松柏園新館起工式

ブログ「サンレー創立50周年記念式典」ブログ「サンレー創立50周年記念祝賀会」から早くも3日が経過しました。いまだ興奮覚めやらぬところですが、21日の10時から 松柏園ホテルの新館「VILLA LUCE」の新築工事起工式が行われました。


一同礼!

新築工事起工式のようす

本日の神饌

本日の式次第

一同、低頭しました

清祓之儀のようす



この日は、九州の名門神社である戸上神社の是則國興権禰宜をお招きしました。
起工式の中心は、いわゆる地鎮祭です。地鎮祭は、「安全祈願祭」「鎮地祭」「土祭り」「地祭り」「地祝い」などとも呼ばれます。地鎮祭では、土地の四隅に青竹を立て、その間を注連縄で囲って祭場とします。祭場の中には木の台(八脚台という)を並べ、その中央に神籬(ひもろぎ)を立てて祭壇とします。神籬とは、大榊に御幣・木綿を付けた物です。これに神を呼ぶのです。さらに祭壇には、酒・水・米・塩・野菜・魚といった「供え物」を供えます。起工式では「地鎮之儀」が行われます。


佐久間会長による「刈初の儀」のようす

わたしは「鍬入之儀」をしました

鈴木社長による「鋤取之儀」のようす

出光執行役員による「杭打之儀」のようす



今日は、サンレーグループの佐久間進会長が「刈初の儀」、社長であるわたしが「鍬入之儀」、設計を担当したスズキ設計の鈴木社長が「鋤取之儀」、施行を担当する日本建設株式会社福岡支店執行役員の出水支店長が「杭打の儀」を行いました


最初に玉串奉奠する佐久間会長

続いて、わたしが玉串奉奠しました

東常務に続いて二礼二拍手一礼



その後、玉串奉奠では、最初に佐久間会長が行いました。
続いて、社長のわたし、スズキ設計の鈴木社長、日本建設の日野社長、 サンレーの東常務、松柏園ホテルの山下格総支配人が玉串奉奠しました。東常務に続いて本社関係者が、山下総支配人に続いて松柏園関係者が二礼二拍手一礼しました。


新築起工式のようす

是則権禰宜による乾杯の音頭

神酒拝戴しました



その後、是則権禰宜の乾杯発声で神酒拝戴しました。
それから、日本建設さんによる「安全宣言」がありました。
この場所には結婚式場を建設するわけで、当然ながら教会=チャペルも建てられます。しかし、キリスト教の施設であるチャペルを建設する際には、神道による「地鎮祭」が執り行われるというのが面白いですね。やはり、その土地の神様(氏神)に土地を使わせていただくことの許しを得なければならないのです。ここに、わたしは日本人の「こころ」の主柱が神道であることを痛感します。それから、神酒拝戴の後に「安全宣言」というものを初めて経験しましたが、わたしは起工式のアップデートとして素晴らしいアイデアだと思いました。


施主挨拶をしました

「むすび」について話しました


みんなで神酒を頂いてから、最後はわたしが施主挨拶をしました。
わたしは、「やはり儀式というものは人間の魂を活性化させてくれます。
冠婚葬祭がなかったら、人類はとうの昔に滅亡していたのではないかと思うのです。
わが社の社名である「サンレー」には『産霊(むすび)』という意味があります。神道の言葉ですが、新郎新婦という二つの『いのち』の結びつきによって、子どもという新しい『いのち』を産むということですね。『むすび』によって生まれるものこそ、『むすこ』であり、『むすめ』です。結婚式の存在によって、人類は綿々と続いてきたと言ってよいでしょう」


安全第一でお願いいたします!



それから、わたしは「いよいよ、念願の松柏園ホテルの新館が建設される運びとなりました。わたしは松柏園で生まれ、松柏園で育ったので、まことに感慨深いものがあります。新館は、これまで北九州にはなかったような最先端の『アーバン・リゾート』をコンセプトに建設されます。チャペルやレストランなども併設され、新たなブライダル・シーンを切り拓いていきます。最後に、何は置いても、工事は安全第一でお願いします」と述べました。


NEW・松柏園ホテルのイメージパース



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2016年11月21日 佐久間庸和