九州ブロック総会

今日は、全互協の九州ブロック総会が開催されました。
会場は、博多の美野島にある結婚式場「RITZ5」です。
九州の各地から60名を越える全互協会員が集まりました。


全互協の九州ブロック総会が開かれました

「開会の辞」を述べました

「今こそ、冠婚葬祭互助会の出番!」と訴えました



最初に、わたしが「開会の辞」を述べました。
わたしは、「いま春爛漫で桜が満開です。美しく咲く桜を見るたびに、この桜もいつかは散るのかとしみじみと思います。でも、わたしたちの業界はまだ散るわけにはいきません。これから、もう一花も二花も咲かせなければなりません。無縁社会とか老人漂流社会とか暗い方向に社会が進んでいる今こそ、人々に見えない縁に気づかせ、絆を深める冠婚葬祭互助会の出番だと確信しています。それでは、これから全互協の第89回九州ブロック総会を開催いたします。どうぞ、よろしくお願いいたします!」と宣言しました。


質疑応答も活発に交わされました



今日は議題が多かったですが、みなさん真剣な表情で聴かれていました。
質疑応答も活発に交わされ、非常に有意義な総会となりました。
これまで以上に、会員互助会の結束が固まったような気がします。



総会の終了後は懇親会が開催され、最初にラックの柴山社長の挨拶がありました。
続いて、セルモの安田社長が乾杯の音頭を取られました。安田社長は「全互協も40周年になります。佐久間さんのお父さんが初代会長を務められましたが、そのとき37歳だったそうです。自分は27歳でした。みんな若かったわけですが、あれからずいぶん時間が経過したんだなと感じています。これからも頑張りましょう!」と言われていました。



今日は、互助会保証の藤島社長もわざわざお越し下さり、いろいろと貴重なご意見を拝聴しました。業界の仲間とも久々に情報交換できて良かったです。
最後は、サニーライフの大西社長が中締めの挨拶をされて、懇親会は無事に終了しました。みなさん気の優しい方々ばかりで、わたしは「やっぱり、九州はいいなあ・・・」と思いながら、九州各地の焼酎をしこたま飲んで酔っ払ってしまいました。



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2013年3月28日 佐久間庸和

若者支援でシンポ

昨日まで雨でしたが、今日の小倉は晴れです。とても暖かいです。
ブログ「就労支援シンポジウム」で紹介したシンポが今朝の「毎日新聞」に紹介されました。
「若者支援でシンポ」「就労環境など討論」と紹介されています。


毎日新聞」2013年3月28日朝刊



冒頭に、「経済的に困窮する若者が自立に向けて働ける環境づくりをテーマにしたシンポジウムが25日、戸畑区のウェルとばたで開かれ、行政や企業などの関係者約150人が参加した」と書かれています。わたしも出演したパネルディスカッションも紹介され、「支援を続けている冠婚葬祭会社『サンレー』(小倉北区)の佐久間庸和社長も『臨時の受け入れは限界があり、継続的に人を送り込んでもらえる体制づくりが必要』と訴えた」と書かれています。
以上、今朝の「毎日新聞」に掲載された記事の紹介でした。
今日は、午後から全互協の九州ブロック総会が福岡で開催されます。
これから小倉駅に向かって、新幹線に乗ります。



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2013年3月28日 佐久間庸和

ベルギーの思い出

ブログ「オランダの思い出」に書いたように、昨年9月4日から7日まで、冠婚葬祭互助会業界の仲間たちとヨーロッパ視察に行ってきました。訪問国は、オランダとベルギーです。プロテスタントの国・オランダの人口は1669万人で、カトリックの国・ベルギーの人口は1095万人です。この両国は、もともとルクセンブルクを加えて「ネーデルラント王国」を形成していました。「ネーデルラント」とは「低地地方」という意味ですね。


ブリュッセルの街で



6日の午後、ベルギーの首都ブリュッセルに入りました。
ブリュッセルには、EC(ヨーロッパ共同体)の本部も置かれています。
いわば、ヨーロッパの中心都市であると言えるでしょう。
翌7日の朝、ベルギー大使館を訪問し、大使にもお会いしました。
今回の欧州ミッションの団長である互助会保証の藤島社長は元パナマ大使を務められていたので、そのルートで訪問させていただいたのです。


ベルギーのセレモニーホール

ホール内のようす

重厚なホールの扉

音響に凝ったというホール



それから、ベルギーの葬儀関連施設を視察しました。
オランダと同じく、DELA社の施設も訪れました。DELA社は現在では300万人以上の会員を有しています。オランダで3000件、ベルギーで18000件、合計48000件の葬儀施行を誇るヨーロッパ最大手の葬儀社にまで発展しました。
ベルギーにはアメリカ最大手の葬儀社SCIが進出していたのですが、数年前に撤退し、代わりにDELAがベルギー市場に参入したそうです。 ガリバーの参入を恐れたベルギーの葬儀業界は国を挙げてDELAの成長に歯止めをかけているようです。


ベルギーの火葬場(空にUFOが!?)

ベルギー火葬場の内部

ベルギーの霊園



その最たる例がベルギーの火葬場で、広大な敷地に現代芸術の美術館かと錯覚するようなモダンな建物にSF映画に登場するようなスタイリッシュな焼却場を視察しました。
しかも、写真には火葬場の上空にUFOのようなものが写っていました!
このオシャレな火葬場で葬儀を挙げる人々が増えているそうですが、その費用はなんと日本円で10万円程度だというのです。このような火葬場で10万円で葬儀ができるとなれば、DELAを含む既存の葬儀社にとっては大きな脅威となるでしょう。
ベルギーはカトリックの国ですが、教会で葬儀を挙げずに火葬場で行う人は増えているというのは驚きでした。この国でも、明らかに宗教離れが進んでいるようです。


ベルギーのシャトーホテル

ガーデン・パーティーが開かれていました

シャトーホテル内のバンケット


ベルギーでも、葬儀だけでなく冠婚施設も視察しました。まずは、わたしたちも宿泊したブリュッセル中央駅の前に位置するホテル「LE MERIDIEN BRUSSELS」。
それから、シャトー(古城)ホテルの「Chateau Gravenhof」に行きました。
ここではガーデンパーティーが開催されていましたが、日本人と違ってこちらの人はやはり様になりますね。女性のドレス、男性のタキシードもよく似合っていました。


「グラン=プラス」にて

打ち上げで挨拶しました

二次会でカラオケを歌う♪



ブリュッセルでは、毎晩、「グラン=プラス」で夕食を取りました。ここは、ブリュッセルの中心地にある大広場で、ヴィクトル・ユゴーが賛嘆したことでも知られます。世界で最も美しい広場のひとつと見なされており、1998年にユネスコ世界遺産に登録されました。
最後の夜は、日本料理店で打ち上げが開かれました。
その席で、ミッションのメンバー全員が感想を含めた挨拶をしました。わたしは、「この欧州視察に参加しなかった互助会は、きっと後で後悔することでしょう」と述べました。
二次会はカラオケに行き、大いに盛り上がりました。
わたしは、矢沢永吉の「時間よ止まれ」を歌いました。
世界中どこにいても、永ちゃんの歌を歌うとハッピーになれます。



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2013年3月28日 佐久間庸和