終戦70年のうた

葉月晦日を迎えました。8月も今日で終わりですね。
今年の8月は終戦70周年を迎えた特別な月でした。
わたしは、「庸軒」の雅号で道歌を詠んできました。
これまで詠んだ道歌は、一条真也オフィシャル・サイト「ハートフルムーン」内の「庸軒歌集」に集められています。しかしながら数が多くなったため、当ブログの新コーナーとして、ジャンル別に紹介しています。今回は、「終戦70年」にちなんだ6首、および10年前の「終戦60年」に詠んだ2種を加えて紹介いたします。(  )内の数字は、「庸軒歌集」の通し番号です。


終戦70周年の日に靖国神社にて



(013)平成17年8月度 サンレー本社総合朝礼で


ひめゆりよ知覧ヒロシマ長崎よ 
      手と手あわせて祈る八月

(014)60回目の「長崎原爆の日」に


長崎の身代わり哀し忘るるな 
     小倉に落つるはずの原爆

(015)終戦60周年の日に宇治・平等院にて                    


天仰ぎ あの世とぞ思ふ望月は 
   すべての人が かえるふるさと

(318)平成27年8月度 サンレー本社総合朝礼で


大戦(いくさ)より時を重ねて七十年(ななととせ)
       人の道をば今こそ知らん

(319)広島原爆70周年の日に


広島にピカドン落ちて七十年(ななととせ)
       世界導く平和の道へ 

(320)長崎原爆70周年の日に


長崎の鐘を鳴らせば この命
       いま在る奇跡 涙こぼるる

(321)日航ジャンボ機墜落事故30周年の日に


御巣鷹の山で散りたる御霊らに
   祈り捧げて三十年(みととせ)の夏

(322)終戦70周年の日に靖国神社にて


大戦(いくさ)より過ぎし月日は七十年(ななととせ)
      和を求めんと誓ふ靖国

(323)終戦70周年の日に皇居二重橋にて


日の本に平和のこころ戻したる
      玉の音より早七十年(ななととせ)


終戦70周年の日に皇居二重橋にて



なお、わたしが「庸軒」として詠んだ道歌は、ブログ『庸軒歌集』ブログ『庸軒いろは歌』で紹介したブックレットにも掲載されています。さらには、『ハートフル・カンパニー』『ホスピタリティ・カンパニー』(ともに三五館)および『人間関係を良くする17の魔法』(致知出版社)でも紹介しています。「天下布礼」にとって、道歌は大きな力を秘めていると思っています。



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2015年8月31日 佐久間庸和