ロータリー日和

今日は気温が低くて非常に寒いですが、金曜日なので、ロータリーのある日です。
小倉ロータリークラブの会員であるわたしは、例会に参加しました。


ロータリー日和につき超満員!



わたしがギリギリの時間に会場入りしたのですが、満員でどこにも席が見当たらず、驚きました。急遽、増席していましたが、小倉南クラブも含めて十数年間にわたるわがロータリー人生の中でも初めての経験です。ただでさえ会員の出席率が良い上に、メイキャップで出席された他クラブの方々、小倉クラブがお世話をしている小倉工業高校のインターアクト部の生徒さんたちも来ていました。わたしは「今日は雨も降って寒い日だけど、これほど多くの人が集まるとは、ロータリー日和だなあ・・・・・」としみじみと思いました。
わたしはいつも最後列に座るのですが、今日は1つだけ空いていた最前列の中央の席に座りました。最前列ということで、ロータリーソングもすぐ間近でした。



今日は2月に入って最初の例会でした。
月初の例会では、誕生日祝いと結婚記念祝いが行われます。
まずは、2月に誕生日を迎えられる会員さんたちが前に出ました。
とても数が多く、2月5日生まれの方が3人もいらっしゃいました。
マイ・ローヤー」こと辰巳和正先生は2月6日生まれでした。
みんなで「誕生日の歌」を歌いました。「誕生日の歌」は、以下のような歌詞です。



今日はあなたの誕生日
世界をめぐる歯車の一つが生まれた
めでたい日
みんなでお祝い申します



また結婚記念日祝いでは、2月に結婚記念日を迎えられた方々が前に出ました。
酒飲む人」こと二村会長は、なんと2月14日が結婚記念日だそうです。バレンタインデーに結婚するなんて、なんというロマンティックな人でしょうか! 
わたしの二村会長に対する見方が大きく変わりました。
ともあれ、みんなで「結婚記念日の歌」を歌いました。以下のような歌詞です。



君と我と遙けき旅路
思えば楽し 楽し
この日ぞ空は輝き匂う
いざや共に たヽえなん



「誕生日の歌」も「結婚記念日の歌」も、ともに小倉ロータリークラブ元会員である故・浜田陸一(劉寒吉)氏の作詞によるロータリーソングです。
以前わたしが所属していた小倉南ロータリークラブでも歌われていました。
初めて聴いたときは「ずいぶんと古色蒼然とした歌だなあ」と思いましたが、今では「しみじみと良い歌だなあ」と思います。わたしがトシを取ったのでしょうか。


2月ということで「恵方巻き」が出ました



誕生日祝いと結婚記念祝いの後は、「会長の時間」です。
いつもは遠くから拝見している二村会長のお顔が今日はすぐ目の前で、ど迫力でした。
二村会長はまず、斉唱したばかりの「君が代」について、次のように述べました。「わたしは最近、『君が代』の2番を歌うようにしています。1番は知っていても、2番を知らない人が多いようです。みなさんは御存知でしたか?」
それから「春」にちなんだ話題を取り上げ、白魚・立春春一番などについて話されました。最後に「春一番といえば、キャンディーズの歌でもありますね。わたしは、キャンディーズの中で亡くなられた田中好子さん(スーちゃん)が一番好きでした。じつは以前、わがクラブの家族忘年会に彼女が参加されたことがあります。そのとき、わたしも写真を一緒に撮ってもらいました」と言われました。そんな事実、わたしは初めて知りました。
今日の食事ですが、2月ということで「恵方巻き」が出ました。



さて「卓話の時間」には、小倉工業高校インターアクト部の生徒さんたちの卒業記念に活動の発表をしてもらいました。今日は3人の生徒さんと引率の先生が1人来て下さいました。SAの江渕泰生会員から「今日は、オッサンたちに囲まれて、みなさん緊張されていることでしょう。でも、噛み付いたりしませんから、ご安心下さい。それでは、どうぞ、お願いします」というアナウンスがありました。これで一気に生徒さんたちの緊張も解けたようでしたが、それにしても江渕SAのスピーチには「気遣い」というものがあって素晴らしいと思いました。
江渕SAは(株)井筒屋外商サービスの社長さんですが、さすが長年、接客業に関わられてこられた方であると感銘を受けました。わたし自身、大変勉強になりました。
生徒さんたちの発表に先立って、新世代奉仕委員長の八尋重治会員から挨拶がありました。この挨拶も生徒さんたちへの思いやりに満ちた素晴らしい内容でした。
わたしは、「ロータリーは人生修行の場そのもの」と悟りました。



それから、それぞれ壇上で各自の活動発表が行われました。
あしなが学生募金の話、小倉駅前の早朝清掃の話、それから薬物濫用防止運動などについての発表がなされました。いずれも素晴らしい内容でしたが、特にわたし自身も取り組んでいる「あしなが」募金の話は胸を打たれました。何よりも、この生徒さんたちのことを「えらいなあ!」と思ったのは、自分自身も高校生であるのに、事故などによって親を亡くして高校に進学できない中学生のために奉仕をしていることです。わたしのような中年が支援活動をするというならば理解できますが、高校生の身で支援活動をするのは本当に頭が下がります。いや、本当に心の底から感動しました。このような「思いやり」の心、「利他」の心を持った生徒さんは社会人になっても必ず幸せになれると確信します。
発表後は、二村会長から表彰状と記念品が贈られました。



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2014年2月7日 佐久間庸和