沖縄へ!

15日の朝、東京で目覚めました。昨日は全互協の互助会加入者施行支援機構運営委員会の会議に参加。白熱の議論を交わした後、新橋の北海道料理店で開催された忘年会では、同委員会の比企委員長(サン・ライフ社長)の笑顔に癒され、金森副委員長(レクスト社長)の独自の人生哲学に聴き入りました。いずれも素晴らしい業界の先輩たちです。


ホテルの客室から富士山が見えました



ホテルの客室の窓を見ると、遠方に見事な富士山が見えました。
富士山が見えると、わたしは「今日も良いことがあるぞ!」と思います。
朝食後、来年1月7日に上梓予定の『人生の修活ノート』(現代書林)の最終打ち合わせをしました。これは究極のエンディングノートで、今月20日に見本が出ます。
打ち合わせを終えると、羽田空港へ。そこからANAで沖縄に飛びました。


あ、窓から富士山が!

富士山の偉容に感動!

日経の広告に読みたい本を発見



すると、機内の窓から見事な富士山が見えました。
あわててデジカメで撮影しましたが、その偉容に感動しました。
それにしても、なんと富士山は神々しいのでしょうか!
あと、「日本経済新聞」を機内で読んでいたら、『ジャニーズと日本』矢野利裕著(講談社現代新書)という本の広告が出ていました。非常に興味をそそられるテーマです。本当は、わたしが書きたかったくらいです。早速、アマゾンで注文するつもりです。


『「般若心経」の真実』を読みました

たくさん赤線を引きました



機内では、『「般若心経」の真実』篠原令著(阿部出版)を読みました。
わたしは上座仏教の根本経典である「慈経」を自由訳し、『慈経 自由訳』(三五館)を上梓しましたが、次は「般若心経」の自由訳に挑戦したいと考えています。


「般若心経」の真実―誤解された「空」の意味

「般若心経」の真実―誤解された「空」の意味

「般若心経」の訳文など星の数ほど出回っていますが、「般若心経」をどのように理解するかは、ブッダが霊魂を「肯定する」と考えるか「否定する」と考えるのかによって異なってきます。「般若心経」に詳しい方によれば、『「般若心経」の真実』で篠原令氏が解説している「空」の理解は秀逸であり、この認識に基づかなければ「意味不明」な訳文になってしまうとのこと。同書は非常に興味深い内容で、わたしも「空」をどう理解して表現するかが自由訳のカギであると感じました。


海のような雲海を見て、「空」についての直観を得る



「空」について考えを巡らせていると、窓には海のような雲海が広がっていました。わたしは「そうだ、空とは海で、色とは波のことなのだ!」という直観を得ました。そして、「空海」という法名を持った日本宗教史上最大の巨人の存在がそこに浮かび上がってきました。


沖縄本島に到着しました

めんそーれ おきなわ!



そして、わたしの乗ったANA機は那覇空港に到着しました。いま、沖縄は大揺れに揺れています。在日アメリカ軍オスプレイが13日午後9時19分、沖縄県海上に不時着したからです。海上保安庁によると、不時着したのは、うるま市の東沖にある浜比嘉島の東10kmです。日本では「不時着」と報道されましたが、米軍は「墜落」と表現しているとか。


地元二紙の紙面に仰天しました



那覇空港に迎えに来てくれたサンレー沖縄総務部の山口君が「琉球新報」と「沖縄タイムス」の今日の朝刊を持ってきてくれましたが、その第一面を見て仰天しました。これほどまでに扱いが大きいとは想像以上です。いずれにしても、アメリカのトランプ大統領誕生という大きな変化もあり、今後、沖縄の在日米軍の在り方、基地の行方は予断を許しません。わたしも沖縄の地で、日米関係の今後、そして沖縄の未来について考えたいと思います。東京の気温は10度以下でしたが、那覇は20度以上あります。温度差が大きいので、体調を崩さないように気をつけます。それでは、今から会社に行き、佐久間室長と打ち合わせをします。



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2016年12月16日 佐久間庸和