「アジア冠婚葬祭業国際交流研究会」のミッションで中国に来ています。
20日、羽田空港を10時05分に出発したNH969便は約3時間10分のフライトを経て、12時15分に上海の虹橋空港に到着しました。
それから諸手続きを経て、専用車で上海市内へ。
14時に宿である「上海オークラ花園飯店」に到着。同ホテルは、上海に数あるホテルの中でも老舗として有名です。
上海オークラ花園飯店を背景に
上海オークラ花園飯店の庭園の東屋の前で
上海オークラ花園飯店旧館の内部
上海オークラ花園飯店旧館の内装
上海オークラ花園飯店の一部は優秀歴史建築に指定されています。というのも、租界時代の娯楽施設であったテニスや野外ボーリングを楽しむための運動場を庭園にし、50年代に立てられた東屋なども残っている歴史を持ったホテルなのです。「上海オークラ花園飯店」の旧館は租界のフランス人の社交場だった場所をそのまま生かしており、素晴らしい建築・内装となっています。わたしは、横浜のホテル・ニューグランドに似ていると思いました。わたしたち一行はチェックインを済ませた後、ホテルのガーデンやバンケットを視察しました。
その後、在上海日本国総領事館を表敬訪問しました。
これは互助会保証の藤島社長の人脈によるものです。
藤島社長は、経済産業省のご出身で、総合商社の双日(株)の副社長も務められました。さらにはパナマ大使も経験されているのです。なかなか一般人では入れない総領事館の中に入ることができて、ありがたいです。
総領事館では、中国の「いま」についてお聴きしました。
わたしは総領事に「一人っ子政策で育った子どもたちは、親孝行なのですか?」と質問しました。すると、総領事は「親を大切にするのは当然という意識はあるようだが、物理的・経済的に親の面倒を見ることができないのが現状ですね」と答えて下さいました。
WeddingStoryの玄関
WeddingStoryの看板
歓迎のタペストリーに感激!
ガーデンのようす
それから、わたしたちは上海市内の結婚式場「WeddingStory」を訪れ、式場内を視察後、「上海における冠婚事情」についてのレクチャーを受けました。そして18時半から、上海ウエディング関係者と意見交換を兼ねた夕食会に参加しました。中国ウエディング協会の会長さんも参加して下さり、アルコール60度の酒で何度も乾杯し、大いに盛り上がりました。
チャペルのようす
バンケットのようす
なんでも、上海をはじめとした中国の結婚カップルに九州が人気だそうです。
たしかに、わが社のエリアでもある沖縄にも多くの中国の人々が訪れています。
それで、九州ブロックの重鎮であるラックの柴山社長とともに、中国と九州のコラボで、中国人カップルによる九州前撮りツアーを企画しようということになりました。26日の九州ブロックの理事会で提案してみる予定です。
最後はわたしは中締めの挨拶をしました。わたしは「今夜は素晴らしいお話、美味しい料理、そして強いお酒をたくさん頂戴しました。中日の婚礼業界の今後のより一層の発展をお祈りいたします」と述べてから、一本締めをしました。かなり疲れましたが、まことに充実した中国1日目でした。明日は7時にホテルを出発して、飛行機で長沙に向かいます。
*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。
2017年4月21日 佐久間庸和拝