観月会

19日は、十五夜中秋の名月でした。Tonyさんに「ムーンサルトレター」の弟99信(!)を送りました。20日の夜、小倉ロータリークラブの「観月会」が行われました。
場所は、ブログ「西日本工業倶楽部」で紹介したアール・ヌーヴォーの館です。


西日本工業倶楽部の洋館

日本館での「観月会」のようす



今夜は夫人同伴で、「ヴァイオリンとピアノ演奏」の夕べというので楽しみにしていました。
珍しく、わたしの妻も同伴してくれました。ありがたいことです。(苦笑)
しかし、てっきり洋館のほうだと思っていたら、隣の日本館が会場でした。
西洋館のほうには先約が入っていたそうですが、残念です。もちろん日本館も素晴らしいのですが、クラシック音楽の演奏には、やはりアール・ヌーヴォーの館のほうが合うからです。


演奏する岡田さんと早川さん



最初に二村会長の挨拶があり、続いて大迫親睦委員長の挨拶がありました。
その後は「ヴァイオリンとピアノ演奏」でしたが、ヴァイオリンは岡田鉄平さん、ピアノは早川恵美さんでした。岡田さんは、長江杯国際音楽コンクール第1位ほか、多数のコンクール入賞。早川さんは、ローマ国際ピアノコンクール第2位ほか、コンクールで上位入賞されています。ただ、洋館にあるグランドピアノが使えず、早川さんが電子ピアノで演奏されたのが残念でした。やはり本格的なピアノ演奏が聴きたかったですね。


美男美女の演奏に魅了されました!



岡田さんと早川さんは、「観月会」にちなんで、月にまつわる曲を演奏してくれました。
「荒城の月による変奏曲/滝廉太郎/島津秀雄」「ムーンリバー・マンシー二」「チャールダシュ/モンティ」「愛のあいさつ/エルガ」「ニューシネマ・パラダイス〜愛のテーマ/モリコーネ」といった曲目です。美男美女による素敵な演奏に、大きな拍手が起きました。


マイル君と妻



食事はフランス料理のフルコースにシャンパン、ワインなどの飲み物を楽しみましたが、それ以上に奥様方の会話に花が咲きました。宴もたけなわな頃、ブログ「盲導犬マイル君」で紹介したキャロル・カウンセリング治療院の木曽院長ご夫妻とマイル君がわたしたちの席にやって来られました。妻は大の犬好きなので、嬉しそうにマイル君の頭をなでました。すると、マイル君も妻の手をペロペロ舐めていました。犬好きな人だと思ったようです。
それと、木曽院長の奥様が早稲田の先輩だと知って、親しみを感じました。


夫婦で挨拶しました



その後、夫婦での参加者によるスピーチの時間となりました。
わたしたちの順番が来て、わたしは「結婚してから24年になります。来年は銀婚式を迎えるということで、時の流れの速さに驚いていますが、ここにおられる先輩方はもっと長い夫婦の歴史を持っておられます。わたしの両親は昨年、金婚式を迎えました。わたしたちも、せいぜい仲良く元気で頑張りたいと思います」と言いました。妻もマイクを持って、「今後とも、どうぞよろしくお願いいたします」とか何とか言っていました。
わたしたち夫婦の写真を西日本新聞北九州本社の玉井行人代表が撮って下さいました。
新聞社の代表から写真を撮影していだけるなんて光栄です!


名月と日本庭園を背景に・・・・・



月が空高く上ると、西日本工業倶楽部の大広間の襖が開けられ、わたしたちは美しい日本庭園と名月を観賞しました。庭から見る月は、なんとも言えぬ輝きを放っていました。
これが洋館ならば、この月を見ることはできなかったわけですから、やはり日本館で正解だったのかもしれません。わたしは、ほろ酔い気分で月を見上げながら、「あ、明日は仏教文化交流シンポジウムに出演するんだっけ!」と思ったのでした。はい。



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2013年9月21日 佐久間庸和