50周年記念旅行祝賀会 in 台湾(1班) 

サンレー創立50周年記念旅行の1班で、台湾に来ています。
1日の夜は、アンバサダーホテルのバンケットで「50周年記念旅行祝賀会」が盛大に開催。約200名の社員が参加しました。わたしは、この夜をずっと楽しみに待っていました。


最初に佐久間会長が登壇しました

挨拶する佐久間会長



パーティーの司会はサンレー北九州の総務部の國行昭年部長が務めました。19時に司会者より「開会の辞」があり、それからサンレーグループ佐久間進会長が挨拶をしました。まずは、「50周年を一緒に迎えることができて嬉しく思います」と述べました。それから、会長は「正月に各事業部を回ったときは、『これで大丈夫かな?』と思うこともありましたが、その後、各地の責任者たちとじっくり話してみて、『これなら第二創業期も行ける!』と思いました。次はぜひ、香港かシンガポールでもみんなで行きましょう!」と述べました。全国から集まった社員たちを前にして、佐久間会長はとても嬉しそうでした。


続いて、わたしが登壇しました

社長として挨拶しました



続いて、社長であるわたしが挨拶をしました。
わたしは、まずは「無事に50周年記念の台湾旅行にみなさんと一緒に来ることができました。感無量です。本当にありがとうございます」と述べました。
わが社が誕生した1966年はイギリスで音楽革命を起こしたビートルズが来日して、空前の大ブームを巻き起こしました。彼らの影響で日本には多くのグループサウンズが生まれ、若者たちの間では長髪が流行しました。 アメリカでは大衆文化の革命を起こしたウォルト・ディズニーが亡くなり、中国では毛沢東が「文化大革命」を起こしました。


「礼」の思想について語りました



文化大革命のとき、「批林批孔」運動が盛んになり、孔子の思想は徹底的に弾圧されました。世界から「礼」の思想が消えようとしていたのです。まさに、そのとき日本でサンレーが誕生したわけですが、台湾では「礼」の火が燃えさかっていました。明後日、台北孔子廟を訪れる予定ですが、台湾には多くの孔子廟があります。
30周年には韓国に、40周年には中国を訪れました。
しかし、このたびの50周年には台湾に来れて本当に良かったです。


台湾の素晴らしさを語りました



日本を除けば、東アジアの中で、わたしの最も好きな国が台湾です。
台湾の英語名は「Formosa」ですが、これは「美しい島」という意味です。
台湾料理も旨いし、人々の人柄も良い。何よりも、「一番好きな国は日本」という大の親日国です。わたしは、ウエディングドレスの仕入れや東アジア冠婚葬祭業国際交流研究会のミッションなどでこれまで何度も訪れていますが、行く度に好きになる国、それが台湾です。


テレサテンと社歌の話をしました



明日は、「テレサテン紀念墓園」を訪れます。
アジアの歌姫テレサテンは、日本でも大変な人気でした。特に1984年の「つぐない」、85年の「愛人」、86年の「時の流れに身をまかせ」は、なんと3年連続で日本有線大賞の大賞受賞曲となっています。こころに残る名曲の数々は、いまも多くの日本人によってカラオケで歌われていますね。そして、「つぐない」、「愛人」、「時の流れに身をまかせ」の三大名曲は、荒木とよひさ氏が作詞しました。なんと、この荒木氏、サンレーの第一社歌である「愛の輪」の作者でもあるのです! これは凄い! 佐久間会長に聞くと、「当時、電通に頼んで社歌を作った」そうです。一体いくらかかったんでしょうね?(笑) 


美しき礼の島にて開きたるわれらの宴 美酒を交わさん(庸軒)



もともと好きだった台湾への思いは、ここ数年さらに募っていました。
なぜなら、東日本大震災で、台湾からの義援金総額が「世界最高額」だったからです。
日本が大震災で本当に困っているとき、周辺諸国は何をしたか。尖閣諸島竹島という日本の領土を露骨に狙ってきました。まったく、隣国といっても油断のならない連中ばかりです。その中で、台湾のみが純粋な親愛の情を日本国民に届けてくれました。日本人は、台湾の人々が示してくれた「まごころ」を決して忘れてはなりません。これこそ「礼」そのものです。
まさに台湾は、その姿も人の心も美しい島なのです。
最後に、わたしは「今夜はこの美しき『礼の島』で大いに美酒に酔いましょう!」と述べました。そして、最後に次の道歌を披露して、檀上から降りました。


美しき礼の島にて開きたる  
     われらの宴 美酒を交わさん(庸軒)



カンパ〜イ!



それから、サンレー沖縄の高橋相談役が乾杯の音頭を取り、宴は盛大に始まりました。しばらくは、美味しい台湾料理と台湾ビールと紹興酒を楽しみながら、各地の事業部のみなさんと歓談しました。


泰雅族のダンス

参加型ダンス

異様な熱気に包まれました

みんなで奇声をあげました



そのうち、アトラクションタイムとなりました。
台湾の原住民である泰雅族(タイヤル族)による台湾民俗舞踊が披露されました。
見事なダンスショーに歌、それから参加型ダンスで大いに盛り上がりました。
最後は異様な熱気を放って、みんなで奇声をあげていました。


北九州勢の「ソーラン節」

大分勢の「前略 道の上から」

宮崎勢の「妖怪体操第一」

北陸勢の「ワンナイトカーニバル」

沖縄勢の「オジー自慢のオリオンビール

最後は、みんなでカチャーシー



続いては、芸能大会です。各事業部の余興ということで、各事業部のみなさんがエンターテイナーになって、楽しませてくれました。北九州は「ソーラン節」、大分は一世風靡セピアの「前略 道の上から」、宮崎は妖怪ウオッチの「妖怪体操第一」、北陸は気志團の「ワンナイトカーニバル」、そして沖縄はBEGINの「オジー自慢のオリオンビール」で、最後は事業部が入り乱れてのカチャ―シーとなりました。こうして見ると、わが社には本当に芸達者が多いです。


わたしが入場しました

みんな、よく台湾まで来てくれたなあ!



最後は、社長であるわたしの番が来ました。何の芸もない「芸ノー人」のわたしは入場し、「ほんとは歌うつもりじゃなかったんだよ!」と言いながら、しぶしぶステージに上がりました。みなさんからのリクエストで、ブログ「まつり」で紹介したサブちゃんの名曲を歌いました♪
日本から持参した黄金の「祭」の法被を身にまといました。ピコ太郎じゃないよ!


イントロの口上で、つかみはOK牧場!

野郎ども、用意はいいか?



イントロの部分で、「年がら年じゅう、お祭り騒ぎ。初宮祝に七五三、成人式に結婚式、長寿祝に葬儀を経て法事法要・・・人生は祭りの連続でございます。冠婚葬祭のサンレーが50周年を迎えたよ。さらに今日はみんなで台湾に来たとあっちゃ、こりゃ〜めでたいなあ〜。今日は祭りだ! 祭りだ!」と言うと、早くも会場が熱狂の坩堝と化しました。
よし、つかみはOK牧場! いっちょ、やってやるか!


男は〜ま〜つ〜り〜を〜♪

歌いながら客席に降りました

客席で熱唱しました♪

今夜もハッスルしちまいました!

再びステージへ・・・・・・

まつりだ! まつりだ!

意表を衝いて、再び下へ!

こんなに盛り上がって大丈夫か?!

これがサンレーの祭り〜だ〜よ〜♪

フィニッシュ! 会長も大喜び!



わたしが「男は〜ま〜つ〜り〜を〜♪」と歌い始めると、会場の熱気は最高潮!
1番の途中でステージを降りて客席に向かうと、握手攻めに遭いました。
最後の「これが日本の祭り〜だ〜よ〜♪」の歌詞を「これがサンレーの祭り〜だ〜よ〜♪」に替えて歌い上げると、興奮が最高潮に達しました。最後は割れんばかりの盛大な拍手が起こり、感激しました。今夜は、佐久間会長も大喜びでした。


最後は「末広がりの五本締め」で・・・・・



最後は、松田取締役が中締めの音頭を取りました。松田取締役はニコニコしながら、「みなさんのパフォーマンスは素晴らしかったです。そして、佐久間社長の『まつり』で全員の心が1つになりました。本当に、素晴らしい50周年記念パーティーとなりました。みなさん、これからも頑張りましょう!」と述べて、サンレー名物の「末広がりの五本締め」で宴を閉じました。



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2017年3月1日 佐久間庸和