佐久間庸和、新年祝賀式典で語る

佐久間庸和です。1月5日ブログ「新年祈願祭」で紹介した神事の後は、松柏園ホテルバンケット「グランフローラ」において、サンレーグループ新年祝賀式典が行われました。昨年は9月20日に佐久間進名誉会長が逝去したため、「祝賀式典」ではなく「進発式」としました。寂しい限りでしたが、今年は晴れやかに「祝賀式典」です!

入場しました

勇壮な「ふれ太鼓」

最初は、もちろん一同礼!


社歌斉唱のようす


社歌斉唱のようす

「経営理念」「S2M宣言」を唱和

 

今年も400名を超える社員が参加し、「新年祝賀式典」が開催されました。進行役は、石田取締役です。最初にわたしが入場しました。まず、小倉紫雲閣の緒方支配人による「ふれ太鼓」で幕を明け、「開会の辞」に続いて全員で社歌を斉唱し、それから第5営業ブロックの大野ブロック長によって「経営理念」「S2M宣言」が読み上げられ、これも全員で唱和しました。

「年頭所感2026年 」の表紙

「年頭所感2026年 」の社長メッセージ

最初に新年の挨拶をしました

社長訓示を行いました

 

そして、いよいよ「社長訓示」です。最初にみなさんと「明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします」との賀詞を交わしてから、わたしは「令和8年、2026年の新しい年をみなさんと一緒に迎えることができ、たいへん嬉しく思います。今年は、創立60周年の記念すべき年です。サンレーグループは11月18日、創立60周年という大きな節目を迎えます。この節目にあたり、これからの時代に向けて、より強く、よりしなやかなグループ体制を築くため、2026年1月1日よりグループ再編を行いました。今回の再編では、新たにホールディング会社を設立し、九州・北陸エリアは『サンレー・ホールディングス』、沖縄エリアは『サンレーゆいまーるホールディングス』。それぞれの所属となります」と言いました。

グループの再編について報告しました

 

それから、わたしは「九州・北陸・沖縄は、これまでの『1つのグループ会社』という関係から、それぞれが自立しながら支え合う『兄弟会社』という新しい関係性へと進化します。この再編の目的は、単なる組織変更ではありません。佐久間名誉会長が大切にしてきた『天下布礼』、そして 『創業守礼』 の精神を受け継ぎながら、各社がより主体的に判断し、より速く動き、より戦略的に成長していくための土台づくりです。なお、みなさんの雇用条件や仕事内容、職場環境に変更はありません。これまで通り、安心して日々の業務に取り組んでください。今回の再編は、グループの未来を切り拓くための大きな一歩であり、同時に、皆さん1人ひとりの活躍の舞台を広げるための挑戦でもあります。新しい時代に向けて、これからも『礼』と『信頼』を大切に、全員で力を合わせ、前向きに歩んでいきましょう!」と言いました。

今年は創立60周年のアニバーサリー・イヤー!

 

その後は、以下のような話をしました。60年前、サンレーの前身となる北九州市冠婚葬祭互助会は「天下布礼」を掲げた佐久間進の志によって誕生しました。2008年、わたしが上海において再び社員の前で打ち出しました。わが社の小ミッションは「冠婚葬祭を通じて良い人間関係づくりのお手伝いをする」。冠婚葬祭ほど、人間関係を良くするものはありません。そして、わたしたちの理想はさらに大ミッションである「人間尊重」へと向かいます。太陽の光が万物に降り注ぐごとく、この世のすべての人々を尊重すること、それが「礼」の究極の精神です。

天下布礼」の志について


熱心に聴く人びと

 

天下、つまり社会に広く人間尊重思想を広めることが、わたしたちサンレーグループの使命です。わたしたちは、礼業という、この世で最も大切な仕事をさせていただいていると思っています。これからも冠婚葬祭を通じて、良い人間関係づくりのお手伝いをさせていただきたいです。また、わたしが大学で教壇に立つのも、講演活動を行うのも、本を書くのも、さらには庸軒として道歌を詠んだり、映画に出演したりするのも、すべては「天下布礼」の一環であります。

サンレーは「礼の社」である!

入社式で、わたしはいつも新入社員に対して「みなさんは、『サンレーは、どういう会社ですか?』と聞かれたら、どのように答えますか」と質問します。多くの人は「冠婚葬祭の会社です」と答えることでしょう。でも、サンレーは結婚式や葬儀のお手伝いだけでなく、さまざまな事業を展開しています。 それらの事業はすべて「人間尊重」をコンセプトとしています。そして「人間尊重」をひとことで言うと「礼」ということになるでしょう。そうです、サンレーとは「礼」の実践を業とするなのです。

冠婚葬祭文化振興財団の活動について

 

わたしが理事長を務める一般財団法人  冠婚葬祭文化振興財団が創立10周年を迎え、1月20日に記念パネルディスカッションおよび記念祝賀会が東京で開催されます。この財団は、人の一生に関わる儀礼である冠婚葬祭に代表される様々な人生儀礼の文化を振興し、次世代に引き継いで行くための事業を行い、我が国伝統文化の向上、発展に寄与することを目的として、2016年(平成28年)に設立されました。古来より続く冠婚葬祭文化を見直し、振興し、次世代に引き継いでいくべく、助成金の交付、儀式等への支援、講座の開催、顕彰などの支援事業を行っています。

儀式文化の小規模化と簡素化を防げ!


熱心に聴く人びと

 

婚礼、葬儀を中心とする儀式文化は、小規模化と簡素化が進行。財団では、冠婚葬祭業界の未来のため、「儀式文化を継承し創造することで人、と人とのつながりが深まり、コミュニティが形成される」ことを各種の事業を通じて伝えています。財団では毎年、小学生を対象とした絵画コンクールを開催しています。テーマは「わたしのおもう結婚式」または「思い出に残っている日本のぎしき」です。このコンクールは、子どもたちに絵を描いてもらうことで、結婚式や年中行事などの人生儀礼を家庭で見直す機会を創出することが狙いです。次世代に文化を継承する取り組みとして、今後も継続していきます。子どもたちが実際に絵を描くことは、年中業への関心を強め、冠婚葬祭への想像力を膨らませることですので、儀礼文化の未来を開く上で非常に大切なことです。

『こども冠婚葬祭』を刊行します!!

 

そんな中、この1月に、わたしはこども冠婚葬祭を刊行します。サブタイトルは「親子で学ぶ日本の伝統行事と儀式の作法」ですが、イラスト満載で冠婚葬祭の意味と意義を説く児童書です。その「はじめに」を、「いまの時代、人と人とのつながりがうすれつつあると感じることがあります。けれども、わたしたちは本来、たがいに助けあい、支えあいながら生きてきました」と書きだしました。「冠婚葬祭」とは、人の一生における大切な節目を祝い、見送り、感謝する日本の文化です。まさに、日本文化の集大成です!

子どもたちに伝えたい!

 

「冠」は成長、「婚」は幸せな出会い、「葬」は別れ、「祭」はご先祖さまへの感謝を表します。これらの行事を通して、人は“いのちのつながり”を学び、思いやりの心を育ててきました。さらに、わたしは「行事のかたちが変わっても、人の心の温かさは変わりません。むしろ今だからこそ、礼を尽くし、感謝を伝える時間が大切なのです。冠婚葬祭はみなさんの心をゆたかにし、人生を輝かせてくれます」とも書きました。同書を通して、子どもたちが日本の美しい心といのちを敬う気持ちを感じてくれたら嬉しく思います。

CSHW」を起動せよ!

わが社は、「CSHW」というものを提唱しています。Compassion(思いやり)⇒Smile(笑顔)⇒Happy(幸せ)⇒Well-being(持続的幸福)と進んでいきます。そして、Well-being(持続的幸福)を感じている人は、Compassion(思いやり)をまわりの人に提供・拡大していくことができます。そのために、わたしは「ふるさと納税」を使って「こども食堂」の支援のために寄付をしました。副社長も日本赤十字に多額の寄付をしました。そして、MSセンターではコンパッション対応に尽力します。ここから、本当の意味で「CSHW」のハートフル・サイクルが回り始めます。CSHWで、明るい世直しをしましょう!

ますます良くなるサンレー

 

サンレー九州では、昨年の師走に頴田紫雲閣小竹紫雲閣友田紫雲閣が連続オープンしました。来年10月には東郷紫雲閣のオープンをもって、ついにセレモニーホールいやコミュニティホールが100施設に達します。創業の原点である松柏園ホテルも周囲の街づくりと相まって、ホスピタリティ・シテイ構想という壮大なプランが待っています。サンレー・ホールディングスはますます良くなります!

最後に道歌を披露しました

大いなる節目に向かふわれらこそ礼の社の防人たらん

この想い、天まで届け!

盛大な拍手が起こりました

 

「助け合い」から「支え合い」へ。わたしたち互助会は、冠婚葬祭を通して、もう一度人と人との絆を結び直します。亡くなった佐久間名誉会長の口癖は、「互助会システムは日本人に合う」「互助会には無限の可能性がある」「互助会が日本を救う」でした。そして、わが社は冠婚葬祭を社業とする「礼の社」です。とにかく冠婚葬祭ほど大切なものはありません。最後に、わたしは「ぜひ、この仕事に誇りを持ち、『文化の防人として来年も励んで下さい。記念すべき創立60周年に向けて、ぜひ「サンレーが発展すればするほど日本が良くなる」という気概をもって「天下布礼」を大いに加速させましょう。今年もよろしくお願いいたします!」と言って、以下の道歌を披露いたしました。

 

大いなる 節目に向かふ
  われらこそ 
礼の社の 
    防人たらん  庸軒

 


新成人のお祝い


新成人に記念品を贈呈しました


振り袖を着た新成人にお祝いの言葉を述べました


新成人と記念撮影しました

 

その後、久しぶりに「成人祝い」を行いました。美しい振り袖を着た北九州紫雲閣の佐々木万結さん、松柏園ホテルの吉田優依さんの2人を全員で心から祝福しました。わたしは振り袖を着た2人の美しさに感動し、「まるで花が2輪咲いたようだ!」と述べました。これだけの数の冠婚葬祭のプロたちに祝ってもらって、2人は幸せだと思います。お礼のスピーチは2人とも立派なものでした。振り袖といえば、松柏園の「振り袖墨汁事件」をテーマにした小説を某超人気作家が執筆するプランがあることも紹介しました。

決意表明のようす

決意表明を聴きました

 

それから「部門別決意表明」です。営業推進部の岸取締役、冠婚事業部の井口部長、紫雲閣事業部の青木部長、MS推進部の藤原支配人、経営管理部の槇ゼネラルマネージャー、総務部の石田取締役、財務部の飛鷹執行役員、流通事業部の梅林部長、株式会社ハートピアの首藤取締役、株式会社クリーンサンジュウの増野取締役、株式会社オラシオンの木原執行役員の計11人がそれぞれの今年の決意を表明しました。

山下本部長が決意を述べました

山下本部長から決意を渡されました

しっかりと決意を受け取りました

みなさんの言霊を信じています!

 

最後は、「北九州本部長決意表明」として、勇退された東専務の後を継いで北九州本部長となった山下常務がサンレー北九州全体の今年の決意を力強く表明しました。山下本部長から決意表明を受け取ったわたしは、「ただ今、みなさんから熱い想いを受け取りました。心に響く言葉の数々でした。『言うは易く行うは難し』といいますが、わたしはみなさんの言霊を信じています。ここから見ていると、みなさんは実に良い顔をしています。けっして男前とかイケメンという意味でなく、自分の仕事に誇りを持って誠心誠意でミッションに挑む顔をしている。みなさんには、言ったことを現実化できる力があります。どうか自信を持ち、今年はさらに高みをめざしてチャレンジして下さい。わたしは、みなさんを信じています!」と述べました。

和のこえ」で手をつなぎました

ガンバロー✖3回

 

最後は、「和のこえ」を行いました。コロナ禍の最中は手をつながない「和のこえwithコロナ」を行っていましたがで、一昨年からは手をつなぐオリジナル方式で行っています。今年も、岸取締役の音頭でオリジナル方式で行いました。大きな声で「ガンバロー!」と3回唱和すると、全員の心が1つになりました。その後、一同礼をしてから、わたしは退場しました。ということで、いよいよ新しい年がスタートしました。今年も、よろしくお願いいたします!

最後は、もちろん一同礼!

退場しました

退出時に一礼しました


父の銅像の前で

 

2026年1月5日 佐久間庸和