九州ブロック臨時総会

14日の午後から、一般社団法人全日本冠婚葬祭互助協会(全互協)の九州ブロック臨時総会が開催されました。会場は、博多の美野島にある結婚式場「RITZ5」です。
臨時総会の前に開かれた拡大理事会では、わたしが倫理規定についての説明をしました。
その後の臨時総会では、九州の各地から全互協会員互助会の代表が集まりました。


九州ブロック臨時総会で挨拶する柴山社長

参院選について説明する吉田社長



最初に、九州ブロック長であるラックの柴山文夫社長が挨拶をしました。
それから、互助会政治連盟の会長であるメモリードの吉田茂視社長から次期参議院選挙についてのお話と約款改正問題の報告がありました。



今回は、熊本に本社があるセルモの安田征史社長も参加されていました。
先日、訪問した鹿児島市のマコセエージェンシー本社には、安田社長と亡くなられたセルモの岡崎副社長の写真が恩人として飾られていました。鹿児島も営業エリアであるセルモさんは、マコセのオリジナル会葬礼状をいち早く取り入れられたそうです。
マコセの会葬礼状といえば、「ベスト50レビュアー」のブログ「不識庵の面影」に「“薩摩おごじょ”たちのグリーフケア」という記事がアップされていましたね。




それにしても、柴山社長・吉田社長・安田社長という3人の先輩社長が揃うと、なんだか安心してしまいます。まさに、「九州ブロックこそ日本最強!」という印象です。
わたしは、この先輩方に多くを学んできました。不肖わたしも先輩方の後を追って、九州の冠婚葬祭業界を今後も盛り上げていきたいと思っています。


「閉会の辞」を務めました



わたしは「閉会の辞」を務め、壇上で次のように挨拶しました。
いま、冠婚葬祭互助会は危機的状況にあるという人がいます。
たしかに大きな過渡期にあることは事実でしょう。でも、この危機を機会ととらえれば、わが業界はさらに飛躍できるものと信じます。先日、ヤマト運輸の都築元社長のお話を聴きました。伝説のカリスマ経営者である小倉昌男翁とともに宅急便という一大イノベーションを成功させた方ですが、「宅急便はどん底から生まれた」と言われていました。


ヤマト運輸や出光興産のことを話しました



また、わたしの最も尊敬する経営者である出光佐三翁の話もしました。
佐三翁は、出光興産の本店のある門司の対岸にある下関では石油を売れないことから、関門海峡で船の上で石油を売ることを思いつき、「海賊とよばれた男」となりました。その後、出光興産は東アジア全域に進出し、「世界の出光」へと飛躍しました。


「ピンチはチャンス!」と訴えました



ヤマト運輸や出光興産から学べることは、「ピンチはチャンス!」ということです。わたしたちも、このたびの一連の出来事を陽にとらえ、“禍転じて福と為す”の発想で行きましょう!
以上のように述べたところ、会場から盛大な拍手をいただき、感激しました。先輩方が拍手をされている姿も目に入り、わたしの胸は熱くなりました。



なお、臨時総会終了後、「互助会経理および会員管理実務担当責任者研修会」が開催されました。そこで、わが社の経営管理部の槇浩治部長が「会員管理の徹底」について話をしました。全互協の会員互助会にとっては非常に有意義な1日になったことと思います。



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2013年6月15日 佐久間庸和