全互連会長に就任


29日、東京から北陸に入りました。
加賀に建設予定の新しい紫雲閣の用地を視察するためです。
さて、「ふくおか経済」9月号が刊行されました。ビジネスインタビューに「佐久間社長が業界団体『全互連』会長に就任」のタイトルで、わたしが登場しています。


「ふくおか経済」9月号



記事の内容は、以下の通りです。
「冠婚葬祭大手(株)サンレー北九州市小倉北区上富野3丁目)の佐久間庸和社長が6月、同社が加盟する業界団体である全国冠婚葬祭互助会連盟(全互連)の会長に就任した。
佐久間社長は8年間にわたって副会長を務め、2人の会長を補佐してきたが、最初に会長就任の打診を受けた時は『青天の霹靂だった』という。『日本に互助会が生まれてから半世紀以上がたち、一部で制度疲労を起こしている。今こそ、初期設定とアップデートの両方が必要』と訴える。『互助会の初期設定とは互助扶助の精神。昨今の無縁社会を乗り越えて有縁社会を再生するためのアップデートが業界に求められていると思う。互助の心を回復し、有縁社会を取り戻すために全力でのぞんでいきたい』と抱負を述べた。
佐久間社長は本業の傍ら、宗教研究や『一条真也』として数々の著書を発表していることでも知られる。自身の発信力については周囲から期待を感じつつ、『日本人の美しい結婚式、美しい葬儀というものを全互連から発信していきたい』と語る。
同時に、『当社では、出棺の際にクラクションにかわるものとして、鐘を鳴らす「禮鐘の儀」を実践し、利用者からも好評を得ている。そういったお客様のためになるサービスについては全互連でも報告していきたい』としている」



また、続いて「宅食事業、宇宙葬と新事業相次ぐ」の見出しで、次のように書かれています。
「同社では、「禮鐘の儀」に止まらず、新たな試みへの取り組みが続いている。7月7日から始めた「宅食事業」もそのひとつだ。精進料理やおせちといった冠婚葬祭を通じて培ったノウハウをもとに、自社運営の松柏園ホテルの料理長が監修した手作りの弁当を届けるもの。弁当はボリュームのある「ごちそう弁当」(580円)と、500キロカロリー以下で塩分3g以下という「ヘルシー弁当」(540円)の2種類で、中身は日替わりになっている。いずれもおかずが色とりどりで、「おいしくて毎日食べるが飽きない」といった声が集まるなど反応は上々だ。
現在は小倉北区内で昼の1食の提供だが、将来的には夜向けの弁当も開発し、2年以内に北九州市全域に広げたい考えだ。同社は一昨年に介護事業にも参入有料老人ホームをオープンしている。今回の宅食事業も「互助会のイノベーションの一環として始めた。会員様に介護施設の住と食の安心とをトータルでお届けしたい」と意気込む。
また、同社には年内をめどに「宇宙葬」に着手する計画もある。宇宙葬は、粉にした遺骨が入ったカプセルをロケットで宇宙に送り出すもの。最近では、米国で従来にない割安な宇宙葬を手掛ける会社としてエリジウム・スペース社が注目されている。エリジウム・スペース社のトマ・シベCEOは元NASA技術者でハッブル宇宙望遠鏡の開発にも携わった人物。実は、同氏が宇宙葬を思いついたのが20年以上前に同じく宇宙葬について記した佐久間社長(一条真也)の著者『ロマンティック・デス』を読み、感動したことがきっかけという。6月には佐久間社長とトマ・シベ氏とが会見。現在、サンレーエリジウム・スペース社との間で宇宙葬における提携について交渉が進んでいる」


*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2014年8月29日 佐久間庸和