ハートフルクラブ

今日は金曜日なので、ロータリーのある日です。小倉ロータリークラブの会員であるわたしは、前夜に焼酎を飲み過ぎて二日酔いにもかかわらず例会に参加しました。


本日の例会のようす



先週が休みだったので、今日は10月に入って最初の例会でした。
月初の例会では、誕生日祝いと結婚記念祝いが行われます。
まずは、10月に誕生日を迎えられる3人の会員が前に出て、みんなで「誕生日の歌」を歌いました。「誕生日の歌」は、以下のような歌詞です。



「誕生日の歌」



今日はあなたの誕生日
世界をめぐる歯車の一つが生まれた
めでたい日
みんなでお祝い申します



その後、誕生日を祝われた会員を代表して、西部ガスの平島孝三郎常務が御礼の言葉を述べられました。また結婚記念日祝いでは、10月に結婚記念日を迎えられる5人の会員が目に出て、みんなで「結婚記念日の歌」を歌いました。
「結婚記念日の歌」は、以下のような歌詞です。



「結婚記念日の歌」



君と我と遙けき旅路
思えば楽し 楽し

この日ぞ空は輝き匂う
いざや共に たヽえなん




その後、結婚記念日を祝われた会員を代表して、北九州自動車大学校の中村文彦理事長が御礼の挨拶を述べられました。
「誕生日の歌」も「結婚記念日の歌」も、ともに小倉ロータリークラブ元会員である故・浜田陸一(劉寒吉)氏の作詞によるロータリーソングです。
以前わたしが所属していた小倉南ロータリークラブでも歌われていました。
初めて聴いたときは「ずいぶんと古色蒼然とした歌だなあ」と思いましたが、今では「しみじみと良い歌だなあ」と思います。わたしがトシを取ったのでしょうか。



それにしても、こうやってクラブのメンバー全員で祝い合うのは素晴らしいことです。
わたしは、「祝う」という営み、特に他人の慶事を祝うということが人間にとって非常に重要なものであると考えています。なぜなら、祝いの心とは、他人の「喜び」に共感することだからです。それは、他人の「苦しみ」に対して共感するボランティアの対極に位置しますが、両者とも共感という点では同じことではないでしょうか。
特に、誰かの誕生日を祝うことは、「人間尊重」そのものの行為です。その人が「この世に生まれた」こと、そして「今日まで生きてきたこと」を肯定することだからです。
みんなで「おめでとうございます」と言えば、言われた当人は「ありがとうございます」と答えます。ハートフル・ソサエティとは、「おめでとう」と「ありがとう」が活発に行き交う社会です。
ですから、雨が降ろうが風が吹こうが、毎月必ず「おめでとう」と「ありがとう」を全員で言い合っているロータリークラブは、「ハートフルクラブ」でもあるのです。


「糖尿病について」の卓話のようす



なお本日の卓話は、山本内科の山本院長による「糖尿病について」でした。
パワーポイントを使って非常にわかりやすくお話いただきましたが、終了後、二村会長が「要するに、『食べ過ぎるな、青魚を食べろ、酒を飲み過ぎるな』ということですな」とコメントしました。そのあまりに要を得たまとめ方に仰天しつつ、二村会長は本当に頭脳明晰な方だと思いました。また、「酒を飲み過ぎるな」と口にしたときには、なぜか会場が爆笑に包まれました。そんなこんなで、わたしは本日も充実したロータリーライフを満喫しました。



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2013年10月11日 佐久間庸和