昨年末、師走の慌しい中、台湾に行ってきました。
韓国訪問に続く、東アジア冠婚葬祭業国際交流研究会のミッションです。
ミッションの一行は、台湾政府内政部、台北市営斎場、龍山寺、中華民国殯葬礼儀協会、台湾大学附属病院、龍厳公司(白沙湾安楽園)、写真館「ライカ・ウエディング」などを視察し、大いなる収穫がありました。
台湾政府内政部の孫文の肖像画の前で
台北市営斎場で
白沙湾安楽園の真龍殿の前で
台湾の写真館「ライカ・ウエディング」
こんな写真も撮れます!
12月12日の早朝、わたしは福岡空港から中華航空に乗って台北の松山空港に飛びました。ラックの柴山社長、メモリードの吉田常務も一緒でした。
「旅は道連れ世は情」です。ちょうど、北朝鮮が弾道ミサイルを発射したときであり、まさにわたしの飛行機とミサイルは至近距離で飛んでいたことを後から知り、ゾッとしました。
また、13日に台湾の海岸線から、ガイドさんに案内されて尖閣諸島の方角を眺めました。すると、まさにその時に中国が尖閣の上空を領空侵犯していたのです。なんたる偶然!
なんだか、わたしの運命は東アジアに翻弄されているような感じです。
東アジアの中で、わたしの最も好きな国が台湾です。
台湾の英語名は「Formosa」ですが、これは「美しい島」という意味です。
台湾料理も旨いし、人々の人柄も良い。何よりも、「一番好きな国は日本」という大の親日国です。わたしは、ウエディングドレスの仕入れなどでこれまで何度も訪れていますが、行く度に好きになる国、それが台湾です。
もともと好きだった台湾への思いは、最近さらに募っていました。なぜなら、東日本大震災で、台湾からの義援金総額が「世界最高額」であったからです。
日本が大震災で本当に困っているとき、周辺諸国は何をしたか。尖閣諸島や竹島という日本の領土を露骨に狙ってきました。まったく、隣国といっても油断のならない連中ばかりです。その中で、台湾のみが純粋な親愛の情を日本国民に届けてくれました。日本人は、台湾の人々が示してくれた「まごころ」を決して忘れてはなりません。
最初に訪れた内政部衛星局によれば、2011年末の台湾における人口は2344万4912人でした。死亡者数は15万2030人(日本は126.1万人)で、1981年の86204人と比較すると、この20年間でほぼ倍増しています。
なお、訪問場所についての詳しい内容はブログ「台北市営斎場」、ブログ「龍山寺」、ブログ「台大病院」、ブログ「白沙湾安楽園」をお読み下さい。
*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。
2013年4月3日 佐久間庸和拝