を観た時でした。その後、わたしも同年11月に同番組に出演させていただきました。さらに、わたしの翌週は当時NHK会長だった福地茂雄先輩が出演されています。後輩であれ先輩であれ、小倉高校の同窓生が各界で活躍されるのは本当に誇らしく思います。


「お楽しみ抽選会」の司会をする宮本隆治先輩

松柏園からも景品を提供しました


今日の総合司会は、元NHKアナウンサーの宮本隆治先輩でした。宮本先輩のアナウンスで「お楽しみ抽選会」が行われましたが、わが松柏園ホテルからは、特製カレーセットとペア食事券などの豪華景品を提供させていただきました。いつ聞いても、宮本アナの声は本当に耳に心地良いです。さすがは、紅白歌合戦の総合司会を務められた方ですね。


大いに盛り上がりました

高らかに校歌を歌う♪

小倉高校、バンザ〜イ!!



総会の最後には、校歌を全員で合唱しますが、いつも胸が熱くなります。
校歌を歌うと、本当に全員の心が一つになります。
中には、涙を流しておられる大先輩もいらっしゃいます。
「大空ひたす玄海の深き知徳を讃えつつ・・・・」で始まる校歌は最高です。
自分で言うのも何ですが、勇壮でロマンのある日本一の校歌だと思います。


「第100明陵同窓会総会」のパンフレット表紙

パンフレットの表2に広告を出させていただきました



母校の校歌を歌うとき、わたしは「学縁」というものを強く感じます。
そして、校歌斉唱の後は、全員で万歳三唱です。もうサイコー!
当番幹事のみなさん、本当にお疲れ様でした。


17年前、同窓会総会で挨拶しました

寄付金の目録を北九州市長にお渡ししました



今年の当番幹事は高校52期ということですが、わたしは高校34期の当番幹事長でした。今回は「飛躍」がテーマですが、わたしたちのときは「縁(えにし)」でした。当時のわたしはは32歳でしたが、同級生のみんなと一緒に苦労して同窓会総会をなんとか成功させました。わたしは当番幹事長として壇上で挨拶し、新たに創設した「ひまわり基金」という寄付金の目録を当時の北九州市長であった末吉興一市長にお渡ししました。今ではもうセピア色の思い出ですが、非常に緊張したことを記憶しています。


同級生たちと

高校34期で記念撮影



当番幹事長ですので、わたしには毎年できるだけ多くの同級生を集める使命があります。正直言って苦戦していますが、それでも集まってくれたメンバーと一緒に飲みながら、ゆっくり語り合う時間は心からリラックスできます。
同級生ゆえに余計な気も遣わず、なつかしいあの頃にタイム・トリップできるのです。
みなさんも、同窓会の案内が来たら、ぜひ参加されて下さい。
きっと、あの頃に置き忘れてきた大切な何かを思い出されるのでは?
同窓会の後は、小倉井筒屋の前のアイリッシュ・パブで二次会を開きました。


同窓会後の二次会で



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2014年5月26日 佐久間庸和