全互連総会 in熊本

3日、わたしは小倉から新幹線で熊本へ向かいました。。
JR熊本駅に着くと、そこから結婚式場「マリエール神水苑」へ向かいました。
ブログ「全互連西日本ブロック」にも書いたように先月25日にも訪れたばかりですが、ここで全国冠婚葬祭互助会連盟(全互連)の第56回定時総会が行われるのです。


熊本駅に迎えのスタッフさんが・・・

お迎えのスタッフさんたちと・・・



14時からの理事会に続いて、15時から定時総会が開催されました。
小泉博久専務理事の司会でスタートし、冒頭、物故者黙祷が行われました。
続いて、上田副会長による「開会の辞」、新道会長の挨拶、総会開催地担当ブロック長である薬真寺哲也・西日本ブロック長より挨拶が行われました。


全互連56回総会のようす



それから、来賓の方々が紹介され、経済産業省九州経済産業局消費経済課の大間課長、一般社団法人 全日本冠婚葬祭互助協会の杉山会長、互助会保証株式会社の藤島社長が挨拶をされました。
その後、総会の議事に入りました。議長は西日本ブロックの薬真寺ブロック長で、副議長は東北・北海道ブロックの宮嶋敏郎ブロック長が務められました。



さまざまな議案が審議されましたが、第五号議案「役員任期満了につき全員改選の件」で新しい理事および監事、ならびにブロック長が選任されました。東北・北海道ブロックはジョインの武田専務、関東・甲信越ブロックはセレモニーの志賀社長、中部ブロックはベルモニー松山の武智社長、西日本ブロックはヤクシンプラスの薬真寺社長が新たに決定しました。この方々は「儀式文化の防人」です。


全互連総会のようす



それから「会長・副会長・専務理事等の選任」ということで、新たに選任された理事および監事が別室に集合して、理事会が開催されました。その理事会において、わたしが次期会長に就任することが決定いたしました。副会長には、名古屋冠婚葬祭互助会の土、田直樹社長、ユーアイ・ベルモニーの上田社長、117の山下社長、ナウエルの宮嶋社長、千代田の大石社長が就任されました。専務理事には、引き続き日冠の小泉社長が務めて下さいます。まさに、ヘッポコ会長を支えてくれる最強の顔ぶれです。


わたしが新会長に選ばれました




理事会を終えて、わたしたちは総会会場に戻り、定時総会が再開されました。
そこで、小泉専務理事から新しい会長、副会長、専務理事、前会長、顧問、相談役、委員長の名前が発表されましたが、会場からは大きな拍手が起きました。その後、第六号議案「次期定時総会開催地当番ブロック決定の件」では、第57回定時総会が東北の山形県米沢市で開催されることが決定しました。


新会長として挨拶しました

新道前会長への感謝の言葉を述べました



その後、「新旧会長の挨拶」ということで、退任されたばかりの新道前会長に続いて、わたしが新会長挨拶のため檀上に立ちました。そこで、わたしは、冒頭で以下のように述べました。
「ただいま、ご紹介に預かりました株式会社サンレー佐久間庸和でございます。
まずは、前会長である新道様のご功績に心から敬意と感謝を捧げたいと思います。
まさに激動の4年間でありました。あの日本を震撼させた東日本大震災の発生直後、被災地に人材を派遣し、支援物資を発送されました。震災の発生から早3年3か月が経過しようとしておりますが、復興・復旧には相当の時間がかかる見通しの中、被災され亡くなられました方々には衷心より哀悼の意を表したいと思います」


不肖の身を顧みず、会長をお引受けしました



また、続いて、以下のように述べました。
「この度は図らずも、本日開催の全互連第56回定時総会におきまして全互連会長の要職をお引受けすることとなりました。会長のお話しを頂いた時はまさに青天の霹靂であり、自分など適任ではないと思いました。その思いは未だに拭い去れません。
しかしながら熟慮の末、不肖の身を顧みず、甚だ微力ながら冠婚葬祭業界並びに全互連加盟互助会の発展の為に会長をお引受けすることにさせて頂きました」
その後は、現在の全互連の状況や互助会業界が抱えている諸問題などに言及し、さらに互助会に対する想いを正直に述べました。
詳しくは、ブログ「全互連会長に就任しました」をお読み下さい。


正直な想いを述べました



わたしは、「全互連は冠婚葬祭互助会の保守本流です。保守とは、守るべきものを守るために改革することだと思います。そして守るべきものとは、『文化の核』としての日本人の儀式であり、それを支える『相互扶助』の心です。わたしは全互連会長として、互助の心を回復し、有縁社会を再生するため全力で臨む覚悟です。会長としての任期中は、皆様と一致団結して難局を乗り越え、業界発展のために努めてまいりたいと考えておりますので、皆様におかれましては、今後ともご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。最後に、全互連加盟互助会各社の益々のご発展とご参集各位のご健勝を祈念申し上げ、わたくしの挨拶といたします」



そして最後に「ありがとうございました!」と言ったところ、盛大な拍手を頂戴して、非常に感激しました。全互連は北海道から沖縄まで、日本全国を網羅する冠婚葬祭互助会のネットワークです。「天下布礼」にとって最高の器であると言えるかもしれません。全互連加盟互助会が本気を出せば、「無縁社会」を乗り越えることは可能であると信じています。


新道前会長へ感謝状をお渡ししました

「閉会の辞」を述べる土、田副会長



新会長挨拶の後は、退任役員に対し感謝状ならびに記念品が贈られました。
全互連会長として檀上に立ったわたしは、新道前会長、小泉前副会長、山本前監事に心をこめて感謝状と記念品をお渡しさせていただきました。「これらの先輩方のおかげで、今の全互連があるのだ」と思うと、胸が熱くなりました。
最後は、土、田副会長が「閉会の辞」を見事に務めて下さいました。


集合写真を撮影しました

マリエール神水苑」の聖堂をバックに



総会終了後は、全員集合して記念写真を撮影しました。
わたしは、新会長ということで中央に座らせていただきました。
まさか自分が中央に座るとは・・・本当に不思議な気分です。
でも、もう後戻りはできません。覚悟はできました。わたしは、全互連の会長として、微力ながら諸問題に真摯に取り組んでいきたいと思います。頑張ります!


全互連の「互助会訓」



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2014年6月3日 佐久間庸和