杉山雄吉郎氏祝賀会

東京に来ています。7日(火)は、亀戸にある結婚式場「アンフェリシオン」で全互協の理事会および法制化機構等の説明会が開催され、わたしも参加しました。


会場となった亀戸の「アンフェリシオン」

説明会のようす



理事会の後は法制化機構等の説明会が開催されましたが、わが社の佐久間室長がなんと1人で説明を行いました。佐久間室長は全互協の政策室長を務めているのですが、齋藤会長や山下副会長がおられるのに、佐久間室長1人で壇上に座ったことに驚きました。それで、わたしはわざわざ檀上まで行って「もしかして1人で説明するの?」と尋ねたところ、「ええ、そうですけど、何か?」と言われてすごすごと引き下がりました(苦笑)。


説明する佐久間康弘・政策室長



そして実際に、佐久間室長は1人で重要な新しい機構についての説明を行いました。
業界の重鎮から若手までずらりと揃った場で堂々と説明を行うその姿に、わたしは弟ながら「すげえなあ!」と思いました。兄というよりもサンレーの社長として誇りに思いました。説明会の後で、全互協の武田元会長から「あの方は佐久間社長のお兄さんですか?」と訊かれ、わたしはズッコケそうになりながらも「いえ、弟ですよ」と答えたところ、武田元会長は「ええっ! これはまた随分しっかりした弟さんですなあ」と言われました(苦笑)。


喜びの杉山ご夫妻

最初にVIDEOが上映されました



説明会の後は、杉山雄吉郎氏の「旭日小綬章」受章記念祝賀会が開催されました。
あいねっとグループ会長の杉山雄吉郎氏は、全互協の前会長であり、全互連の元会長でもあります。長年の業界に対する多大な功績によって、「旭日小綬章」受章という栄誉に浴されたことは業界の後輩の1人として心より嬉しく思います。祝賀会では、最初に杉山ご夫妻がステージに上がられ、受章に至る流れを紹介したVIDEOが放映されました。


謝辞を述べる杉山雄吉郎氏



それから、全互協の北村副会長(アークベル社長)が受賞概略紹介を行われ、柴山前会長(ラック社長)と互助会保証の藤島社長が祝辞を述べられました。柴山前会長は若き日の杉山氏の思い出などを語り、藤島社長は杉山夫人の「内助の功」を讃えられました。


ステーキが絶品でした



祝賀会は業界を代表する経営者たちが一堂に集いました。
会場の「アンフェリシオン」を経営する日冠さんの気配りが素晴らしく、とても素敵なパーティーとなりました。料理もすべて美味しかったですが、特にメインのステーキが絶品でした。
そして、その肉料理が出された頃、サプライズの演出が行われました。


全互連提供のサンバ隊が登場!

ステージに上がったサンバ隊

亀戸がリオに変わりました!



サプライズは、全互連提供のサンバ隊でした。
本場のブラジルからやってきたサンバ隊が入場してきたのです。
なんでも、SMAPのコンサートにも出演する有名なチームだとか。
彼女たちのパフォーマンスで、亀戸がリオに一変しました。


全互連会長として挨拶しました



そして、わたしが全互連会長として挨拶しました。
わたしはまず、山形弁で「おばんです!」とブチかましました。ひるむ会場に畳み掛けるように、「先月16日に山形で盛大に総会を終えました全互連会長の佐久間でございます」と言いました。そして、「山形といえば、花笠音頭。そして、地球を代表する祭りといえば、リオのカーニバル。今夜は、本場リオからわたしが綺麗どころを集めてきました。みなさん、いかがでしたか?」と言うと、大きな歓声が起こりました。それに勇気を得たわたしは「今夜はSMAPのイベントが入っていたそうですが、わたしがジャニーズ事務所と交渉いたしまして、こちらに来てもらうことになりました」と言いました。もちろん大ウソですが、また大きな歓声が起こりました。


すべてはわたしの責任です!



そして、わたしは「じつは、いろんなアトラクションの候補がありました。杉山前会長からもアドバイスもいただいてはいたのですが、最後はわたしの独断で決めました。奥様、すみません! すべては、わたしの責任です!」と言ったところ、笑いが起きました。
最後にわたしは「杉山前会長は、全互連の誇りです。そして、全互連の大親分です。わたしはヒヨッコでヨチヨチ歩きの頃、杉山親分からずいぶん励まされました。「旭日小綬章」受章、まことにおめでとうございました!」と述べました。杉山氏は気配りの名人で、祝賀会のときなどでもいつも若い人たちにお酒を注ぎながら気さくに声をかけておられます。わたしも若い頃から、ずいぶん励まされ、また御指導を受けてきました。わたしが全互連の会長を務めさせていただくことになったのも杉山元会長のお声がけがあったからです。


挨拶する杉山社長



祝賀会の最後には、杉山氏のご長男である杉山茂之あいネット静岡社長がステージに立たれ、ご両親の見ておられている前で、立派な御礼の挨拶をされました。杉山社長の挨拶をうつむきながら感無量の表情で聴いておられるご両親の姿を見て、わたしの胸も熱くなりました。



帰りは、サンバ隊をそのまま赤坂見附のスナックにでも連れて行きたかったのですが、彼女たちが身体に付けた羽根が邪魔になって総武線に入れないので断念しました(笑)。
亀戸駅のホームでお会いした某大手互助会の社長さんから「弟さんは法律の説明をするし、お兄さんはリオのカーニバルを呼んでくるし、すごい兄弟ですね。でも、そのバランス感覚がサンレーさんの強みですね」と言われました。穴があったら入りたい心境です!



それにしても笑い声が絶えず、本当に良い祝賀会でした。
七夕の夜、同じ仕事を営む業縁のある方々ととともに、杉山氏のお祝いをさせていただきました。互助会業界も大きな過渡期にさしかかっていますが、わたしは互助会は日本人にとって必要であると確信しています。互助会の保守本流である全互連を中心に、冠婚葬祭サービスの提供を中心に有縁社会の再生を図りたいものです。
杉山雄吉郎様、まことにおめでとうございました!



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2015年7月7日 佐久間庸和