今日からミャンマーへ

今日からミャンマーに行ってきます。
ご存知のように、わたしは「世界平和パゴダ」を運営する「日緬仏教文化交流協会」の理事です。同協会は、日本とミャンマー仏教文化の交流促進を目的としています。
詳しくは、ブログ「『世界平和パゴダ』再開」をお読み下さい。
それなのに、わたしはまだミャンマーを訪れたことがありません。
でも、ミャンマー関係の本はいろいろ読んで、勉強してきました。


ミャンマー関係の本を読みました



「日緬仏教文化交流協会」の佐久間進会長は、すでに2回ミャンマーを訪問しています。
昨年12月の最初の訪問はブログ「台湾の思い出」に書いた東アジア冠婚葬祭業交流研究会の訪台ミッションと重なり、行けませんでした。
今年2月に行われた2回目の訪問は北九州商工会議所の主催でしたが、これもブログ「事業継承セミナー」に書いたイベントと重なって行けませんでした。このときは、ミャンマー仏教界の最高位にある三蔵法師が10人以上も出迎えてくれたそうです。


ミャンマーの三蔵法師孫悟空親子(?)



というわけで、わたしにとって初めてのミャンマー行きとなります。
日本の経済界が熱い視線を注ぐアジアの最後のフロンティア訪問にワクワクします。
最近、仏教徒イスラム教徒の抗争が激しいとのことで、社員のみなさんや家族は心配しています。でも、今回は大きなミッションがありますので、気を引き締めて行ってきます。


門司港の「世界平和パゴダ」で



ミッションとは、現地の上座部仏教の祭事である「水祭り」の視察です。わたしは、この祭りを「パゴダ祭り」として「世界平和パゴダ」のある門司港で行いたいと考えています。
ブログ「2013年本屋大賞」に書いたように、百田尚樹氏の『海賊とよばれた男』が本屋大賞を受賞しましたが、作品のモデルは出光興産の創業者である出光佐三です。
かつて出光佐三は、門司商工会議所の会頭時代に「門司みなと祭り」を門司港でスタートさせました。その70年後、同じ地で小生が「パゴダ祭り」をスタートさせるわけです。壮大なロマンに胸が熱くなりますが、2つの祭りを貫くキーワードは、もちろん「人間尊重」です。


この2冊を持参します



一応、『100文字でわかる世界の宗教』(ワニ文庫)を持参することにします。
それから、『図解でわかる!ブッダの考え方』(中経の文庫)も持参することにします。
何かあったら、この2冊を読んで、対策を考えます。



ミャンマーでもブログを更新する予定ですが、ネット環境が不明で、どうなるかわかりません。ホテルの客室ではWi−fiが使用できるとのことですが、現在は宗教抗争などで混乱しており、予断を許しません。まあ、可能ならブログを更新しますが、もし更新されなくても、ネット事情のせいですから心配しないで下さい。
どうなるか、行ってみなければわかりませんね。敬愛するアントニオ猪木氏も、「この道を危ぶむなかれ。行けばわかるさ!」と言っています。それでは、行ってきます!



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2013年4月10日 佐久間庸和