洗身会

9日の夜、小倉ロータリークラブの「洗身会」に参加しました。
同クラブの懇親会ですが、なぜか真夏に鰻を、真冬にフグを食べることになっています。
今は真冬なので、フグの名店で知られる門司港の「あお木」にメンバーが集いました。
ブログ「洗身会」で紹介したように、ちょうど昨年の2月9日にも同店を訪れました。
それというのも、2(月)9(日)は「フグ」に通じるからであります。


絵皿に盛られたフグ刺し



ビールで乾杯の後、懇親会が盛大にスタートしました。
ビールで喉を潤した後は、フグのひれ酒、メンバーが持ち込んだ各種の日本酒や焼酎を飲みました。料理は突出しのナマコから、大きな絵皿に盛られたフグ刺し、茶碗蒸し、フグの白子焼き(映画「おくりびと」で山崎努がうまそうに食べていたやつ)、フグの唐揚げ、フグちり鍋、雑炊、最後にはフグの握り寿司まで出て、満足のゆくコースでした。


ひれ酒と茶碗蒸し

ひれ酒とフグの白子焼き

フグの唐揚げ

フグちり鍋

雑炊がとにかく絶品でした

最後は、フグの握り寿司で・・・・・・



じつは、わが松柏園のフグ料理も好評をいただいております。
小倉ロータリーのみなさんにも御贔屓にしていただいているのですが、初めて訪れた「あお木」のフグは本当に美味しかったです。「あお木」はブログ「出光美術館」で紹介したミュージアムのすぐ近くです。わたしは13日からインドへ行くのですが、その前に美味しいフグを食べることができて良かったです。


木曽院長とマイル君



今夜、わたしの席の斜め前には盲導犬マイル君がいました。
マイル君は今度の3月20日で盲導犬を引退するそうです。これまで9年間にわたって、キャロル・カウンセリング治療院の木曽院長をサポートしてきました。
木曽院長は、いつも盲導犬のマイル君を連れて、ロータリーの例会に来られます。
今夜も、マイル君と一緒に「あお木」ににお越しになりました


毎日頑張っているマイル君

マイル君には「お仕事中」の文字が・・・



木曽院長は「一緒に、何マイルも走り回れるように」という願いを込めて、マイルと名づけられたそうです。2010年の夏に、わたしは愛犬ハリーを亡くしました。
ハリーを失ってからの喪失感は、思った以上にこたえました。
わたしにとって、どれだけ大切な存在であったかを思い知らされました。
人類にとって最初の友は犬だったそうです。「GOD」を逆にすると「DOG」になります。
犬とは、神から遣わされた人間の友なのかもしれません。わたしは、そう思います。


木曽院長、マイル君と・・・



木曽院長から頼まれたのですが、わたしに一度、宗教の話をしてほしいそうです。
木曽院長はいつもわたしの書いた物を愛読して下さっていますが、今夜も「朝日の連載も読んだけど、あなたの書くエッセイは素晴らしい!」と言って下さいました。ありがたいことです。そして、今年の11月3日(文化の日)に北九州市西日本総合展示場で開催予定の盲導犬啓発イベントのためにエッセイを書いてほしいと言われました。


今夜も「皆の衆」を歌う二村所長

酒房「武蔵」の本郷社長、二村所長と・・・



ところで、「酒飲む人」こと九銀不動産鑑定所の二村所長が今夜も「皆の衆」を名調子で歌われました。歌い終わった後、二村所長から話しかけられ、「あんたに会いたいという人がおるんよ。会ってくれるか?」と言われ、二村所長とともに小倉の魚町にある酒房「武蔵」を訪れました。そこで、社長の本郷尚義さんにお会いしました。本郷さんは、わたしが各紙に連載しているコラムを愛読して下さっているそうで、とても喜んで下さいました。また、お子さんがわたしの2人の娘と面識があるそうです。さらには、わたしの桜ヶ丘小学校および日新館中学の1年先輩であることもわかりました。本当に、人の縁というのは不思議なものです。今夜は、本郷先輩から酎ハイレモンと鰯の糠炊きを御馳走になりました。



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。