冠婚葬祭マナー講座


ブログ「親子でウエディング体験」で紹介したイベントは大好評でした。
小学生を対象に、模擬結婚式や模擬披露宴を行い、子どもたちが普段学校では教わることができない「結婚の意味」について考える機会を設けたのです。今日は、特別支援学校の生徒さんを対象に、冠婚葬祭のマナー講座と実際にどのように葬儀が行われるかを体験していただく模擬葬儀を開催しました。会場は、戸畑紫雲閣です。


会場となった戸畑紫雲閣の前で

「冠婚葬祭マナー講座」の看板の前で



いま、地縁や血縁の希薄化によって葬儀をよく知らないという人が多くなってきています。
以前は近所や町内で葬儀があるときには隣保班の方が葬儀を手伝ったり、色々な関わりがありましたが現在はそのようなことが行われることは少なくなっています。
近年「家族葬」や「直葬」という言葉が独り歩きし、様々なメディアで取り上げられ、外部とのかかわりを極端に避ける人が多くなっています。


講座前のオリエンテーション



家族葬」や「直葬」が増加することにより、子どもたちに「葬儀」とは何かということを学び、体験する機会を無くさせているのではと考え、わが社では、「葬儀」の大切さを子どもたちが学ぶ機会をもうけるため、新しいプロジェクトを始動させました。
今回、わが社のセレモニーホール「戸畑紫雲閣」を使用し、北九州市戸畑区北九州市立特別支援学校である「北九州中央高等学園」の生徒さん46名を招いて冠婚葬祭のマナー講座と実際にどの様に葬儀が行われるかを体験していただく模擬葬儀を開催いたしました。
画期的な試みであるということで、多くのマスコミも取材に訪れていました。


わたしも駆けつけました

冒頭、挨拶をさせていただきました



冒頭、わたしから参加した生徒さんたちに挨拶を述べさせていただきました。
わたしはまず、以下のように大きな声でゆっくりと語りかけました。
最初に「みなさん、こんにちは!」と言うと、大きな声で「こんにちは!」という返事が返ってきました。とても元気で、礼儀正しい生徒さんたちで、なんだか嬉しくなりました。
わたしは「素晴らしい挨拶ですね。今日は、みなさんとお会いできて嬉しいです。今日、みなさんには『いのち』の大切さやお葬式の大切さを、お葬式のマナーと一緒に勉強していっていただきたいと思います」と述べました。



みなさんとお会いできて嬉しいです!

とても礼儀正しい生徒さんたちでした



それから、わたしは以下のように述べました。
「お葬式とはどういうものかわからない方もたくさんいるのではないかと思いますが、人間にはいつか必ず亡くなる日がやってきます。亡くなるというのは死んでしまうということです。これはどんな人にも必ずおきることです。そして人が亡くなったときには必ずお葬式をしますし、お葬式というものは人にとってとても大切なものです。今日はその大切なお葬式がどのようなものかを勉強していきたいと思います」


「お葬式」は何のためにするのでしょうか?

「いのち」の大切さを学んでほしい



そして、わたしは以下のように述べたのでした。
「みなさんに来ていただいたこの戸畑紫雲閣は実際にお葬式を行っている場所です。将来みなさんは学校を卒業して、いつかはお葬式に参加することが必ずあると思います。そのときにみなさんが困らないようにマナーやどういう風にしたらよいか、そういった勉強もしていきたいと思います。今日勉強することは、北九州中央高等学園のみなさんにとって、きっと役に立つものだとおもいます。わからないところはどんどん質問して、楽しみながら勉強して下さい!」


わからないところはどんどん質問して下さい!

セミナーのようす

セミナーのようす

わたしも、セミナーに参加しました



そして、講座のスタートです。最初に生徒さんの代表から号令がかけられ、一同礼しました。
それから、わが社の総合研究所の進藤恵美子講師より「いのち」の大切さやお葬式とはどの様な意味をもつのかという60分のセミナーが行われました。


サンレー社員が優しく指導しました

焼香の練習のようす



その後、戸畑紫雲閣の式場で模擬葬儀を体験していただきました。受付担当・会葬者役などにわかれ、実際の式場を使い、焼香や献花を行いました。先生方にも親族役として参加していただき、参加者全員で模擬葬儀を行いました。


献花の練習のようす

玉串奉奠の練習のようす



今回、「葬儀」の大切さやマナーなどを学んでいただくという目的があったのですが、実はもうひとつの目的がありました。それは生徒さんたちがこれから社会に巣立っていく中でいつか葬儀に参列することがあるはずです。そのときに、生徒さんたちが困らないようにしたいと先生方が思われていたのです。その先生方の気持ちを知ったわたしたちは、ぜひサポートさせていただきたいと思った次第です。


受付の練習のようす

一同礼をする生徒さんたち



120分という長時間にもかかわらず、生徒さんたちはまじめな表情で集中して参加していました。最後にはクラスごとに記念撮影を行い、セミナー・模擬葬儀は終了しました。
今回の講座に参加することで、生徒さんたちが「葬儀」の大切さを感じてくれれば嬉しく思います。またこのイベントに参加したこの生徒さんたちには、将来、自分が親となったときに自分の子供たちに「葬儀」の大切さを伝えてほしいと思います。


毎日新聞」10月14日朝刊



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2016年10月13日 佐久間庸和