サンクスフェスタ八幡

ブログ「サンクスフェスタ(八幡)のお知らせ」に書いたように、今日はサンレーグランドホテルでイベントが行われました。天気が心配でしたが、おかげさまで素晴らしい晴天でした。
サンレー会員様をはじめとしたお客様が、じつに2000人以上もお越し下さいました。例年以上に人の多さを感じました。本当に、ありがたいことです。


サンクスフェスタ受付の前で

多くのお客様が訪れました

紫雲閣グループのパネルの前で

月面聖塔の奥に盆提灯コーナーが・・・・・・




「サンクスフェスタ」は、わが社の会員様やお客様に「ありがとうございます」という感謝の気持ちをお伝えするイベントです。「ありがとう」という言葉はどこの国にもあります。それは、「ありがとう」が人間にとって非常に大切なものだからです。「お金」はなくても何とかなるが、これがなくては生きていけないというぐらい大切なものなのです。


多くのお客様で賑わいました

盛り上がる抽選会

人形供養祭のようす

供養される人形たち



「ありがとう」と言われた人は気分がいいし、「ありがとう」と言った人も気分がいい。
こんなにお互いに「いい気分」になるのであれば、わたしたちは、もっともっと「ありがとう」という言葉を使うべきでしょう。心から、そう思います。
金もかからず手間もいらず、こんなに便利なものはありません。
それで、みんなが元気になれれば、こんなに幸せなこともありません。
まさに「ありがとう」は、他人も自分も幸せにする魔法の言葉です。


互助会コーナー

通過儀礼コーナー

盆用品販売コーナー

新鮮野菜販売コーナー



人生には1つのムダも、1つのマイナスもありません。起こっていることすべてには意味があり、みんな「有ること」が「難しい」ことに「当たる」から「有難当(ありがとう)」なのです。
この世に「当たり前」は何一つとしてありません。すべてが「有り難い」ことなのです。
その「ありがとう」の根本がわかれば、自ずからお客様のため、地域のために役立つよう一生懸命働こうという気持ちになってきます。それがまたお客様や地域の人々の共感を呼び起こし、お店はますます繁盛へと好循環していくことになるのではないでしょうか


世界平和パゴダショップ」と「笑えるだし巻き玉子」

「笑えるだし巻き玉子」を試食しました



話題の「世界平和パゴダ」のコーナーも設置され、日本で唯一の上座部仏教の聖地を紹介し、支援を求めました。また、ミャンマー直輸入の雑貨品なども売られました。
その隣では、NPO法人北九州ホームレス支援機構による「笑えるだし巻き玉子」のコーナーが新設されました。わたしも試食しましたが、甘くて大変美味しく、自宅へのお土産に求めました。NPO法人北九州ホームレス支援機構は、東八幡キリスト教会の奥田知志理牧師が理事長を務められています。つまり、同機構はキリスト教の精神に基づいて運営されていますので、こちらのコーナーは仏教とキリスト教、「慈悲」と「隣人愛」のコラボということになります。


最初に「禮鐘の儀」を紹介しました

続いて、世界平和パゴダを紹介しました

「慈経」を唱えるケミンダ住職

わたしも合掌して拝聴しました

ケミンダ住職とのツーショット


慈経 自由訳

慈経 自由訳

講演会場には1000人を超える方々が集まり、超満員となりました。
最初に、新時代の葬送イノベーションである「禮鐘の儀」を紹介しました。
続いて、「世界平和パゴダ」がパワーポイントを使って紹介されました。来場したウ・ケミンダ住職が挨拶され、「慈経」を読まれました。わたしを含めて、会場にいた全員が合掌して「慈経」を拝聴しました。わたしは「慈経」を聴きながら、心の中で「幸せであれ 平穏であれ 安らかであれ」と復唱しました。ウ・ケミンダ住職は、わたしが『慈経 自由訳』(三五館)を上梓したこともよくご存知で、「本当にありがたいことです」と言って下さいました。最後に「世界平和パゴダをよろしくお願いします」と流暢な日本語で言うと、会場から盛大な拍手が起こりました。


桂春蝶落語独演会」のようす

超満員となりました



その後、講演会場では、「桂春蝶落語独演会」が行われました。
春蝶さんは「上方落語の貴公子」として関西での人気ナンバーワンの若手落語家です。1975年生まれで、1994年 三代目桂春団治に入門し、芸能生活は20年を迎えます。正統派の古典落語と若さ溢れる創作落語で観客を魅了し、2007年に「なにわ芸術祭奨励賞受賞」、2009年に「三代目桂春蝶襲名・繁昌亭大賞爆笑賞受賞」、2013年には「咲くやこの花賞・大衆芸能部門」を受賞しています。


会場が笑いのウズに・・・・・・

この名前は戒名ですか?(笑)



わたしも独演会を聴きましたが、非常にスマートな笑いで、会場を沸かせていました。
講演会場が葬儀式場ということもあって、「わたしがいる場所がちょうど遺影のあたりでしょうか」とか「桂春蝶という名前がまるで戒名に見えてきました」などとブラックジョークも受けていました。わたしは葬儀という営みを貶める輩は許しませんが、こういった明るくて健康的なジョークなら大歓迎です。


上方落語の貴公子」こと桂春蝶さんと



春蝶さんいわく、もともと落語のルーツは仏教にあるそうです。
説教の際に檀家が眠らないようにと一計を案じた僧侶が、小噺のようなものを始めたのことから落語が生まれたというのです。その意味では、ウ・ケミンダ住職が「慈経」を唱えた後に、落語の独演会が行われるというのは自然な流れなのかもしれませんね。



さて、今日のイベントのテーマは「感謝」ですが、冠婚葬祭互助会であるわが社にとって、最も感謝するべき対象とは何か?それは互助会の会員様であり、冠婚葬祭の各施設のお客様です。それらの大切な方々に対して、わが社は毎年「サンクスフェスタ」を開催するのです。
今日は、わたしも多くの方々に「ありがとうございます」を言うことができました。
わが社のスタッフのみなさんも、お疲れさまでした。
なお、「サンクスフェスタ in小倉紫雲閣」が7月5日(土)に開催されます。



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2014年6月29日 佐久間庸和