「これはよい」の法則


18日の早朝から松柏園ホテルの神殿で行われた月次祭に参加しました。
その後、「平成心学塾」を開催しました。


今朝の月次祭のようす

平成心学塾のようす



最初に、佐久間進会長が話をしました。
会長は、ブログ「天道館の竣工式」で紹介したわが社の新たな施設について述べ、「天道館には平成心学塾も入ります。ぜひ、平成の寺子屋にしたい」と語りました。


「これはよい」の法則について話す佐久間会長



そして、天道館を高齢者の方々に「居場所と出番を提供する」場所、「丈夫で長生きに恵まれる」場所、「知人・友人に恵まれる」場所、「仲間づくり・健康づくり・生きがいづくりの」場所にしたいと構想を述べました。
さらに、佐久間会長は新たに「これはよい」という法則を示してくれました。
「これはよい」とは、以下の通りです。



「こ」・・・根性(不平・不満・愚痴・泣き言・人の悪口を言わない)
「れ」・・・礼(あいさつ・おじぎ・言葉づかい・身だしなみ)
「は」・・・笑い(質より量が大事。無理にでも笑うと幸せになれる)
「よ」・・・陽(何事も陽にとらえる。陽気・前向き・積極的)
「い」・・・一番(笑いが一番、挨拶が一番など、自分なりの強みを持つ)



わたしは会長の話を聞いて、「これは良いなあ!」と思いながら(笑)、ブログ「『はひふへほ』の法則」で紹介した「はひふへほ」の法則を思い出しました。「はひふへほ」の法則とは、2012年1月16日のサンレー北九州賀詞交換会および会長の「喜寿の祝い」の冒頭の挨拶で初めて披露されたものです。佐久間会長は、東日本大震災後を生きる日本人が幸せになるための「はひふへほ」の法則について語りました。それは、以下の通りです。



「は」・・・・・半分でいい
「ひ」・・・・・人並みでいい
「ふ」・・・・・普通でいい
「へ」・・・・・平凡でいい
「ほ」・・・・・程々でいい



それを祝賀会の会場で聴いていた「バク転神道ソングライター」こと鎌田東二先生が大変感心されていました。その後の挨拶で、鎌田先生は「折口信夫が理論国学者だとしたら、佐久間会長は応用国学者だと思います。先程の『はひふへほ』の法則といい、わかりやすい説明と実践には感服しております」と述べられ、それから祝いの法螺貝を吹いて下さいました。後日、わたし宛のメールでも、「『はひふへほ』の法則は、本当に大したものだと思います」と書いて下さいました。今回の「これはよい」の法則については何と言われるでしょうか?
鎌田先生といえば、ブログ「満月の文通」で紹介したように、今朝の「日本経済新聞」に掲載された「交友抄」で鎌田先生のことを書かせていただきました。鎌田先生は京都で日経新聞を買われたそうですが、とても喜んで下さいました。


わたしも訓話をしました

みんなでDVDを観賞しました



佐久間会長に続いて、わたしも訓話を行いました。
今日は簡単な近況報告をした後、DVDをみんなで観賞しました。
まずは、中国で儒学が復興し、親孝行がブームになっているという映像を観ました。
それから、被災地での幽霊現象についての映像を観て、グリーフケアについて考えました。
ときどき、訓話の中でこのようなDVD観賞を取り入れています。
みんな、非常に興味深そうに、真剣な表情で聴いていました。
みんなで学んで、みんなで考えて、少しでも進歩したいものです。



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2013年10月18日 佐久間庸和