神戸の結婚披露宴

25日の神戸は素晴らしい秋晴れでした。
この日、(株)平安さんの常務取締役である兼松宏光さんの結婚披露宴に参列しました。
披露宴は13時より、平安さんの結婚式場「エスタシオン・デ・神戸」で開催されました。


トップバッターで挨拶しました



エスタシオン・デ・神戸に着くと、互助会の仲間にたくさん会いましたので、わたしはみなさんに『儀式論』(弘文堂)購入の御礼を申し上げました。披露宴は300名以上の参列者で、じつに盛大でした。さすがは神戸の「冠婚葬祭王」である兼松家です。冒頭、新郎よりウェルカム・スピーチがありました。



わたしは新郎側の主賓ということで雛壇の真ん前に席が用意され、恐縮するばかりでした。
主賓の挨拶を頼まれていましたので、わたしは指名を受けるとマイクに向かいました。
マイクの前に立ったわたしは、まず次のように述べました。
「いま、ご紹介にあずかりました、全互連会長を拝命している佐久間と申します。各方面の諸先輩方がお集りの中を、大変恐縮ではございますが、ご指名でございますので、お祝いの言葉を一言述べさせていただきます。本日は、ご両家・ご親族の皆様、誠におめでとうございます。新郎新婦のお二人はもちろんのことではありますが、ご両家に置かれましても、11月25日という今日の日が、良き縁が結ばれ、育まれてゆく記念すべき日となりましたことを、心よりお祝い、お慶び申し上げます」


主賓の挨拶をしました



それから、わたしは以下のように述べました。
「平安 神戸様は、皆様もよくご存じのことかと思いますが、この神戸において、地域に根差し、地域から愛され親しまれ必要とされている会社であります。それはひとえに、創業されました1970年から今日まで、冠婚葬祭互助会というシステムを大切にし、そして着実に発展をされてきたからであると存じます。わたしも、同業者の一人として、実に学ぶべきところが多い会社であると常日頃感じているところです。また、新郎のお父様の兼松会長様に置かれては、その見識の高さと、卓越した経営センスに心より敬意を表するところであります」


互助会業界の未来に言及しました



さらに新郎に言及し、以下のように述べました。
「新郎の宏光様は、将来は後継者としてこの会社を率いてゆく方であります。ちょうど、わたしどもの互助会業界においては、次世代の後継者となる若手の方が増えてきております。ぜひとも、同年代の若手の皆さんで、これからの会社のことはもちろん、業界全体のことも含め、議論を交わしながら切磋琢磨をしていただければと思います。そうなることで、わが業界も、さらに発展していくことができると信じております。なかでも、新郎の宏光様は、美しく素晴らしい伴侶を得られて、中心的な一人としてご活躍をされることを切に願うところであります」


心を込めてスピーチしました



そして、最後にわたしは以下のように述べたのでした。
「宏光という名前の中には『光』がありますが、これに光田家の『光』が加わって、さらに輝きを増すことでしょう。大いに期待しております。結びに、お二人のお幸せと、平安神戸様の社業の益々のご繁栄を心より祈念申し上げ、お祝いの言葉とさせていただきます。本日は、誠におめでとうございます!」



その後は、美味しい料理とお酒をいただきました。
マグロの解体ショーで作られた刺身と神戸牛のステーキが特に旨かったです。
ウエディングケーキも、とても美味しかったです。
業界の仲間ともたくさん話すことができました。



新婦の美しい花嫁姿を見ていると、わが二人の娘たちの将来について考えてしまいます。長女はもう23歳なので、いつ「そのとき」が来てもおかしくありません。わたしは、「そのとき」を想像して、センチメンタルな気分になりました。



それにしても、やはり結婚披露宴は良いものです。この祝福ムードがたまりません。
「祝う」という行為には人間の最も「善き」部分が表現されていると思います。
本日は、誠におめでとうございました。末永くお幸せに!



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2016年11月25日 佐久間庸和